くやしいけど、面白い
テーマ:作家道今月号の「月刊シナリオ教室」に、3月末に応募したシナリオS-1グランプリの結果が掲載されていた。
僕の作品は4次審査を通過したものの、最終審査には至らず、という結果に終わった。
実際の紙面にはこのように載っている。
僕の名前は下段の中央ぎみの位置にある。
最終に残れなかったのは悔しい。
だがしかし、応募後に自分の作品を読み直してみて、決定的に足りないというか出来てないなぁと思うシーンがあって、それゆえ、今回のコンクールは良くて3次どまり、下手すりゃ2次どまりかもなぁなんて思っていたものだから、4次審査通過はちょっと嬉しくもあるのだ。
まあ、単純にこれまでで一番いい結果だしね。
数字的に見ると、部門①(1時間もの)の応募総数は311作品で4次通過作品は19編。
最終審査はそこから5作品に絞られていた。
19/311になるよりも、5/19に残る方が難しいとは、これコンクールの妙。
もう一つ、ちょっと嬉しかったのが、審査員からのコメント。
通常、最終審査に残った作品に関して審査員が誌面にて感想コメントを載せているんだけども、シナリオセンター講師所長の後藤千津子先生が、4次どまりの僕の作品にちょっとだけ言及していたのだ。
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(前略)1時間もので最終審査5本の中には残らなかったが、『私、殴ります』入江悠、『誓いの拳』高橋かづゆき、この2作のボクシングものが私の記憶の中で残りました。(後略)
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審査員の記憶に残る作品を書けたことは結構大きい。
まあ、「面白い」とは言ってないけどねw
グランプリ受賞作は2時間の映画用作品、志田健治氏の『mosir(モシリ)―静かな大地―』。
この作品、本誌に掲載されていたんで読んでみたんだけども、面白いッ!!
舞台は1659年の蝦夷地。
松前藩士の主人公がアイヌ民族と交流をし、松前藩の思惑の間で葛藤する壮大なドラマに仕上がっている。
こう書くといかにも固そうな時代劇のように思えるかもしれないが、キャラクター、セリフ、構成もしっかりしていて、観客を楽しませようとする気概が伝わる作品になっており、素晴らしい。
多くのシナリオコンクールにおいて、グランプリ受賞作を読むと「ええ?これで受賞出来るの?」と思ってしまう作品も結構少なくなかったりするんだけども、この作品の場合は、受賞も納得。
後半の盛り上がりにちょっとだけ欠けるのが気になる点ではあるが、前回は出なかったグランプリを今回は授賞させたというのも頷ける。
てかこれ、S-1じゃ勿体無くないか?とちょっと思った。
S-1は他のテレビ局主催のコンクールに比べて賞金少な目だし。
映像化は約束されてないしねぇ。
映画用シナリオなら「城戸賞」 でもイケたんじゃないかと思うんだけども、まあそういう計算みたいなこと考えて書いてるワケじゃないよなぁ。
またこの作品を描いた志田健治氏のインタビューが載っていたので読んでみたんだけども、結構興味深い内容だった。
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――S1に初めて出してグランプリ受賞!何度も何度も、それこそ何年も出して落ちている方にとっては、すごく羨ましいことですよ(笑)
志田さん「(長編を)初めて書いて賞をいただけたので、とてもうれしいです。書くことが楽しくて、締め切り間近まで直していて、最後の3日間くらいは寝る間を惜しんで、もう死ぬかと思うくらい、夢中になって書き上げました。今はホントに自分で書いたのかどうか信じられないくらい、あの時は熱に浮かされたように書きましたね」
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これ読んでハッとした。
こういう気持ち、忘れてたな、と(笑
「書くことが楽しい・・・か」って思ったわ(笑
無我夢中で作品に取り組むなんて、ここんとこあんまり無かったなー、なんて。
基本なんだけども忘れがちなこういう気持ち、実は一番大事だったりするよね。
何事も初心忘るべからず!ってことですな。
さて、次の作品に向けて頑張るか。











1 ■おはようございます
確かにグランプリの作品は、私もS-1じゃもったいないと思ってしまいました(・Θ・;)
実は私も第4次審査通過しましたよ~(*゜▽゜ノノ゛☆
お互いがんばりましょー☆