【5】戦略設計図を描く(4)
テーマ:コア・コンピタンス経営研究全国書店にて好評発売中!
小さな会社こそが勝利する ポーターの競争戦略
明日香出版社 定価 1,500円
昨晩は、息子のような年齢の若い診断士の仲間たちと横浜で新年会。気分良く飲み過ぎて、
帰宅したらばったり。気がついたらこたつの中で寝ていました。いろいろな年代の方々と
楽しめる機会が多い私は本当に幸せ者です。まさに診断士冥利に尽きます。
今日は家内と買い物。私はワイシャツを5着新調しました。でも大きなワイシャツ売り場の
どこを探しても大好きなピンクのワイシャツはなし。こんな景気の悪い時だからこそ、夢のある
ピンク色でワイシャツ売り場を飾ってほしいのですが… しょうがない、今週、東京へ出たときに
探しまくってきましょう。
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コマツはキャタピラを攻略することを長年の目標としてきました。この大きな目標を達成するために
1960年半ばにキャタピラが日本に参入した時には、自社がが越えなければならないハードルが
コマツには見えていたとプラハラードらはいいます。まず、コマツは日本での主力商品である小型
ブルドーザーの品質を改善しなければならなかったはずです。コア・ビジネスをキャタピラの攻勢から
守れなければどんな大きな目標も夢物語にすぎません。また、一方でキャタピラに技術的に追いつく
こともコマツにとっての至上命題の一つでした。そのためにコマツはキャタピラの競合企業とライセンス
契約を結びました。
一方で、スケール・メリットでキャタピラに対抗するためには、輸出市場である程度のシェアを獲得しな
ければなりませんでしたが、先進国の市場でまともに戦っては勝ち目がないことが分かっていたため
コマツはキャタピラの勢力が比較的弱い市場である中国や東欧諸国を狙って進出しました。ただ、
最終目標はあくまでも欧米市場でシェアをとることですから、そのためには製品ラインナップの充実が
不可欠でした。そこで、製品開発がコマツの次の課題になたのです。
このようにコマツはまず、本国での市場を守るために品質向上を図り、キャタピラに技術的に追いつく
ためにキャタピラの競合企業を利用、キャタピラが注力しない市場に輸出して量を稼ぎ、主戦場での
戦いに備えて製品ラインナップを充実ことが当時のコマツにとって何年も先に見えていた代目標達成
のための道標だったのです。





