Money Hai Toh Honey Hai

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見てきました。



前評判があまりよくなかったので、見に行くかどうか迷いましたが、やはりゴーヴィンダです。作品がどうという以前にやはり見に行かずにはいられません。



まず初シリーズとして、ちょっと解説いたします。


私はインドに7年もいながらして、現地の言葉がいまだ話せません。



もちろん懸命に勉強していますが、勉強というのは、ただただ好きでボリウッド映画を見るだけです。。。(汗)



でも、やはり好きこそものの。。。でしょうか。ボリウッドを見始めて4年目になりますが、大分とヒンディが耳に慣れてきました。


大まかにヒンディがどんな言葉なのか、、、ということは体で、耳で理解し始めているようです。


これからも「ただ」好きで映画を楽しんでいきますよ!



というわけで、このインド映画シリーズは決してヒンディを理解してみた感想ではないことをご理解ください。


つづりや人名も間違っていることシバシバと思いますし、ストーリーも勘違いしていることもあるかも。。。



正しい情報をいち早く確認したい方は、日本のマスメディアにもインドの現状などをリアルな声として提供するなどの活動をされているアルカカットさんの、インド留学生活を満載に記載したサイトこれでインディアの日記に書かれたバックグラウンドやインド映画の見方を熟知した論評が載せられていますので、そちらをどうぞ!




さて、まずボリウッド?と首をかしげるインド映画初心者の方々へ。



インド映画=ムトゥ~踊るマハラジャ



の図式が出来上がった方も多いのではないでしょうか?


しかしムトゥシリーズはインドはインドでも南のタミル映画です。



インドは広いので、言葉も違ければ、経済発展の中心地もいくつかに別れ、それぞれの地方性を育てています。


その中でボリウッドというのはボンベイー(現ムンバイー)の頭文字でハリウッドをもじったムンバイー中心の映画産業のことを呼んでいます。



また、タミル映画の中心地がチェンナイの コダムバカム(Kodambakkam)にあることからKollywood (コリウッド)とよばれ、ベンガル映画が コルカタ=カルカッタ(Kolkata=Calcutta)の トリガンジ (Tollygunge)地区にあるため、あるいは、Hyderabad ハイデラバードはTeluguテルグ映画の中心として、ともにトリウッド (Tollywood)とよばれています。



そんなわけで、インドって本当に個性も表現も豊かで、テーマも多様化された本当にすばらしい映画大国なのです。


まだインド映画のすばらしい世界を未体験の方にも、ぜひすばらしいインド映画との出会いの橋渡しが出来たら幸いです。



長くなりましたが、今日の映画の感想に入りましょう。




Money Hai Toh Honey Hai

【あらすじ】


それぞれわけ有りの6人の男女がビックカンパニーの会長(プレム・チョープラー)が適当な携帯番号を選び、選ばれたその者たちに会社の後継者としての権利が譲られることになった。



大富豪の息子で家出中のボビー(ゴーヴィンダ:写真中央)



宝くじを当て会社を興したが失敗するも動じないラーラー・バーイー(マノージ・バージペーイー:写真1番左)



一流モデルを目指すがなかなか目が出ないマーニク(ウーペン・パテル:写真左より3番目)



奇抜なアイデアでトラブルを起こし恋人にも見放されたコピーライター、ガウラヴ(アフターブ・シヴダサニー:写真右より3番目)



誰もが着れるデザインの服を夢見るも勤務先のボスには受け入れられずクビになった若手デザイナー、シュルティ(セリナ・ジェートリー:写真左から2番目)



人気テレビ女優だが映画界への進出を夢見るアシーマ(ハンシカー・モトワーニー:写真右から2番目)




6人は携帯のSMSに送られたそのことを伝えるメッセージや電話をはじめは信じなかったが、
会長が亡くなりいよいよ会社の後継者を誰にするのかと言う時点の連絡で信じることになり全員が集められた。


誰もが欲に目がくらみ夢を忘れかけそうになるが、ボビーの助言により、ラーラー・バーイーを除く若者4人は後継権を放棄しようと決めた。



がしかし実はそれはボビーが後継権を独り占めするための裏工作だった。



だがことの真相は実はさらに裏があった。



会長の甥っ子パナーグ(ラヴィ・キシャン)が自分に後継権を取り戻すために、ラーラー・バーイの暗殺を企てたが失敗し、6人に1人1億ルピーで後継者権を放棄するようにと言うのだ。
しかし会社の資産は6人分の6億ルピーをはるかに上回るだろうと考えたボビーは、全員にその交渉に乗らないように説得した。



そして6人は共同経営者として会社の資産発表をきくことになる。


なんと会社の資産は100億ルピー、しかしそれを上回る120ル億ルピーの借金があることがわかる。


6人は困惑したが、会社の倉庫に眠るテキスタイルを使い、シュルティのデザインを中心に新しいブランドの立ち上げをする。
新ブランドの成功をかけてエントリーしたファッションショーでは、庶民のファッションなんて、と鼻で笑うシュルティの元ボス、ドリーと火花を散らしながらのファイナル。


その新しいコンセプトが受け入れられ、ショーで喝采を受けることとなり、6人の会社は軌道に乗り、一躍大きな会社の役員としての人生がはじまった。



【感想】



前表が悪かったので、どんなもんかと思ったけど、ヒンディが中途半端にしかわからないのが功を奏したのか、以外に楽しめました。
ましてクライマックスのラストシーンは(安っぽくはあるが)結構感動した。うちの子供も涙をうるうるさせていました。



どうも出演者が多いこの手のコメディは、それが醍醐味でもあるけどコミカルなやりとりで笑わす傾向があるので、私のように言葉が理解でききらないとなかなか難しいところもあるのだけど、出演陣の好演だろうか、結構身振り手振り、表情やイントネーション、後は目に見えない空気が笑わせてくれる。



やはりゴーヴィンダ、そしてマノージの絶妙なコメディは巧妙でもあり、あほすぎやん!という突っ込みをいれたくなるほど、そのまんまだったりするのに、大笑いしてしまう。
っていうかゴーヴィンダがスクリーンに映ってるだけで、その場にすすり笑いしたくなるような雰囲気が出来るのはなぜだ!



これぞコメディの神様なのだろうなぁ。



そしてダンスシーンが多いのもこの映画の特徴かな。
やはり監督がコレオグラファー(振り付け師)なので、当然といえば当然。
本人が出演して踊るシーンもある。かなり小錦体系です。
彼のことを誰だか知らないで見たら、なんでこんな太った人が、いきなりここで踊るのだろう?と疑問に思わずにはいられないでしょう。



でも、このガネーシュ監督のダンスは結構ヒップホップ系のモダンな感じをベースにしてるので、
ダンスはかっこよくはあるけど、キラキラ派手派手のインドダンス好きの私としては物足りなさもある。
終盤に後継者就任パーティみたいなもので全員で踊るシーンはよかった。



他の出演者としては、ウーペン、相変わらず鳴かず飛ばず。。。
しかし私がいる限りでは、いつも微妙な役柄。ハンサムなのに、3枚目。
見てるほうが居心地が悪くなるほど3枚目敵。



今回も先述した全員でのダンスシーンでも、ゴーヴィンダとハンシカー、アフターブとセリナが恋仲になり、カップルで踊るのだが、道化役のマノージとなぜかウーペンは2人でカップルダンスを踊るのだ。
その曲が流れている間中、なぜかウーペンの姿と表情ばかりを追ってしまう私がいました。
どんな気持ちで踊っているのかが気になって仕方がなかったのです。(汗)
でも、彼は楽しそうに精一杯踊ってました。



そうそう、それとひとつ気になるのは、舞台設定がよくわかりません。
インド国内でのお話のようだけど、いきなりすばらしく美しい海やセットで外人さんがたくさん出てきます。
会話の中でそのこともあったのでしょうが、聞き取れませんでした。



それとストリーの締めとしてのファッションショーですが、
私としては、庶民モデルもいいですが、シュルティのデザインと、ガウラヴのキャッチコピーと
モデルはマーニクとハンシカでとか、それぞれの元の夢の部分も生かしてほしかったなぁ。
てっきりそうなると思ってたのだけどね。



そんなわけで、他にもこまごまと思うことはありますが、思っていたよりも楽しめたのでよかったです。
DVD買ってまで、、、とは思いますが、劇場で余興としてみるにはよいかと思います。
音楽はモダンでキャッチーです。



コメディにありがちな、最後は善行を行って感動みたいな感じで後味は悪くありません。
ハニーのように甘い蜜は、簡単に手にはいるのではなく、
険しい道のりをも乗り越える覚悟があってこそはじまり、味わえるというのでしょかね。
また、夢をあきらめずにチャンスを最大に生かして勝ち取るといったようなメッセージも受け取りました。
一応最後に教訓めいたものがあるのも、またインド映画らしさてことで。。。



つたない解説ですが、書き足し、修正などございましたら、ぜひご教授願います。
よろしくお願いしまぁ~~す。







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