若い頃は「指導者は、孤独なんだなぁ」と思っていました。

レッスンマナー、レッスン、練習しなさい!の言葉。
全部一人でなんとかしなければならないのかと。


練習しない、レッスン態度が悪い、すぐ休む(無断欠席)、月謝がいつも遅れる、、、
全てが何度も重なり、叱ると、その日のうちに電話がきて「子供が、やめたいと言ってるので、今日で、やめます」
そんな方も、いらっしゃいました。


そんな時期
「若いけれど、先生は先生です」と、言ってくださったご家族、信じてくださった ご家族のお子さんは、伸びました。

レッスン中の態度を叱り、お子さんを泣かせてしまった時、
「先生、お行儀を教えてくださって、ありがとうございました」と、おっしゃったお母様も、いました。

そのお子さんは、所作と挨拶が美しい女性へと成長しました。

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ある程度、指導や演奏の実績ができると、手のひらを返したように、チヤホヤされることもありましたが、それよりも

若いからと言ってバカにせず、信じてお子さんを任せてくださった 現在 中・高生以上のご家庭に、感謝しています。

特に高校生は、レッスン時間に間に合うように特急電車に乗ってかけつけてくれたり、
模試や部活や大会で遅くなっても、出席するため、土曜の夜に頑張ってレッスンに通ってくれたり。
本人だけでなく、ご家族も、ピアノの時間を大切にしてくださっているのを ひしひしと感じます。

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最近、そこより若い世代のご家族にも、感謝することが増えました。

おうちで励ましてくださったり、練習のお声かけをしてくださったり、続けることをサポートしてくださったり。

それは、お子さんの言動や態度に現れています。

「これは、やる気の立て直しに時間がかかりそうだな」と思っている時、すぐに、キリッとした顔になる生徒さんのかげには、たいてい、ご家族の励ましが、あります。


ピアノは、地味な習い事です。
ひたすら練習していても、誰も見ていません。
一瞬の華やかさだけに憧れ、習い始めたのはいいものの、この地味さに耐えられず、脱落していく人の多さといったら!


一部の話によると、毎春、ピアノを始める
お子さんは数万人いるそうです。
その中で一年以内に脱落するのは、50%以上だと言われています。

そんな、脱落者が多く、 難しい、ピアノという習い事を続けることができる、お子さんは、特別です。
そして、そのご家族もまた、特別な感性をお持ちなのだと思います。
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・9月27日(火) 17時半~18時 園児・小1
                            18時~18時半 小2以上

・9月28日(水)19時半~20時 小2以上

・10月1日(土)10時~10時半 園児・小1
                          10時半~11時 少2以上


今年度は譜読みへの抵抗をなくすために、時間を費やしています。
今回も、ひたすら反復練習です。

初歩の教本の中でプレバッハのような曲があります。
その曲になると、譜を見て弾ける生徒さんは、1・2週で合格します。

楽譜を見ないで、動きや目だけで弾く生徒さんは、たった1音の音間違いを直すのも一苦労です。
合格まで数ヶ月かかる生徒さんも。。。
しかも、練習していないわけではないのです。

それが証拠に、打鍵離鍵がしっかりしてきていて、弾いていることは、たしか。
でも、音間違いを直せない。
弾く時に自分の手しか見ていないからです。

(運転しながら、ハンドルしか見ていない状況と言えば伝わりやすいでしょうか)

譜をみる習慣が、あるかないかで、これだけ進度に差がつきます。


教本の進度が、うまい下手の尺度ではありません。

進んでいても、型がしっかりしていない生徒さん。

進度はゆったりだけど、フォームはしっかりしている生徒さん。

色々です。

ただ、進度に譜読力が関係していることは、たしかです。









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土曜の午前の部しか写真を撮る余裕がありませんでした。
水曜、土曜午後の生徒さん、ごめんなさい。

今回は「動物の謝肉祭」でした。

有名曲、魅力的な曲がいっぱいです。

でも、フランスっぽい皮肉さも感じ、面白いです。

例えば「かめ」は、「天国と地獄」をゆっくりにしたもの。

「ピアニスト」は、ひたすら音階練習。

第一、ピアニストを象やカンガルー、ライオンと同列にするところが皮肉ったらしいです。

また、他の曲も、パロディの宝庫。

「大人になったら、この本当の面白さがわかるから、また聴いてね」と約束をし、終了しました。


それにしても、特別レッスンに毎回出席している生徒さんの鑑賞の感想は、磨かれてきました。

特別レッスンになると目の輝きが違うお子さんもいます。


まだ、磨かれていない生徒さんも
「わからない」と放り出していた状態から、なんとか言葉をしぼりだそうとする態度に、かわってきました。

特別レッスンは特に「継続は、力なり」を見せてくれます。

2年後、3年後が楽しみです。


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本日の曲
「動物の謝肉祭」より

ライオン
めんどりおんどり
らば
かめ
ぞう
カンガルー
水族館
耳の長い動物
かっこう
ピアニスト
化石
白鳥
フィナーレ



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