断食合宿2日目の朝を迎えました。

 

青い空。とても気持ちよい朝です。

8時、周りを見渡すと、まだ眠っている人も多いようでした。

 

9時 トーキングサークルが始まり、今朝の体調や気分についてシェアしました。

 

頭が痛いとか、夢をみた。よく眠れなかった。ぐっすり眠れた。

低血糖ぎみになったので、夜中に甘酒を飲んだ。

など

 

この断食、年に4回土用の時期にあわせて、定期的に行っているのですが、

翌朝でてくる症状はさまざまです。

 

断食回数を重ねたから体調ばっちり!ということでもなく

少しずつ、自分のことを感じられるようになってきたからだったり

奥底にひそんでいた澱みがやっと浮上してきたからだったり

最近の不摂生だったり

いろいろなものが現れてきます。

 

この断食では、甘酒をちびりちびり飲みながら、行うのですが、これは

突然の低血糖を防ぐためと

腸内環境を整えておくためです。

 

甘酒といっても、玄米と麹で作ったもので、アルコールははいっていませんよ。

 

みんなでストレッチやマッサージをして身体をほぐしたあとは、

梅湯流しの会場である吉祥寺(きっしょうじ)さんへ車で移動し、

梅湯流しの準備をしました。

 

こちらは、梅湯流しでいただく自然農や有機のお野菜たち。

ねぎ・ピーマン・大根・人参・ヤーコン・ハヤト瓜・まこもだけ・セロリ・赤カブ

りんご・洋ナシ など

 

 

梅湯流しの方法は、

①梅湯・生野菜・果物・チャイを用意する。

②梅湯をどんぶり一杯飲む。次に生野菜を食べ、さらに梅湯を飲む。

 これを便意をもよおすまで繰り返す。

③便意をもよおしたらトイレへ。

④3〜4回 便を排泄したら、果物を食べ、チャイを飲み、腸を落ち着かせる。

 

 

こちらが梅湯です。

 

梅湯を飲んだ瞬間、ものがくっきり見えるような気がしたのですが

これは、「梅湯のクエン酸に筋肉を緩める働きがあるから」だそうです。

 

梅湯と野菜を食べながら、自分の身体の変化を感じづつ、ひとり、ふたり、と

トイレに消えていきます。

 

まだ、便意をもよおさない、という焦りは不要です。

自分の身体を信頼し、リラックス。

 

なかなかもよおさなかった人たちがトイレに行って帰ってきたのを拍手で喜ぶ

ってなかなか日常では体験できないことですが

ここでは、みんなで喜びあえます。

 

腸内の古い宿便とさよならする時には、過去の執着や捉われもさよならする時。

冨田さんからそんな話がありました。

 

「あれやんなきゃ、これもやんなきゃ。」という最近なかった過去の思考が現れたり、過去の職場の夢見たりしたのは、その頃の宿便が今、腸から排泄される時だったからなんだなぁ、と思いました。

 

自分の中にこんな思考があったんだ、まだこんなパターンが残っていたんだ。

一つひとつの気づき、過程をお祝いに変えて

宿便だして、すっきりリセット!

 

自分と向き合う時間を共有し、トイレタイムを共有し、すっきりして

断食が終わる頃には、みんなが家族のような一体感♡

 

夕暮れの中、それぞれが自分の場所へ。

新たなスタートです。

 

みなさま、ありがとうございました。

 

次回、梅流し断食合宿は、1月19日(金)13時-20日(土)18時(予定)です。

お問い合わせ・お申し込みは、おおやまちか 080-3419-5701 へお願いします。

 

 

(ちか記)