アレクサンドロ原田です。仕事は依頼者が居て初めて仕事になるゆえに、必ずしも自分のやりたいことと合致するとは限りません。時には大きく異なる内容を依頼されることもあります。

このような仕事はあなたにとって
「与えられた仕事」でしょうか?
「任された仕事」でしょうか?


依頼する側にとっては仕事が完了すれば良いので、どちらも同じ意味かと思います。しかし仕事をする当人にとっては「与えられた仕事」と「任された仕事」とでは正反対の結果になります。

それぞれ込められているニュアンスが異なります。

「与えられた仕事」は気が進まないとか、やりたいことと違うとか、往々にしてネガティブな言霊が込められています。仕事の進め方も言われたことだけするとか、やっつけ仕事になるとか、受け身の姿勢になります。

「任された仕事」は自分が選ばれたとか、信頼されたとかポジティブな言霊が込められています。仕事の進め方もよりクオリティを上げてみようとか、次の工程を意識してみるとか、主体性のある姿勢になります。

考えてみましょう。もし貴方が仕事を依頼する側だったら、与えられた仕事をする人と、任された仕事をする人とでは、どちらにお願いしたいでしょうか?

2回目を依頼するのはどちらでしょうか?
さらに責任があったり、高額のフィーを支払う仕事を依頼しようと思うはどちらでしょうか?

もうお分かりですね。

「与えられた仕事」をする人はどんどん年収が下がっていきます。生活の為にやりたくもないことに時間と労力を費やす人生に終始することでしょう。

「任された仕事」をする人はどんどん豊かになります。より自分のやりたいことが出来る人生を体現していくことが出来ます。

そうは言っても目の前の作業を気が進まないと思うかもしれません。


会社員ならば企画の仕事をしたくて入社したのに新人のうちはコピー取り等雑用ばかりです。占い師やヒーラーになりたくて個人事業主になったけれど、生活の為にレジ打ちのアルバイトをせざるを得ないかもしれません。

自分のやりたいこととは程遠いかもしれません。しかし依頼する側は
貴方ならやり遂げると思っているから
仕事を依頼しているのです。つまり任せているのです。

目の前の仕事を与えられた仕事ではなく、任された仕事だと思って取り組んでみましょう。

与えられた仕事だと思う人は年収が下がります。
任された仕事だと思う人は年収が上がります。