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2011年12月30日

最近、読んだ本

テーマ:マンガ・本・書評

普段、そんなに本を読む方でもないんだけど、一旦読み始めると、自分の中で「読書ブーム」が起きてしばらく連続で読書を続ける、という時期がやって来る。

この1~2ヶ月くらいがそんな時期でミステリを中心に何冊か読んだので、備忘録的にまとめてみる。


気になる本のあらすじはリンク先のアマゾンのページで。

(テキトーだなーw)


ジェノサイド/高野 和明
¥1,890
Amazon.co.jp


話題作ですね~。

かなりのボリュームで、軽々に手を出しにくい感じがするけど、読んでみたらあっという間です。

後から考えると、「いやいやこれありえんでしょ」とか各所にツッコミ所があるんだけど、そういうのをぶっとばして面白い!




ファントム・ピークス (角川文庫)/北林 一光
¥660
Amazon.co.jp

山の中で連続殺人が起きる序盤。

その後、殺人を犯す者の正体が明らかになる中盤以降からの盛り上げが素晴らしい。


正体が明らかになった時に一瞬「な~んだ、そんな正体かよ」と思うのだが、その後の説得力とか描写で、その正体の恐ろしさがヒシヒシと伝わってきて、盛り上げ、読ませます!

著者は既に亡くなってるんですね・・・残念。



ピース (中公文庫)/樋口 有介
¥720
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登場人物の書き分けというか、キャラ設定が魅力的で、そこでひっぱって行く話・・・のような気がする。

読み終わった後に、再びこの表紙を見ると、世にもおぞましいピースサインに鳥肌が立ちます・・・と本屋のポップに書いてあったっすw

七回死んだ男 (講談社文庫)/西澤 保彦
¥660
Amazon.co.jp

タイトルと、装丁の硬い感じからは想像がつかないけど、中味はかなりマンガチックで面白い!

1ヶ月に2,3回ほど同じ日が9回繰り返されるという特殊な体質の主人公。

殺人事件が目の前で起きた日を9回繰り返すという物語。

最後まで読んだ時、なるほど~!と納得。

心地よく騙されます。


殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)/真梨幸子
¥680
Amazon.co.jp

え?この事件って実際にあったことなの?

という変なリアリティがある。

当然フィクションだし、絶対ありえないんだけど、読み終わった時に、そう感じる心憎い仕掛けにやられます。


九月が永遠に続けば (新潮文庫)/沼田 まほかる
¥660
Amazon.co.jp

最近話題の「まほかる」作品、読んでみました。

さっきの「フジコ」に続いて暗いトーン。そういう作風なのかな。

息子の突然の失踪という比較的地味な事件から始まるものの、次々に起こる不幸が連鎖してゆく感じにぐいぐい引き込まれます。


迷宮 (集英社文庫)/清水 義範
¥600
Amazon.co.jp

ラストまで読むと、え?そーなの・・・とあっけにとられるんですが、実験的な書き方で、読者を色々な方向に思考を操っている感じ。

読んでる方も、操られている感じが気持ちいい。

身の上話 (光文社文庫)/佐藤 正午
¥780
Amazon.co.jp

はっきり言って主人公にムカつきますw

イライラして、なんだよこいつ、全然感情移入できねーよ!

と思うんだけど、イライラしている時点で、完全にこの小説にハマッた証拠w

登場人物のキャラ、語り口の面白さも魅力!


暗闇で踊れ/馳 星周
¥1,890
Amazon.co.jp

「ジェノサイド」以来、久しぶりのハードカバー。
序盤、派手な事件も起きず、淡々と物語は進むので、なんか退屈だなぁなんて思って読んでいるとガツンとヤラレます。
警察から見た追跡劇と、犯人側から見た逃亡劇、両面が楽しめる娯楽作。


以上、2ヶ月あまりで9冊。
僕にしては読んでる方ですな。

ちなみに今読んでるのはコレ。

傍聞き (双葉文庫)/長岡 弘樹
¥550
Amazon.co.jp

久しぶりの短編集。

さっき1つ目の短編を読み終えたんだけど、伏線とその回収が見事で、全然無駄がなく、面白し!!

2010年12月14日

モンタージュ

テーマ:マンガ・本・書評
現在ヤンマガで連載中のマンガ「モンタージュ」がすこぶる面白い。
今月10日にやっと2巻が発売されたので、すぐに買った。

なんてったって、主人公が「3億円事件の犯人の息子」だからね。
こりゃー面白い。

あらすじはこんな感じ。


『代紋TAKE2』『RRR』の渡辺潤が描く、昭和からの挑戦状!!! 

1968年12月10日に起きた昭和史最大の未解決事件、三億円事件。

大規模な捜査が行われたが、7年後に時効を迎えてしまった・・・・。

そして時は流れ現代。

1人の少年が瀕死の老刑事に「お前の父親は、三億円事件の犯人だ」と告げられた!! 

運命の輪に巻き込まれた少年は、三億円事件の謎を明らかにできるのか!? 


作家・高橋かづゆきの備忘録-モンタージュ


2巻のあらすじはこう。


2004年、瀕死の老刑事に「おまえの父親は、三億円事件の犯人だ」と告げられた少年は、2010年高校1年生に。

そんな彼は父親が残した剣道着の垂れから三億円事件のものと思われる五百円札を発見する。

さらに翌日、彼の育ての親である小田切夫妻が失踪! 

運命の輪に巻き込まれた少年は日常を取り戻すため、真実を知るため、三億円事件の謎に挑戦する!! 

謎が謎を呼ぶ。罪が罪を引き起こす。列島縦断クライムサスペンス!!



1巻の最後に、2巻の発売は12月6日、と告知してあった。

なので、発売予定日すぐ、本屋に行ったのだがまだ発売されておらず、店員さんに調べてもらうと12月10日だと教えてもらった。

楽しみに本屋に行ったのでちょっと残念だったが、10日と聞いて合点が行った。


12月10日は三億円事件の起きた日付だからか、と。


なかなか粋なことをやりますな。

オマケに作者の渡辺潤氏の誕生日は1968年12月10日。

まさに、3億円事件が発生した当日。

前々から3億円事件をモチーフにした物語をやりたくてこのマンガのアイデアを温めてきたんだろうなぁ。


最近のイチオシです。


モンタージュ(1) /渡辺 潤
¥580
Amazon.co.jp

モンタージュ(2) /渡辺 潤
¥560
Amazon.co.jp
2010年10月12日

支援員・佐藤さんからの手紙

テーマ:マンガ・本・書評

ある企画のため、師匠に「資料」としてコレを読めと言われた本がある。


彩雲国物語―はじまりの風は紅く (角川ビーンズ文庫)/雪乃 紗衣
¥460
Amazon.co.jp

資料を読むのは全然いいんだ。

だけどこの表紙は――www


35歳独身男。

この本を電車の中で読む勇気ナッシングです。


今、これ読んでるんだけど、心の中で

「読みたいからじゃなくて、仕事の資料だから仕方なく読んでるんだからね!!」

と、誰に言い訳するでもなくつぶやいている。


でも、読んでみると結構面白かったりするww



ところでこの本、ブックオフで中古の物を買ってきたのだが、本の間に栞(しおり)のようなモノが挟まっていた。

売る前の人が栞をそのままに、というコトは良くあるが、栞だと思ったものを良く見るとなんと手紙!!!


作家・高橋かづゆきの備忘録-栞


「支援員 佐藤」さんから三好さんへのちょっとした手紙である。

一瞬、女の子から男の子へ愛の手紙を期待してしまうが、文面から察するに手紙を貰ったほうの三好さんも女性であろう。


細田さんと二人きりでイマイチ盛り上がらなかった支援員佐藤。

しかし三好さん登場で嵐話で大いに盛り上がったようだ。


この本の持ち主はきっと三好さん。

佐藤さんから貰ったこの手紙をライトノベルの栞代わりにし、うっかりそのままブックオフに売ってしまうとは。

支援員佐藤の盛り上がりとは裏腹に、三好さんはなんとも思っていなかったという構図が浮き彫りに。

ちなみにこの本、もうひとつ栞のような紙が挟まっていた。

しかも写真。

写真をなぜか細長い栞状に切って、それを栞にしているのだ。

写真部分はほぼ闇で、何も写っていないのだが、裏にはこんな文字が書いてあった。



作家・高橋かづゆきの備忘録-栞

堂本剛・・・・。



これはきっと三好さんが書いたものではないだろうか。

細田さんと支援員佐藤が盛り上がっていないから、もりあがりそうな嵐の話でその場を沸かせた三好さん。

しかし実は「堂本剛」ファンだったのである。

(ただし、「堂」の字を一回間違えているところからそんなに熱心なファンではなさそうである)


そりゃ支援員佐藤に「たくさん嵐バナシしよーねー!」と言われても、なんだかなーという心境だったろう。

挙句、せっかくの手紙を栞代わりにし、そのまま売り払うという暴挙に出た三好嬢であった。



「彩雲国物語」自体より、それに挟まってた「栞」の方が楽しめたという話。

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