【DVD】KRAZZY 4

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2008年 ラケーシュ・ローシャン監督の下、ローシャン一家の総出で作成された映画ですね。
豪華なアイテムナンバーが3回も!ラーキー・サーワント、シャールク・カーン、リティック・ローシャン!!
なんとも豪華なアイテムでしたぁ。アイテムにしてはシャールクもかなりしっかり踊ってましたし、骨無し踊りと

いう人も少なくないリティックさまですが、やはり誰がなんと言おうとダンスの上手さは格別です。
最近ランヴィールも踊りの名手ではありますが、ここまで気持ち悪いとまで言わしめる個性的なずば抜けたダンス

はそうそう極められないでしょう。(笑・ファンだからゆえですのでご了承ください)

そんなダンスシーンはおいておいても、出演陣も気になるアクターばかり!
さぁ、さっそく


【素人あらすじ】

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精神病院のドクターであるドクター・ソナーリー(ジュヒー・チャーウラ)は患者4人を引き連れて、インド独立記念日にクリケットの試合を見に行くことにした。


そのメンバーは

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怒りの感情をコントロールできず、すぐに暴れてしまうラージャ(アルシャド・ワルスィー)。

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失語症で弱気な挙動不審ダッブー(スレーシュ・メーナン)。

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いまだインドは独立していないと思い込んでいる愛国主義のガンガーダル(ラージパール・ヤーダヴ)。

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極度の潔癖症で他人が捨てたゴミすらも許せないムカルジー(イルファン・カーン)。

の4人だった。


5人の乗り込んだ車は、目的地に付く前に、ソナーリーの所用で立ち寄ったクリニックで止まり、4人の患者たちは車で待っていた。

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しかしその間にソナーリは何者かに誘拐されるが、

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偶然にもトイレを済まそうと外に出たダッブーは誘拐犯の顔を見てしまった。
しかし言葉を話せないダッブーは何もいえないまま車に乗ってしまった。

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なかなか帰ってこないソナーリを待つ間、ラージャは元恋人であった、テレビ局のキャスターをしているシカー(ディヤ・ミルザ)を見かけ会いに行く。

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その昔シカーの父親に会ったとき、ラージャはちょっとしたことからシカーの父親を殴ってしまったのだ。そのことでシカーにののしられ、そのショックで彼は精神病院に自ら入院したのだった。

再開して反省の色を見せるラージャを、シカーはまた父親に合わせるが、偶然居合わせたシカーの上司に、またしても暴力をふるい、シカーはあきれて突き放すのだった。

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その頃、誘拐されたソナーリは目隠しをされ、脅されている。

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マフィアのドンが殺人容疑で逮捕され、それを釈放するために悪徳警官が策を考える。
その策は、法廷尋問でドンの精神錯乱が認められれば無罪放免、釈放されることだろうということだった。
そのため法廷に証人としてあがるための4人の医師が決められたが、そのうちの1人がソナーリであったのだ。
他の3人はすでに買収済みであったが、ソナーリは脅迫に一切応じようとはしなかった。


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そしてその頃、4人は政財界の大物でソナーリの夫(ラジャト・カプール)に事情を話しにいったのだが、

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なんとそこに悪徳警官が現れ、その顔を見た言葉を話せなかったダッブーが言葉を発した。

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ダッブーは悪徳警官が誘拐犯であると言い、ソナーリ誘拐の首謀者は夫であることがばれたのである。

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4人はソナーリの夫の命令によてすぐさま殺されそうになったが、危ういところで逃げ出した。

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なんとか助けを求めようとしたが、電話をかけようにも1ルピーすらも持っていなかった。

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その中でムカルジーは自分の離れた娘に会い、妻の優しさに触れ涙を流す。

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ガンガーダルは逃亡中にも愛国心を貫き、街の群集に感染した愛国心により逃亡を助けられる。

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そしてラージャは最後の手段、シカーに助けを求めた。

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始めは難色を示したシカーだったが、4人の哀願を聞き入れ作戦を練った。

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その作戦により、ソナーリの夫を誘拐し、ソナーリを見つけたものには「5000万ルピーの報奨金を出す」と言わせ、それをテレビで流したのだ。

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するとソナーリを監禁していた見張り役も、その報奨金に目がくらみ、ソナーリを連れ出す、

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連れ出すために乗ったタクシーの運転手もソナーリに気付き、ソナーリを奪う。

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そうしているうちに、やっとの思いで4人はソナーリを助けたが、

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何が起きているか知らないソナーリは不正が起ころうとしている病院に一人向かおうと悪徳警官の車に乗って向かう。
4人もすぐにその後を追う。

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そして病院に着いた4人はソナーリにようやく事情を説明する。

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そして精神鑑定をする医師のなりすませ、ドンに会い、悪者を戒めるのだった。

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ドンは意志薄弱で出てくる姿を見て、

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すべてがばれたことを悟った悪徳警官は逃げようとしたが、ドアの外には報道陣が駆けつけていてフラッシュの嵐を浴びる。

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その場ですべてが公の目にさらされ、4人の活躍により悪は成敗されたのだった。

(つづく)と出るのは。。。



【素人感想】
一見さえないコメディ映画のようでもあるけれど、演技はそろいの一人一人置かれた状況などをよくかみしめて見ると、結構哀愁のあるストーリーでした。

パーガル(狂う)な状態にある人はインドでは昔から大切にされていたとも聞きます。聖人になる過程で、一度は狂人と呼ばれるような精神状態になると言われ、その時期を厚く抱擁し、保護するということもあるのだそうです。

今現在の捉え方がどうかはわかりませんが、そういう意味で、彼らの心はとてもピュアで、一直線です。
そんな彼らのピュアさを悪と対比すること、それと同時に彼らの不当な扱いを批判するようなメッセージにより、この映画がただのコメディではなくなっていると思われます。

笑いの中にシリアスさを共存させるということでは言葉が理解しきれないと、なかなかもどかしい部分もありましたが、演技者のかもしだす雰囲気と表情でそれが汲んでとれました。

ラージャの怒り。これをコントロールできないもどかしさと戦う苦しみを演じていました。

ガンガーダルの愛国心。国は確かに解放されたかもしれない。けれど、本当に自由はあるのか?それを生き切っている人はいるのか、そんなことを考えさせられました。

ムカルジーの潔癖。それは彼自身の穢れを知らない心の状態であり、俗世間との葛藤に苦しむ。無機質で淡々とした雰囲気の中で、相容れないように不似合いな涙の絶妙な感情表現が、切々とコミカルでありながら、切なく伝わってきました。

ダッブーの失語。純粋がゆえに内にこもる。勇気や大切なものを守るという気持ちにより、その障害を乗り越える。

そして、何より自分たちを信じてくれるドクター(先生)を純粋にまっすぐに守りぬくという彼らの態度。
古きよき時代の、まっすぐな感じがある。

そんなふうに、それぞれの状況から、私なりには感じることが出来ました。

ここ最近障害を持つ登場人物をすえた映画が増えていましたが、それらはその障害を笑うというようなものが多かったです。もちろんBLACKのような障害を乗り越える感動ものに仕上げる手法もあります。
でも、この作品は、「障害のある人そのものも」、とても美しいということを伝えているように思います。

この作品の監督ラケーシュ・ローシャンの息子で俳優でもある、始めに書いたリティック・ローシャンは片手に指が6本あるという奇形の持ち主です。
それをカミングアウトしたSF映画「KOI MIL GAYA...」も、知能障害を持つ青年の役をリティック・ローシャンが演じています。
その映画では、障害を持った青年ローヒットの心の美しさを全面に押し出した作品になっています。
そのピュアな心が故に宇宙との更新をも可能にし、聖人的奇跡を起こす。

その作品の内容はもちろん、その主演リティックの勇気あるカミングアウトとともに、ひたむきな努力により勝ち得た不動のスターの一員のポジションは、ある種、ひとつのラケーシュローシャンのメッセージであり、生涯を通して育て続ける作品であると思います。

この作品を見ていて、そこまで感じいれるほどの感動シーンは正直ありませんが、背景を思ったとき、そんなメッセージを大げさかもしれませんが感じてしまいました。

映画自体は、すごく評するところがあるかといったら、星は三つほどでしょうか。。。

それでもあえて、メッセージを受け取ろうとしてみるならば、そんなことも垣間見れるかもしれませんね。


この映画のテーマのようになっているBreak Freeという曲は、リティック自身が出演するソニーの携帯エリクソンのTVCMに使われていた曲がベースになっています。
作曲者は盗作として、訴えましたが、ローシャン監督はソニーに許可を得た、とのことでしたが、作曲者自身への許可はとっていなかったとし、賠償金を支払い無事解決しました。
その曲を2回も使って、キングSRKとリティックの2人のアイテムナンバーを挿入。

最後の「to be continued...」はシリーズ化を予告か?
だとしたら、きっとリティックの方は主題歌的に使われそうだ。息子だしね。

しかし、この感じでシリーズ化すると、なにかもたつきそうで、あまり期待はもてない。。。
よほどの起爆剤や面白いテーマでもないと、ちょっときついかな。


まぁ、そんなところです。

最後に何度も話しに出たアイテムナンバー3曲を掲載しておきますね。
お楽しみください。



●SRK in break free


●hrithik roshan in break free


●Rakhi Sawant in Dekhta Hai Tu full




日本での入手はこちら⇒ティラキタ
インドの風 sameera hindustani http://sameera.jp/
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