2006年04月22日

犯人に告ぐ

テーマ:国内ミステリ
雫井 脩介
犯人に告ぐ

「犯人に告ぐ」
 雫井脩介・著
 双葉社・出版


 『劇場型犯罪VS劇場型捜査』


 話題の一冊で、読もうと思えばもうちょっと早い時期に
読めたのですが、このたび、漸く読了。
 話題になるだけあって、流石に素直に面白かったです。


 主人公は、ヤングマンというあだ名ながら、初孫が出来た
位の、巻島刑事。
 彼は、以前に誘拐事件での失態
(これも、微妙な失態で、明かなミスと呼べるものは、殆どない)
その後、記者会見でぶち切れ、左遷された身です。
 そんな彼が捜査が行き詰まり状態の連続児童殺人事件の捜査を指揮するため
神奈川県警察本部に復帰します。
 彼の取った捜査方法とは、なんとテレビ番組を大いに利用した劇場型捜査。
犯人自称バッドマンに巻島は語りかけるのですが、、、、
果たして、、、。
 という筋です。


 一章で、巻島が左遷される経緯にあたる誘拐事件が描かれるのですが
これが物凄い、緊張感と切迫感です。
 これで、引き込まれました。ここだけ、取り出しても充分一冊の
ミステリになるぐらい。
 中盤のテレビ番組を利用した捜査では、情報を裏番組に
売る同僚。真偽定かでない多数送られてくる犯人からの手紙。
さながら、情報戦の様相を呈しています。
 で、ラストも緊迫感あふれる展開でドン返しも用意され
尚且つ、巻島は男気をみせます。かっこいい。


 あまりにも、最初とラストが、緊張感あふれるので、
ちょっと肝心のマスコミを利用した劇場型捜査の部分が、
弱いかなぁ、、とも思いましたが
(あんまり劇場型捜査でしか得られない情報の元犯人に迫れていない)
これも、この本が、エンターテイメントとして物凄いテンションが
高いためそう思うのであって、全体としては、かなりレベルの高い一冊です。
話題になるのも、納得の一冊でした。

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3 ■バーバママさんへ、

ハイ、のっけから、ハイテンションでしたね。
 素直に、面白かったです。

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1 ■犯人に告ぐ

巻島がかっこよかったですね。確かにテンションの高い本で、思いっきり話に引き込まれました。
TBさせていただきました。

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