発達障害は「理解とサポート」があれば個性になる!

自閉症スペクトラム、ADHD、LD、特別支援教育、インクルーシブ教育、家庭生活、社会生活、心を育む考え方等について書いています。
NPO法人日本インクルーシブ教育研究所 http://www.hikk.biz/


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広島で発達障害への正しい理解と

インクルーシブ教育の普及活動をしている

日本インクルーシブ教育研究所の中谷美佐子です。

 

さて、一昨日、第2期学習・発達支援員養成講座

第3回「ライフステージによる対応」を開催しました。

 

昨日は私が毎月心待ちにしている

経理会社の方が来てくださる日だったので

経理についてあれこれしていましたら、、

、あっという間に一日が過ぎてしまい

今頃ブログを書いています。

 

さて、今回の養成講座では

前日からLSA本部の三森睦子先生が

広島入りしてくださったので私はとても心強く、

養成講座当日はADに徹することができました。

※ADHDのADではなく、Assistant Director のことです・笑

 

三森睦子先生です↓

 

いつもは、ディレクター兼AD状態で、

更には講師をすることもありますから、

養成講座日は一日中てんてこまいとなります。

 

↓こんな感じで、私は司会をして補講用のVTRの撮影をして

スタッフが忙しいときは写真撮影もするわけです。

 

こちらが、養成講座中フル回転してくれている

日本インクルーシブ教育研究所の運営スタッフです。

左から中田友美、星野真理子、中谷美佐子、井上理子。

※スタッフ会議のときに撮った自撮り写真↓

 

さて、午前中、VTRで信州大学医学部付属病院

子どものこころ診療部・精神科医師の本田秀夫先生から

「幼児期から成人期の関わり」についてお話を聞きました。

 

ほとんどの受講者がこれまで子ども達にやってきたことが

間違っていたことに気づかれたようで落ち込んでいらっしゃいました。

 

また、自分にも自閉症スペクトラムの特性が多くあることに気づかれた方もいて

「自分が支援している子どもを助けようと思って受講したのですが

どうも私がそのようです」とおっしゃっている方も、ちらほら。

 

そう!発達障害は他人事ではなく自分のこととして捉えると

世の中を良くしていこうといった意識を持った人が増えますから、

私はこういった気づきはとても良いと思っています。

 

 

では、本田秀夫先生の講座アンケートを紹介します。

 

・個性的であると障害があるの考え方など、本田先生の講義の中に

納得、共感することも多くあり、自閉症の子への負の経験(叱る、いじめる等)を

一切させてはならないには強く印象に残り、これからの配慮に必ず入れようと思いました。

【体育指導者】

 

・子どもの心に負担をかけず、自己肯定感・自己有用感を高めることを

念頭においた療育を心がけているものの、

現実には「頑張らせている」ことも多々あることに気づかされ

「合意」の大切さと難しさをひしひしと感じています。

【個人療育事業主宰】

 

・自閉症という診断名に対する教育の場面での

色々な考え方・やり方・矛盾等を見てきて、親として混乱を感じていました。

そもそも学校現場での指導要領に矛盾があり

先生方も混乱していたり、やりづらかったり、

支援者の対応も、相対する逆方向の支援・誤用などが混在している

ということが本講座でよく分かりました。

【保護者】

 

・とても理解しやすい言葉でのお話と

明日からすぐに改めることが大切なことがいくつか見つかりました。

【特別支援教育アシスタント】

 

・自分の子育ての反省や失敗だと思っていたこと等

本田先生のお話を聞いていると少し楽になりました。

子ども一人一人に合った成長をしっかり見ていこうと思いました。

【教員】

 

・早い段階からの支援がいかに重要かということ、

なぜ社会や学校で困った状況になるか、

何をやってはいけなくて、何をやるべきなのかが

はっきりと理解できました。

【保護者】

 

・一人の親として発達障害のあるなしにかかわらず

子どもとの関わり方で反省することも多くありました。

これからでも変えていこうと思えました。

そして伝えていきたいです。

【整理収納コンサルタント】

 

・ついできることがあると、「もっと」と欲が出ますが

苦手を知って、そこを基準にして期待値を設定していくことが

良い結果につながるということ。

その上で、苦手意識を持たせないように関わることの大切さを改めて感じました。

荒波にしない、温室設定でいいと言っていた

本田先生の言葉に救われた気がします。

【児童デイサービス】

 

・日々の子どもの支援の中で、

同時に何個もの目標を設定することは反省です。

他の支援員に「甘やかし」と言われながらでも

「この子ができない理由」「この子が困っていること」を

本田先生から学んだことを伝えていこうと思います。

【放課後児童支援員】

 

・思春期以降の二次障害を防ぐためにも

早い時期からの対応がどれほど大切かがよく分かりました。

【祖母】

 

・今まで自分が子どもにやってきたことが

二次障害を引き起こす要因だったことに気づき、

驚くとともに、とても勉強になりました。

【児童デイサービス】

 

・自分自身のことだと感じる講座内容でした。

ノルマを自分に対していくつも持っており、

子どもに対してもそれを求めているのを感じました。

良かれと思って子どもにさせていたことをやめて

もっと気楽にしてみようと思います。

【保護者】

 

・もっと知りたい、もっと聞きたいと思う内容で

子ども達に接する時の役に立つことばかりでした。

【ピアノ教師】

 

本田先生の講座終了後に少しインタビューをしてみましたら、

皆さん、これまでお子さん達にやってきたことを反省しておられ

「どうしよう・・・すぐに改善しなければ!」となっていらっしゃいました。

 

 

では、ここからは午後の講座

「義務教育後の対応、就職してから大切なこと、学齢期から身につけておきたいこと」

について星槎教育研究所の三森睦子先生がお話くださいました。

アンケートをご紹介します。

 

 

・若者無業者、本人の悩みからの資料で現実がよく分かり参考になりました。

アサーションワーク、とてもいい体験ができました。

【就労支援員】

 

・WISCの結果と仕事に就かれた後のエピソードとの関係、

三森先生の生徒さんのエピソード、若年無業者本人の悩み等、

具体的にお話くださり理解しやすく有難かったです。

【保護者】

 

・いずれ働くことになる子ども達のために何が必要になるか

そこまで考えることがなかったので良い機会になりました。

【特別支援教育アシスタント】

 

・何にせよ、支援者の言動は子ども達の将来に

大きく影響するということを肝に銘じておきたいと思いました。

【児童デイサービス】

 

・小学生と関わっていますが自己肯定感が低い子が多いので

うれしい言葉をシャワーのように子どもに浴びせられる

大人になりたいと思いました。

【放課後児童支援員】

 

・私は小学校の子どもに接しているので

この子達が就職へとどのようにつながっていくのかがよく分かりました。

また難しさもあることがよく分かりました。

【指導員】

 

・発達障害の子が働くのがなぜ難しいのかがよく分かりました。

義務教育を終えた後の生徒たちの進路はどうなるのか?

とても気になっていたのですが、三森先生のお話を聞いて

雇用の実態やサポートの必要性などが分かりました。

【特別支援学級指導員】

 

・いずれ成長していく子ども達に適切な接し方・関わり方を考え、

自分を知り、自分に合った仕事に就き、生活していけるように

よき理解者・サポーターになれればいいと思いました。

「困った子」は「困っている子」。

大人目線でなく、子どもの立場に立って考えていきたいです。

【小学校・学習支援員】

 

・日頃から見方を変える癖をつけて

子どもの本心をより早くくみ取れるようになりたいと思いました。

子どもの本当の心をくみ取ることで

より適切な支援につながると思いました。

【児童デイサービス】

 

・若年無業者の悩み、就労の難しさ、うつ等

身近に多くいるので参考になりました。

【体育指導者】

 

・ワークショップは体験により多くの気づきがありました。

他の方の意見も聞けて参考になりました。

ご対応はもちろんですが、音楽や温度などなど手厚く

気持ちよく受講できています。本当にありがとうございます。

【整理収納コンサルタント】

 

・傾聴のワークショップでは日頃の自分の言動を振り返ることができました。

また、就労についてはこれまで学んだことがなかったので

学童期、思春期だけでなく、広い視点で子どもの特性に合った対応が

必要であると学べて良かったです。

【保護者】

 

・言葉や行動の背景に何があるのか、

しっかり観察することが大切なんだと改めて思いました。

【教員】

 

・傾聴ワークでは普段の我が子に対する向き合い方に気づかされ

ハッとさせられました。

【個人療育事業主宰】

 

・のびやかに、ポジティブな面をとらえて育てることが

よい方法ということが分かりました。

【保護者】

 

・断ることが苦手なので、今日は断り方を勉強できて良かったです。

【ピアノ講師】

 

・三森先生のお話を聞いて、環境を整えれば

よりよい仕事環境が作れると思いました。

自己理解、自己肯定感、ライフスキル、

私にもできる事なのでコツコツとやっていこうと思います。

【保護者】

 

 

三森先生、東京から2泊3日で広島へお越しくださり

本当にありがとうございました。

とても楽しい講座を頂き受講者・スタッフ一同

深く感謝申し上げます。

 

さて、次の公開講座は12月25日(日)クリスマスの日です。すみません。

子どもの心の発達と睡眠の関係、インクルーシブな教育の在り方・合理的配慮

についてのお話です。ご興味ある方はこちらからご覧頂けます↓

NPO法人日本インクルーシブな教育研究所

 

 

 

 

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