大阪弁天町の漢方薬局「廣田漢方堂薬局」のブログ

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$大阪弁天町の漢方薬局「廣田漢方堂薬局・鍼灸院」

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昨日のリウマチのブログでも書きましたが、身体を動かすというのは非常に重要なことであり、身体を動かす=老化を予防するということに他なりません。

 

東洋医学的に老化というもの考えた場合、老化は腎陽虚・腎陰虚もしくは腎精不足から生じる現象と考えることができます。

 

腎虚が起こるということは、わかりやすく言うと人間が備えている予備能力、つまり外界刺激や内部環境のバランスの乱れを吸収するクッション材がペラペラになるということを意味しています。

 

若い時にはクッション材が分厚いため、気候・風土・暴飲暴食・労働環境・ストレスなどに対しての抵抗力がある程度備わっており、そのクッションが衝撃を吸収するために身体の機能構造には影響を与えないので、不快症状なく過ごすことができます。

 

しかし腎虚により、クッション材がペラペラになると、それらの刺激を逃がす機能=予備能力がなくなるため、ダイレクトに衝撃を受けてしまい、実に様々な問題を起こすようになるわけです。

 

これを一般的名称で「老化」と呼ぶわけですね。

 

しかも腎虚が起こってしまうと予備能力が低下するため、心肺機能や消化機能をはじめとし、筋力・体力なども総じて低下してしまい、気血津液、つまりエネルギーや栄養素、体液などをスムーズに循環させることができなくなり、気滞・€瘀血・湿痰などの病理産物が形成されてしまいます。

 

これらの病理産物が脳に蓄積すれば認知症、脳血管に詰まれば脳梗塞、心臓では心筋梗塞や狭心症、高血圧、内臓に蓄積すれば悪性腫瘍、筋肉や骨に蓄積すれば神経痛や関節痛などといった疾患を引き起こしてしまうわけです。

 

これに対し、西洋医学では身体全体の機能向上を図り、体力や機能を回復させ、体内で生じている汚れ=病理産物を解消し、老化を食い止めて、それらが原因で生じている複数の疾患を同時に治療するという概念を一切持っていません。

 

したがって高血圧があれば降圧剤、血糖値が高ければ血糖降下剤、痛みがあれば鎮痛剤などといったように、個別で対応することしかできないため、服用する薬が年々増加するという結果を招きます。

 

日本は超高齢化社会となり、医療費も毎年一兆円規模で膨らんでおり、介護保険も年々負担が増加していくという負のスパイラル現象が起こっています。

 

しかも個別に対応する処置によって、健康を取り戻すケースはほとんどなく、多くの場合は症状をごまかすだけであり、何の根本的な解決にもなっていないため、薬を減らすこともできずに一生服用し続ける必要が出てくるわけです。

 

昔、よく患者さんから「この薬はいつまで飲まなあかんのかな~」と聞かれたりしてましたが、「そりゃ~、その状態に陥った原因を自分で改善しようとしない限り、一生飲まないとダメでしょうね」とはよう言えませんでした( ゚Д゚)

 

皆さん若い時には、「自分はまだ大丈夫」と思っていると思いますが、こういう状況はある時を境に一気に噴出してきます。

 

だから根拠のない自信は持たないでください。

 

自分の身体を自分自身できちんとメンテナンスしない生活を送っていると、ほぼ確実に上述のような状況がある日突然起こってきます。

 

 

僕はそういう方々をいやというほど診てきたので、そういう状況に陥らないために、日々自分自身で身体をメンテナンスしているのです。

 

つまり、ほぼ毎日行っている筋力トレーニングで身体を大きくして予備能力が加速度的に衰えないようにし、筋肉に刺激を与えることで成長ホルモンの分泌を促し、新陳代謝を活性化しやすい状況を作って老化=腎虚を防いています。また空手や柔術を通して、「動ける身体」を作り、同時に心肺機能を高めて、血中酸素を増やし、ミトコンドリアを活性させ、血液循環効率を高めて、気滞・€瘀血・湿痰が蓄積しないように予防しているわけです。

 

* 有酸素運動は逆に老化を促進すると考えていますが、それはまた次の機会に説明します。

 

また自分の身体が老化していく以外にも、予備機能が著しく低下する要因として、食事の不摂生、とくに質の良い脂質不足、たんぱく質不足、ビタミンやミネラル不足と過剰な糖質摂取に伴う肥満があります。

 

基本的に身体を作る栄養素には、食物繊維・ビタミン・ミネラル・タンパク質・脂質・炭水化物がありますが、現代人は炭水化物=糖質を必要以上に摂取する栄養バランスの乱れがあります。

 

運動していて気づくことですが、30代を過ぎてからの糖質というのは、運動によって消費したエネルギーを補うためだけに必要であり、運動直後以外はあまり必要のない栄養素です。脳のエネルギーはブドウ糖しかないので糖質を摂取することが大切と言われたりしていますが、糖質は糖新生という形で筋肉などのたんぱく質を分解して合成することが可能なので、普段の仕事、デスクワークなどで頭を使うときには、体の中で合成した糖質で十分間に合います。

 

つまり普段の食生活の中では糖質はほとんど必要ないということです。それよりも糖質をカットすることによって、筋肉を分解して糖質を作る糖新生=カタボリックを起こさせないようにするためのたんぱく質、細胞膜やホルモンの材料となる脂質もしっかりと摂取することが大切になってきます。

 

また体内で新陳代謝が行われる際には、酵素反応として加水分解という「水」を利用した反応が必須となります。したがってしっかりと水分を補給し、酵素反応が円滑に回るようにしてあげる必要もあります。

 

筋トレをする場合には、筋肉を合成する反応が活性化し、トレーニング時の発汗によって血液がドロドロになり、血液循環不良を引き起こす可能性があるため、最低でも1日2L以上の水分摂取が必要となります。

 

逆に運動習慣がない場合には、発汗量もそこまで多くならないし、新陳代謝量も多くならないので、水分はそこまで必要でなくなります。

 

運動をすること、きちんと食事を自分自身で管理することというのは、実は自分で自分の身体をメンテナンスしているということであり、このあたりの知識をきちんと身に着けるということは、つまり老化を自分自身で予防し、将来起こり得る腎虚に伴う様々な疾患を未然に防いでいるということになるのです。

 

僕は職業柄、こういうことを伝える立場にあるため、その勉強をし、そして自分で実践することで、よりリアリティのあるアドバイスができるように心がけています。

 

さらには自分自身がそういう老化現象を起こしたくない、そのためには自分自身でメンテナンスしないといけないことが分かっているので、誰が何を言おうが自分自身できちんと管理しているのです。

 

身体を動かし、食事に気を付ける生活を心がけるということは、老化を予防しているということに他ならないということを知っていただきたいと思います!

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当店ではリウマチの方からのご相談があります。

 

多くは西洋薬に頼りたくないということで、漢方薬を中心にリウマチを治していきたいと希望を持っておられます。

 

リウマチの方の話をお伺いしていると、やはり関節系の疾患であるがゆえに、身体を動かす、つまり運動することに対して過度な恐怖感を抱いている人もいらっしゃいます。

 

関節を必要以上に動かした場合、炎症が酷くなるんじゃないか、痛みが強くなるんじゃないか、など色々な不安を抱えているようです。

 

それとは逆に、本来、とても運動が好きだったのに、リウマチに罹患してしまいどうやって体を動かしたらいいのかわからなくなって、運動を止めてしまった女性もいます。

 

リウマチは、人それぞれどの関節に出るか、そして症状がどの程度進行しているかが千差万別です。

 

今までいろいろな方を見てきた経験では、疼痛性疾患に罹患してしまったからと言って、運動をほとんどせずに過ごした場合、加齢に伴う筋力低下から日常生活が困難となり、結果的に寝たきりになる可能性がとても高くなるような気がします。

 

この法則は、当然、リウマチの方にも当てはまります。

 

身体を支える骨・関節に異常が出る疾患である以上、僕はもう1つの支える機能である筋肉をいかにして落とさないようにするかが、リウマチの方のQOLを確保するための重要な要素だと考えています。

 

関節破壊が生じ、骨が変形してしまった場合を除き、薬で進行を食い止めたり、手術にて関節を再形成したりしている場合で炎症期でない限りは、身体を動かすようにして、筋力を保持し、動ける身体作りを積極的に行った方がいいのではないかと思います。

 

ただし、普通のトレーニングは疾患の性質上できないので、いろいろな工夫、補助器具などを用いて身体を支える体幹を中心に歩ける体作りを目指して下半身などを鍛えたほうが良いと考えています。

 

今相談に来られている50代の女性では、手首・股関節にリウマチ症状が出ていますが、肘・肩・足首は何の問題もないため、その関節をうまく利用した筋トレ方法をアドバイスし、実践してもらっています。また筋トレの効果を最大限に発揮してもらうためには、食事内容についても言及する必要があり、一般的にリウマチの人に良いと言われている食事内容とは異なり、筋力・体力づくりを目的とした食事方法を実践してもらうようにしています。

 

巷ではよくリウマチを進行させないような食材や食事内容についてのアドバイスはあるかと思いますが、それを実践することで身体を動かす原動力となる筋肉の機能・構造が脆弱化してしまっては元も子もありません。

 

重要なことは、リウマチに伴う疼痛を軽減させ、西洋薬を上手に併用して炎症反応を食い止めて関節破壊を極力緩やかにし、そのうえで動ける範囲できちんと動きながら、筋量を下げないようにトレーニングしつつ、食事にも気を付けていくことです。

 

これによりリウマチという基礎疾患は持ちながら、動ける身体作りができるので、QOLの低下がある程度防げると考えています。

 

僕自身、いろいろなトレーニングを実践し、ホームジムを持つくらい自宅で気軽に行えるトレーニングやグッズについての知識を持っていますし、さらに動ける身体作りに必須の栄養学についても、これまでいろいろと勉強してきているので、様々な角度からアドバイスをさせていただいております。

 

リウマチだからと言って、なるべく関節に負担のかからない生活をすることはとても大事ですが、それ以上にその生活を続けることによって全身の筋量が低下し、身体がどんどん動かなくなっていくことを防ぐことも大事になってくることを知っておいてほしいと思います。

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当店では、慢性的な運動不足や腹腔内~下肢にかけての血流障害に伴う体内毒素を取り除く目的で「ライセイジュ 大地の恵み」「ライセイジュ 海の一雫」というオリジナル商品を作っています。

 

この商品は、これまでの臨床経験から体内毒素を解消し、全身の血流を良くすると同時に新陳代謝を活性化して、身体の疲労感や女性の月経の問題、卵子の老化や子宮内膜環境などを調えるという目的があります。

 

そのほかにも血流を改善し、新陳代謝を改善することからスポーツや運動、トレーニング後によるエネルギー消耗、疲労倦怠感、皮膚や唇、粘膜といった組織構造の改善といった目的でも使っています。

 

体内毒素を解消することによって、身体が本来持つ機能を回復させるという働きを持たせた生薬配合サプリメントと位置付けています。

 

大地の恵み、海の一雫は、それぞれ役割が違うので、その時々によって使い分けるのですが、今回は「ライセイジュ 海の一雫」を使うことによって長年頑固に続いていた月経痛が消失した事例を紹介します。

 

30代の女性

妊活をしており、長年、月経痛があり、月経血の質や色などが良くなかったために漢方薬を使用。

漢方専門薬局にて煎じ薬などを使用するも月経痛のみが改善せず。そのため当店に相談に来られ、妊活と同時に、この頑固な月経痛を解消してほしいとの依頼を受けました。

 

使用している生薬を確認すると、活血化瘀や軟堅散結など、月経痛には特に効きそうな生薬が使われていたため、「これで月経痛が改善しないのはおかしいな~」というのが第一印象でした。

 

そこで当店では少し見方を変え、月経時に内膜が剥がれる際に炎症が起こってから剥がれ始めるのですが、この炎症が強すぎるために痛みが生じると推測。

 

そしてこの痛みは、日常生活での体内毒素の蓄積、および食生活でのオメガ3系の不飽和脂肪酸、オメガ6系飽和脂肪酸の摂取バランスが悪いことによる炎症の励起として考え、「ライセイジュ 海の一雫」を使用しました。

 

「ライセイジュ 海の一雫」には青魚由来のEPA(オメガ3系不飽和脂肪酸)が9粒中に600mgの高濃度で配合されており、脂肪分の摂取比率のアンバランスで生じる炎症を抑えながら、血液をサラサラにし、酸素の運搬効率を改善して新陳代謝をサポートする働きを持たせています。

 

ちなみにオメガ6から作られるプロスタグランジンは基本的に炎症を促進し、オメガ3から作られるプロスタグランジンは炎症を抑制するように働くと言われています。

 
この女性の場合は、炎症を促進するオメガ6の摂取量が多かったために慢性炎症が起こり、漢方薬でいくら活血化瘀や理気止痛、柔肝止痛をしても痛みが止まらなかったわけです。
 
逆に炎症を抑制するオメガ3のEPAが高濃度で配合された「ライセイジュ 海の一雫」を服用したことによって、脂肪分の配合比率が改善し、慢性的な炎症が治まったため、それらの漢方薬を使用しなくても痛みが自然に落ち着いていったと考えてよいと思います。
 
この症例からわかることは、普段から何気なくとっている食事によって、体の中のありとあらゆる反応が決定づけられており、そのバランスが悪いと頑固な痛みや痒み、そこから発展して炎症が励起され、体調が整わなかったり、赤ちゃんができにくかったりするようになるということです。
 
こういう時には普段の食事に気を付けるのはもちろんのこと、その状況を改善するのに必要な成分が配合されたサプリメントを上手に使って、歪んだバランスを整えてあげることが大切になってきます。
 
今回は当店で作っているオリジナルサプリメントがしっかりと効いてくれたとのことで、とてもうれしく思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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