京都発!
日本文化を伝えているお教室の先生、小売店など販路拡大したい商店の方へ。
旅行会社に頼らず、外国人観光客をゼロから3倍に増やす独自の集客方法と、
価値を伝える接客英語を通じて、今あるビジネスにプラスαの売上をつくる
「はじめの第一歩」インバウンド・アドバイザー、倉中梨恵です。
伝統文化というと、御家元がトップにいらっしゃり、代々続く由緒ある家柄の先生や、
「3歳からお稽古を積んできました」というような人でないと、お教室を開いてはいけない!と思っておられませんか。
また、芸術の分野や、伝統工芸品の分野においても、
ベテランの職人さんがいる中で、「自分はまだまだだから、教室などできない。」
「名前が知られていないから、売れない」
と思っておられないでしょうか。
日本においては、伝統文化や芸術分野においては、一般の生徒さん・消費者さんレベルにおいても、
「小さいころから修行をつんでいるベテランであること」
「ある程度年齢を重ねていること」
「由緒ある家柄であること」
が評価の基準になることも多いと思います。
海外の芸術家などにとっては、もちろん、上記の条件は、評価されるポイントではありますが、
多くの「外国人観光客」にとっては、それらは全く必要がないことです

私は、外国人向け茶道体験の仕事に関わり始めたとき、27歳でした。
「茶道の先生」といえば、年配のきものを着た女性をイメージされる方が多いですよね?
そんな中、27歳の免許取りたての人が、日本人向けの「茶道の教室をします」
と言って、どうでしょうか?

たとえ、年齢を重ねている先生でも、現在、茶道や華道といった習い事をする人の数自体が、30年前と比べると減っているので、どこのお教室も「新規の生徒さん獲得で大変」という噂を耳にします。
27歳の先生では、どう見ても無理があります

実際、今でも、私は年齢的には若手なので、
「観光客の方に茶道を教える仕事をしています」と言っても、日本人の方には、
お店の「お姉さん」と呼ばれることもよくあり、「先生」とは見ていただけないことも・・・

一方、外国人観光客の方には、27歳でも、「茶道の先生」として見てもらえました

外国人観光客の方にとっては、はじめて触れる異国の文化なので、
御家元制度についても、ご存じありません。
茶道に資格制度があることも、あまり知られていません。
最初は、「ティーセレモニーのお店のお姉さん」と思っている人も、
茶道の歴史や資格があることなど、説明すれば、「あなたは先生なのですね!本物の、茶道の先生に会えた!」とすぐに理解して、「先生」として扱ってくださいます

「楽しく、やさしく、正確に、本物の日本文化を教えてくれる」ことを純粋に求めておられるので、
私のような何の由緒もない家柄の、若い先生でも、大変満足してくださいます。
年齢は関係なく、「フレンドリー、親しみやすい」ことが、評価されたりするのです♡
「Rieは、昔は銀行員だったんだって?銀行を辞めて、このお店を開いてくれて本当にありがとう!とてもよかったです。」
外国人の方が、そういってくださったとき、とても嬉しく思いました
