数字で実感する北京の経済状況
テーマ:ブログ2泊3日の少々強行なスケジュールではあったが、とても有意義な旅であった。
まずは、北京の経済成長の様子を現地で得た情報をもとに数字を交えてお伝えしたい。
(尚、以下文中にある一部の数字は現地で出会った人々からの情報であるので、数字自体の信頼性については読者の方のご判断にお任せするかたちとなる。)
中国の過去10年間の平均経済成長率は9.7%、2008年の経済成長率は9%で、その経済成長には目を見張るものがある。
(因みに日本は、同平均経済成長率が1.3%、2008年の同経済成長率はマイナス0.6%である)
それらの成長を支えているのが、経済特区や経済技術開発区と呼ばれている深セン、大連、上海、天津等の都市レベルでの経済活動である。
ご存知の通り、北京は中国の首都。
広さは四国に相当し、上海に次ぐ中国第二の都市である。
Wikipediaによれば、北京は、
プライスウォーターハウスクーパースが公表した2008年の都市GDPが1660億ドルであり、世界第38位である(東京:1位、香港:26位、デリー:37位)。
2003年GDPの61.4%が第三次産業である一方、第二次産業の比率は36.0%で、第一次産業はわずか2.6%、産業の多くを第三次産業が担っており、
今後はハイテク民営企業、研究開発拠点、中国ビジネスの統括拠点としての発展を目指すものと見られている。
さて、北京首都国際空港に着いてから北京の中心街へ向かう途中でまず目につくのが車の多さとそれに伴う渋滞である。

ー北京首都国際空港の第3ターミナル(2008年現在、世界最大の空港ターミナルビル)
中国で車が売れているという情報は日本のメディアでも度々目にするが、その多さは想像を超えていた。
それもそのはず、現地の情報によれば、現在、北京の人口は約1,800万人(東京は約1,300万人)で、車の台数は約400万台。
そして驚くべきは、1日の車の販売台数が、1日あたり約1,000台。1週間で約9,000台売れていると言う。
自動車メーカーが中国市場に力を入れるのも頷ける。
実際に走っている車を見ていると、意外にaudi車がとても多い。その次にフォルクスワーゲンと言ったところか。
割合で言うと、audi車3割、フォルクスワーゲン2割、その他を他の自動車メーカーがしのぎを削っている印象を受けた。
メルセデス・ベンツ、レクサスといった高級車も多く走っている。
一方で、人材市場に目を向けてみると、(以下、1元=14円で算出)
大卒の初任給:約28,000円
マクドナルドの店員の時給:約100円(マクドナルドのハンバーガーが約80円/個)
となっている。
不動産市場はどうかと言うと、
ある北京中心街の賃貸物件が、30坪で約189,000円(坪単価=6,300円)。
しかし、売買物件になると事情が変わるようで、現在、中国では不動産を持っていることが一種のステータスになっているので不動産投資が熱狂を帯びており、賃貸物件と売買物件の相場は異なる。
物件は成約されているが中は使われていないという状況が多く見られる。
ここでもう一つ、北京とは異なるが、違った切り口で驚くべきは、Alibaba社が運営する中国でナンバーワンのECサイト、「TAOBAO(タオバオ)」。(去年、ユニクロがこのサイトに出店し話題となった。)
現在、ここのトップページのバナーの掲載価格が、約250万円/日だそうだ。そしてこのバナーは半年先まで枠が埋まっている。
以上を踏まえると、北京は、高級外車が街中を走り、不動産物件が高騰している一方で、一部の低い人件費で成り立っている都市であるが、その経済成長は今後も止まりそうもない。
次回は、その背景について、ベンチャー企業に対するインキュベーション事情を交えて触れてみようと思う。





1 ■無題
ぺたありがとうございました!
中国。。。これからもっと開ける国のひとつなんでしょうねぇ。
すごい空港がきれいですね。
お仕事頑張って下さい。
また寄らせて頂きます!