インドの金物屋さん

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先日シルバーのお話を日記に書きましたが、シルバーがいいとは言え、


普段の生活でそうそうシルバーでそろえるのは難しいですね。


大概のおうちでは食器はステンレスです。



ターリー
最近こそセラミックの食器などモダンな食器も


使われるようになりましたが、俄然今でも


インドのレストランや家庭料理をいただくときは


ステンレスのターリーと呼ばれる大皿です。


様々なサブジ、もしくはバジと呼ばれる野菜の


おかず数品と、ダールと呼ばれる豆のスープ、


バターミルクなどがサーブされ、チャパティと


パーパルと呼ばれる豆で出来た日本で言うところの


えびせんのような平たいせんべい状のスナックなどが前菜のように出されます。


そして最後のスウィートまでつくと結構な贅沢なターリーです。




インドのステンレス製品
そしてこのステンレスですが、食器にとどまらず


インドでは何かにつけてお目見えします。


下方にあるのが大皿ターリーにダルなどの汁物を


入れる小皿、チャーエ(チャイ)カップ、


水のカップ、、大きく丸いのはスパイスケース、


その後ろ左からチャーエ(チャイ)サーブ用ポット、


ティフィンと呼ばれるお弁当重(汁物も可能)、


そしてスパイスや米、小麦粉などを入れるもの。


この穀物ケースなどはサイズ違いの3~5個が


セットになって売ってるのも珍しくありません。10キロも入ろうかという大きな缶が各家庭にあります。


さすがチャパティ、ロティなど粉物文化、他にも種類豊富な豆や穀物の粉、たくさん保存しておく必要が


あります。



ステンレスはシルバーの模倣も多少はあるでしょうが、生活必需品ですので、その強度や使い勝手、


手入れの簡単なことなど考えれば必然的に重宝する素材でしょう。


インドではやはりこの気候の厳しさから様々な対策をもって食物を保管しないとなりません。


衛生面、そして激しい乾燥、かと思えば雨季の激しい湿気、この厳しい気候の変化による保管容器の劣化。


ここに暮らして思うのは、乾燥と湿気を繰り返し、まして水も極端な硬質で洗浄するというある意味試練を


繰り返すと衣服、人間の肌や髪はもちろんですが、こうした容器類や調理器具なども本当に傷みが激しいのが


身にしみてわかります。


そういう意味で、このステンレスというのは錆びない、割れない、長持ちするという点で、


買えば決して安くはないのですが、なくさない限り、何代でも使い続けられるという優れものなわけです。


そして作りもかなり機密性が保たれるようになっていて、時に開かなくなってかなづちで形を変形させる


必要さえあるくらいです。。。(笑)



よく私の話に出てきますが、以前訪れたジャイナ寺院を家の敷地に建てたと言う方のおうちは


なんと!!ベッドやたんす、椅子やテーブル、、、すべてがステンレスだったのです!!


さすがに驚いたのですが、その地域は非常に灼熱の乾燥した季節があり、


ステンレスに座るとすぅ~と涼しくも感じました。


まして、彼らは裕福ですがとても倹約家で決してケチではないのですが、無駄遣いは決してしないのです。


その過酷な地でやはり劣化しない、ある意味永代続く家財道具、シルバーとまで大げさにしないにしても、


物を大切に、長持ちするものを選ぶという思考が見られるように思いました。


(ちなみにそのお宅はシルバーの大きな水がめに水をためて飲まれてました。)




インドの金物屋
インドの街に出たことのある方なら誰もが


金物屋さんを目にしたことがあるでしょう。


お店の中にところ狭しとステンレス製品や、


金物が並んでいます。


インドの調理器具って結構便利で面白いです。


今度はそんなものも特集しようかな。


最近はチャパティを焼くタワもテンパリングする


ための小さなオイルパンも、テフロンや


使いやすいモダンな素材が増えてきましたが、街の金物屋さんにはいつまでもこんな光景があってほしいなぁ。


いや、あるだろう。。。ずっと。




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