2007年01月15日

T.R.Y. 北京詐劇(コンフィデンシャル)

テーマ:冒険小説・国内
井上 尚登
T.R.Y. 北京詐劇(ペキン・コンフィデンシャル)

「T.R.Y.北京詐劇(コンフィデンシャル)」
井上尚登・著
角川書店・出版


『あの伊沢周が、帰ってきた』


 世界屈指の詐欺師、伊沢周が、前作のメンバーとともに帰ってきました!!。
今回の、時代設定は、前作より、4年後の1916年です。
 そして舞台は、話の都合上色々移動しますが、北京。
ターゲットは、なんと革命を盗み、皇帝になろうとし男、袁世凱です。


 前作の「T.R.Y.」では、若き日の蒋介石が出てきておおっと思ったのですが、
今回は、なんと袁世凱です。
 詐欺成功への、キーワードは、袁世凱が、健啖家だったことと、
彼が殷墟が発見された、河南省の出身だと、いうこと。
果たしてどうなりますやら、、、。


 前作がめちゃめちゃ面白い傑作だっただけに、
比較すると、今作は、割と、話の展開はストレートに感じます。
今回の詐欺成功の上で欠かすことの出来ない
宴会を開く上での、女の子の料理人の話なんかも、いいですね、、。


 作家の陳舜臣さんも、この後、中国がバラバラになり小さな軍閥支配に
陥ってしまったのも、袁世凱の所為だと、以前何かで書いておられました。

 

ここまで来ると、この伊沢周でシリーズ化して欲しいところです。


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  • 3 ブログタイトル:たこの感想文
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