大阪弁天町の漢方薬局「廣田漢方堂薬局」のブログ

大阪弁天町の漢方薬局「廣田漢方堂薬局」です。


【廣田漢方堂からのお知らせ】
剥脱性口唇炎


当店では、これまで数十例の剥脱性口唇炎の治療実績から、当店独自の漢方理論を構築し、より効率よく剥脱性口唇炎の治療することができます。

剥脱性口唇炎


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この仕事をしていると前から何度か言っているように、調剤薬局で働くことに疑問を持ち、医療従事者としての誇りを持とうと相談薬局系に興味を持つ薬剤師が少なくありません。。。

 

ただ調剤の世界と違って、相談薬局は自分1人いれば、あとは薬剤師を雇用しなくてもいいので、相談薬局で働きたいと熱心に勉強をしていても、なかなか就職先が見つからないのが現状です。

 

僕のところにも、過去思い返すだけでも10人以上の人が「どうすればいいのか?」ということ、「漢方に興味があるけど、どうやって勉強すればいいのか?」みたいなことを聞きに来ます。

 

昔は、わざわざ時間を取って話をしたりしたこともあったけれど、そのほとんどが当たり前のように話を聞きに来られ、その後は何の連絡もありません。(お礼1つもない)

 

こちらとしてはわざわざ時間を割いてるため、徒労感が半端じゃありません。

 

それでなくともスタッフを含め、勉強会に参加されている薬剤師の方、その他、漢方薬局を経営されている先生にいろいろな面でサポートしながら、自分の日々の仕事や勉強をこなす毎日です。

 

僕としては、漢方薬局業界できちんと基礎から教えてくれる勉強会があまりないことから毎月勉強会を開催し、そこに来られている受講生のために何ができるかを考えながら、この業界に何か恩返しができないかを模索しています。

 

幸い、この勉強会の内容は毎回DVDに収録しているため、僕がこの人だったらDVDで勉強してもらう価値があると思った人には、そのDVD及び資料をお渡しています。

 

このDVDは僕が開業してからの約10年間、約2000冊の専門書を読んできた内容をまとめ、先輩方の症例や考え方を自分なりに理解できるようにまとめたり、自分が臨床で気づいたことを日記的にまとめたものを、基礎中医学、臓腑経絡学、弁証学、生薬学というように教科書的に再編集したものを資料とし、それをもとに講義をしたものです。

 

1回当たりの収録時間は約6時間。すでに11回行っているため、66時間の内容が入っており、資料の総ページは300ページ以上に及びます。

 

完全非売品の超激レアDVD。

 

もちろん簡単には売りません。。。。

 

僕がこの人には勉強してほしいという情熱を感じた人にしか渡しません。

 

ちなみに過去、DVDをお渡しする約束をした人は勉強会に参加している受講生を除き、たったの1名。

 

今度、調剤薬局の仕事に将来を見いだせず、漢方を勉強しているという方が相談に来られるようですが、この方はどんな人でどんなことに悩んでいるのか・・・。

 

こちらが提示した条件を快くのんでくれるということでしたので、相談にしっかりとのりたいと思います。また本気度が伝わってくれば、勉強会には人数の関係で参加できませんが、その代り毎月の勉強会を収めたDVDをお渡しし、ともに精進していけるかもしれません。

 

将来、調剤薬局以外の道で何かしたいと考えていたり、悩んでいたり、漢方の勉強で悩んでおり、本気で一度相談したいと思っている方がいれば、連絡いただければ、いつでもご相談にのりますよ。(ただし本気の人だけね!)

 

その中で、DVDを使って勉強したいという希望があれば、僕の最終判断が必要ですが、お渡しすることも可能ですので、お問い合わせください。

 

この薬剤師業界が少しでも良くなるように、微力ながら人生相談を受けたいと思いますm(__)m

 

 

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最近、不妊症関連で何かと話題に上る「男性不妊」。

 

不妊症の原因の約半数が男性由来とは、同じ男として笑っていられません・・・。

 

精子の数、運動率、直進性など、いずれかの数値が悪い場合、中医学では「腎虚」と考えることが多いようですが、はっきり言って今まで腎虚タイプの男性不妊はあまり出会ったことがありません。

 

ほとんどのケースが、運動不足や食べ過ぎによる「酸化ストレス」に伴う生殖機能減弱タイプです。

 

幸いなことに、当店ではこの酸化ストレスに対して、結構な確率で効果を示してくれるサプリメントを使用していますので、ほぼこのサプリのみで対応しているような状況です。

 

がしかし!

 

中には手ごわい人もおり、それだけではビクともしないこともあります。

 

そういうときには、精子の質が低下していることについて、その原因を確認し、改善するために中医学的に考えていきます。

 

最近あったとある症例では、仕事の関係上、接待が多く、酒を飲み、ほとんど運動することがない状況でした。

 

この男性は、結婚後、「妊娠」というプレッシャーのため、性欲が減退し、勃起不全に陥ることもあるということでした。

 

普通なら、このプレッシャーによる勃起不全を「肝気鬱結による疏泄失調が原因」もしくは「腎虚が原因」と考え、疏肝理気剤や補腎剤を使う方もいらっしゃると思いますが、僕は全く違うものを使いました。

 

それは上述の「酒を飲み、ほとんど運動することがない」という点を重要視したためです。

 

男性ならわかると思いますが、普段はそうでもないのに、飲酒すると途端に勃起不全になりやすくなることがあるのです。

 

これは飲酒による「湿熱」により、三焦が主る脳膜機能が麻痺し、脳機能異常を起こすことによって生じるものと考えています。

 

しかもこの湿熱が三焦に停滞することにより、腎の生殖機能を低下させ、精子の質を著しく悪化させるのです。

 

「三焦は腎を根とす」ということから、三焦に蓄積している湿熱は腎に悪影響を及ぼすと同時に、三焦は心包と表裏関係にあり、心との関わりが深く、心は脳機能を主り、腎は脳実質を主ることから、飲酒による湿熱邪の蓄積によって心腎がダメージを受け、精子の質及び性欲に異常が生じるという論理展開です。

 

この考え方に従い、三焦空間に蓄積している湿熱邪を使うこと2週間余り。。。

 

精液検査をすると正常の1/10くらいの濃度、運動率、直進率しかないこともあった男性の精子の質が正常にまで戻っていたというご報告を頂きました。

 

この男性にも当初は酸化ストレスを軽減するサプリを使用していたのですが、良い結果が出なかったために、生活習慣からこのような答えを導き出し、良好な結果を得ることができました。

 

ちなみに当店では、男性の場合、よほどのことがない限り、生活習慣を見直すように言いません。

男は弱いので、そんなことを言われるとやる気をなくしたり、逆に反発したりするからです。しかもこの男性は仕事上どうしても仕方のないことであり、養生を言うことによって、余計なプレッシャーが生じ、モチベーション低下を起こしてしまうことを懸念したからです。

 

まぁ、なにわともあれ、漢方がよく効いてくれたようで何よりです・・・!

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クローズアップ現代が昔に放送していた「糖質制限」についての内容。

 

ある人がメタボになったり、体型を気にして糖質制限を自己流で行い、痩せたものの、糖質制限における重要なルールを知らないために起こった体調不良に陥った話です。

 

はたまたどこかの大学の教授が、糖質制限することにより筋肉分解による糖新生が促進され、今よりも隠れメタボが増えるという警鐘を鳴らし、糖質制限などすべきでないという内容でした。

 

僕はこれを見て愕然としましたよ。

 

糖質制限のルールを無視すると、こういう事態に陥るかもしれないから、正しい糖質制限の方法を理解しましょう!という内容だったらまだしも、「ホラ!糖質制限するとこんな目に会うこともあるので、危険ですよ!!糖質はしっかりと摂りましょう!」という内容だし、大学教授に至っては、いやいやお話にならんですよその理屈。。。レベルで開いた口が塞がりません。

 

この番組に出て糖質制限を行い、体重が20㎏近く落ちた男性は、糖質制限のルールを無視して、極端なカロリー制限&糖質制限を同時にしてしまったため、エネルギー不足から通勤中に倒れるという話をしてました。

 

いやいや、そりゃ倒れるっしょ。。。

 

そもそも人間の体内エネルギーは糖質か脂質のどちらか。

 

糖質制限をする場合、もう1つのエネルギー源である脂質は絶対に摂取しておかないといけません。

 

そうしないと脳のエネルギーであるブドウ糖、もう1つのエネルギーであるケトン体両方共が枯渇し、脳機能が低下してしまい、全身の筋肉を動かす原動力も枯渇するため、強度の体調不良に見舞われます。

 

一昔前は、脂質こそが肥満の原因だと言われていましたが、今は遠い昔。

 

良質の脂質では、肥満になりません。

 

糖質制限を行い、脂質をしっかりと摂取するというのは、日常における代謝のエネルギー源を「糖質から脂肪へと切り替える」ということに他なりません。

 

そのため、体脂肪がエネルギーとして消費され、結果的にメタボになりにくくなるのです。

また糖質制限しながら極端なカロリーオーバーにならなければ何もしなくても今まで体にまとわりついていた体脂肪が消費されるため、痩せてメタボから離脱できるのです。

 

このルールを無視し、たんぱく質を中心とした食生活を送り、カロリー摂取量が少なすぎると、糖質制限による糖分の枯渇、および脂質摂取不良による脂質の枯渇のダブルパンチになります。

すると人間は筋肉を分解してエネルギーを生み出すしかなく、糖新生によって糖質を作り出していきます。

 

しかし残念なことに、この糖新生にも大量のエネルギーが必要になるため、限界を超えると糖質を生成できなくなり、結果として低血糖が起こって昏倒症状が出てくるのです。

 

糖質制限によるダイエットでは、

① 良質な脂質(オリーブオイル、亜麻仁油、青魚など)をしっかりと摂取する。

とくにココナッツオイルやMCTオイルは中鎖脂肪酸と呼ばれ、脂肪になりにくく、甘草です具にケトン体に変換され、エネルギーとして利用される脂であり、しかもココナッツの皮は大腹皮は祛湿、味は檳榔子で行気導滞で汚れを洗い流す作用を持ち、ヤシの実洗剤に代表されるように油汚れを落とす作用も持っています。

 

人がココナッツオイルを取るということは、この油汚れを落とす作用を取り入れることに他ならず、これが体脂肪やその他の汚れを落とし、身体の機能を調えることにつながるのです。

 

② タンパク質を体重1㎏あたり最低2g摂取する。

タンパク質をしっかりと摂取することでカタボリックによる筋肉分解⇒糖新生を予防する。

 

そのほか、代謝に必要なビタミン、ミネラルを野菜類から摂取し、不足する分はサプリメントを上手に使う必要があります。

 

摂取する量は厳密に言うと、その人の年齢、体重、運動量などによって変わってくるため、各自が自分自身で計算する必要があります。

 

このルールをきちんと守ると、身体は栄養はしっかりと入ってきているから、糖質がなくても筋肉を分解してわざわざ糖質を作る必要はありません。

 

「それより脂質がたくさんあるから脂質からエネルギー作ろう!」というスイッチが入り、脂質代謝が促進されるのです。それにより体脂肪が減少し痩せることができるわけです。

 

大学の教授はこのことを知らず、糖質制限すると単純に糖新生が促進され、筋肉破壊による代謝不良が起こると考えているのでしょうが、実際はそうではないのです。

 

ルールを守り、脂質、タンパク質をしっかりと摂取すれば、カタボリックによる筋破壊は最小限に食い止められます。

 

これは僕自身が経験済みです。

 

僕自身は今年に入って炭水化物を一切口にしていませんが、筋トレによるバルクアップは継続できており、筋肉量の減少は起こっていません。さらに脂肪燃焼スイッチが入っているため、身体の脂肪は徐々に減ってきています。

 

つまりより健康的な身体になることができているのです。

 

こういう話をすると糖質制限ではリバウンドが怖いと言われるのですが、そもそもライザップなどでの短期集中型の厳しい糖質制限に何の意味があるのでしょう??

 

その時はメタボが解消され、どんどん痩せていく姿に嬉しくなると思いますが、目的を達成した後こそが本当は大事ですよね??

 

でも目的を達成したことで、それを継続するモチベーションを維持できず、ダイエット期間が終了した後、再び炭水化物を大量に摂取するような生活やカロリーオーバーな食生活に戻ってしまうから結果的にリバウンドするのです。

 

大切なことは、痩せることではなく、いつまでも元気で健康不安のない身体を作ることであり、短期的に捉えるのではなく、長期的に物事を見て、長く実践できる体制を整えることです。

 

つまりそれまでの厳しい食生活を緩め、作り上げた体型を維持できる「自分の状況にあった食生活を心がける」だけでいいのです。

 

そういう視点で正しい糖質制限をすると、普段の食事で周りが糖質をおいしそうに食べていても、「自分には糖質は必要ない」と思えますし、欲しいという欲求は起こりません。

 

糖質制限はある意味、禁煙と同じで、健康のために糖質を摂らないことを決め、それを毎日実践し続ければよいのです。

 

たまたま糖質を摂取してしまっても、また翌日から元の状態に戻せばよいだけの話です。

 

糖質制限では、カロリー制限と異なり本当に食欲がなくなり、食べたい気持ちと闘わなくていいし、何より満腹感をすぐに感じられるようになるので、食べられないことによるストレスはほとんどありません。

 

だからこそ継続しやすい食事療法なのです。

 

痩せるため、健康的な身体を維持するためには、カロリー制限と糖質制限のどちらかしかありません。ただし、どちらが正しいというのではなく、ケースバイケースで正しく使い分けること、そして何より両者を混合しないことが大切です。

 

その人の体質により、どちらの方がより健康的な人生を送れるか、それを知らないことには何も始まらないのです。

 

健康的な人生を送りたい人は、まず自分の身体がどちらのタイプなのかを知ることから始め、正しい食事療法ができるようにトレーニングしていただきたいと思います。

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