メタルボックス

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転がるお前に『苔』は生えない


転がるお前に『苔』は生えない

注釈:俺の所有盤ではありません。

PiL (Public Image Ltd)

Metal Box, 1979


45回転LP3枚組が、文字通り金属製のボックスに入った形で発売されたアルバム
.
(映画のフィルムケースにも似た円盤状のボックス)。
.
ジャー・ウォブルの地を這うような、そしてレゲエの影響を受けたベースと、
.
非常に個性的なキース・レヴィンのギター、
.
ライドンの声と歌詞が絡み合う衝撃的な作品。







転がるお前に『苔』は生えない

Public Image Ltd, PiL

「Second Edition」 1980

ALBATOROSS
MEMORIES
SWANLAKE
POPTONES
CAREERING
SOCIALIST
GRAVEYARD
THE SUIT
BAD BABY
NO BIRDS
CHANT
RADIO 4


「Metal Box」に追加曲を組み込んで通常の33回転LPとしたレギュラー・バージョン。


ダブの極意はリズムであり、ドラムとベースであるとするならば、

PiLのこの作品は文字通りドラムとベースの音楽であり、


もともとレゲエを愛聴していたジョン・ライドンが


ダブからの影響を大胆に自己解釈したものではないでしょうか。

また、ここには ノイ!やカンといったジャーマン・エクスペリメンタル・ロックからの影響もあり、

それが徹底したミニマリズムとして表れている。

それらが、ジャー・ウーブルの弾くダブのブースとしたベースラインと奇跡的に噛み合い、

ほかに類を見ないすさまじい世界が産み落とされたのは1980年のことだった。


念としか言いようの無い、ジョン・ライドンの

もともとレゲエを愛聴していたジョン・ライドンの抑揚のない歌いっぷり、鋭いハット、

そしてウーブルの蛇のようなベースライン。

時代が悪い方向に進むことを呪うかのような、

叫ぶこともなく、威嚇することもなく、エフェクト処理を最小に抑えて、

ただ、黙々と地響きのように音は聞こえてくる。


そんな話


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テーマを「レゲエ」にして良いものかどうか少し悩んだ。


レゲエ・アルバムではないからね。



ま、ジョン・ライドンがレゲエをリスぺクトしているのでいいか。

実際、メタルボックス仕様、見たこと無いな。





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1973の狂気(狂喜、驚喜)

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転がるお前に『苔』は生えない

The Upsetters

「Blackboard Jungle Dub」 Auralux  2004

Record date : 1973

Playlist :
Black Panta
V/S Panta Rock
Khasha Macka
Elephant Rock
African Skank
Dreamland Skank
Jungle Jim
Drum Rock
Dub Organizer
Lovers Skank
Mooving Skank
Apeman Skank
Jungle Skank
Kaya Skank
Upsetting Rhythm #1 *
Upsetting Rhythm #2 *
Upsetting Rhythm #3 *
Happy Roots *

Producer : Lee Perry

Engineer : Lee Perry & King Tubby

Backing Band : The Upsetters
Drums : Tin Legs & Carlton Barrett & Anthony Benbow Creary & Horsemouth Wallace
Bass : Lloyd Parks & Bagga Walker & Family Man
Guitar : Alva Reggie Lewis & Tony Chin & Sangie Davis & Barrington Daley
Piano : Gladdy Anderson & Tommy McCook
Organ : Glen Adams & Winston Wright & Touter Harvey
Trombone : Ron Wilson
Trumpet : Bobby Ellis
Percussions : Sticky & Lee Perry & Skully
Melodica : Augustus Pablo

Studios :
Recording : Black Ark (Kingston, JA)
Mixing : Black Ark (Kingston, JA)

1973年夏ジャマイカのUpsetterからジャケ無し限定300枚(200枚説もあり)でリリースされた↓

転がるお前に『苔』は生えない

最初期のダブアルバム。

Junior BylesのFever, Place Called Africaや

UpsettersのBucky Skankや

WailersのKaya, Dreamland, Keep on Movingなどの70年代黄金期のリズムトラックを

King Tubby(かどうかは異論はあるが)が完全ステレオでミックスしたもので、

中途半端なミックスで音も悪かった今までのClockTower12曲バージョンは

比較にならないほど圧倒的に素晴らしい。

DillingerによるKing Tubby賛歌のDub Organizerなどオリジナルのものはもちろん、

Black Ark時代のマスターから収録の未発表トラックも面白い。

本アルバムのマスターテープは紛失されており、

本再発では貴重なオリジナルプレスから盤起こしが使用されている。

音質を損なわない為にあえてデジタル処理はしなかったとのことだが、

その意図通りアナログらしい太い音が再現できている

(当時のジャマイカプレスのレベル-音はよいが針音が頻繁に乗る-から考えるとこの品質は驚異的に良い)

ちなみに以前出ていたJet Starからの"original"バージョン↓

転がるお前に『苔』は生えない

は前妻のPaulineが勝手に出したもので無関係。

本人からライセンスを受け、ライナーもDavid Katzで、そういう点でも安心できる再発である。



ちょっと前まで、↓このジャケの盤↓、レコ屋で頻繁に見かけました。

こういう時のために、買っておいて損は無かったかもしれませんが、

買いそびれてしまいました。

転がるお前に『苔』は生えない

The Upsetters
「Blackboard Jungle Dub」 Coxson's Music  

Playlist :
Blackboard Jungle Dub Version 1
Blackboard Jungle Dub Version 2
Rubba, Rubba Words
Elephant Rock
Dub From Africa
Dreamland Dub
Pop Goes The Dread Dub
Fever Grass Dub
Cloak A Dagger
Loving Skank
Moving Forward
Kasha Macka Dub
Setta Iration Dub
Sinsemilla Kaya Dub

Comment :
see also 「Dub Triptych 」 Trojan  2004 CD (Other releases)


ncludes 3 dub albums


: 「Cloak And Dagger 」 「Blackboard Jungle Dub 」 and 「Revolution Dub




音質劣悪だのミックスが中途半端だのと言われますが、

このジャケが、正直、思い入れが強いです

↓クールに見えて、訳わからん感じのこのジャケ↓、最高っす。
転がるお前に『苔』は生えない

The Upsetters
「Blackboard Jungle Dub」 Clocktower  1973
Alt. title : Original Black Board Jungle Dub

Playlist :
Original Jungle Dub
Rubba Dub
Cloak & Dagger
Dub From Yard
Mother Land Dub
Pop Goes The Dub
Fever Grass Dub
Sensemilla Dub
Moving Forward
Blackboard Dub
Kasha Macka Dub
Iration Dub


そんな話


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転がるお前に『苔』は生えない

ダブの金字塔的アルバムとして1973年にリリースされた本作は

膨大なLee Perry作品群の中でも最高の作品の一つともいえます。

その奇抜な発言や奇行の為に少し難解なイメージがあるLee Perryですが

本作を聴けばそのイメージも払拭できるはずです。

いかにLee Perryがダブという当時出来たばかりの表現方法と

真剣に対峙した真摯なアーティストか窺えます。

Lee Perryの無限に広がるイマジネーションを音像化したともいえるサウンドは強烈です。

ジャマイカが誇るリズム隊バレット兄弟のAston Familyman Barrettの黒光りするベースラインに

尋常じゃない狂気うごめく音響処理は

巷に広がるダブを謳った音楽とは一線を画します。




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突貫の名曲

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転がるお前に『苔』は生えない

Oasis

「Whatever」 1994 シングル12インチ


Whatever
(It's Good) to Be Free
Slide Away


ファーストとセカンドの間に産み落とされた、

ストリングスを使った美しいメロディに夢と自由を描いた歌詞を乗せた、名曲中の名曲

どのアルバムにも収められていないし、

ベスト盤も収録されていない。

それが一層、この曲を名曲にしているのかもしれない。


事実、俺はこの曲大好きだし、

この曲について調べて、バンドがこの曲に込めた思いと思い入れに触れてみたいと思った。




その結果が↓↓


『クリスマス商戦に向けてリリースされたシングルである。』

『ノエルはこの曲が日本で人気があることを不思議に思っている』


実際、音質的に、結構雑なレコーディングしていたりもする。

突貫で作り上げた風、間違いなく時間をかけてはいない。

だから、どのコンセプトにも当てはまらないから、「単品」扱いなのですね。

だから、彼らは正直思い入れとかは皆無みたいなのですね。



それもまた面白い



そんな話






I'm free to be whatever I
Whatever I choose
And I'll sing the blues if I want

I'm free to say whatever I
Whatever I like
If it's wrong or right it's alright

Always seems to me
You only see what people want you to see
How long's it gonna be
Before we get on the bus
And cause no fuss
Get a grip on yourself
It don't cost much

Free to say whatever you
Whatever you say
If it comes my way it's alright

You're free to be wherever you
Wherever you please
You can shoot the breeze if you want

It always seems to me
You only see what people want you to see
How long's it gonna be
Before we get on the bus
And cause no fuss
Get a grip on yourself
It don't cost much

I'm free to be whatever I
Whatever I choose
And I'll sing the blues if I want

Here in my mind
You know you might find
Something that you
You thought you once knew
But now it's all gone
And you know it's no fun
And I know it's no fun
Yeah I know it's no fun

I'm free to be whatever I
Whatever I choose
And I'll sing the blues if I want
I'm free to be whatever I
Whatever I choose
And I'll sing the blues if I want

Whatever you do
Whatever you say
Yeah I know it's alright
Whatever you do
Whatever you say
Yeah I know it's alright




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