インシテミル (文春文庫)/米澤 穂信

¥720
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たしかにおもしろい、いわゆる「一気読み」小説であって、ミステリーです。


導入から怪しい雰囲気ですが、グロテスクではなく、非常に知的に楽しませてくれます。


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オーデュボンの祈り (新潮文庫)/伊坂 幸太郎

¥660
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なにか 別格の小説 を読んだ気になる

不思議な物語。

ファンタジーのようでいて、 なまなましい。

独自の世界観が、胸に焼き付いて、はなれなくしてしまう。


伊坂作品 必読の 小説。

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フィッシュストーリー (新潮文庫)/伊坂 幸太郎

¥540
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作品集なので
お得感があるかもしれない。

・動物園のエンジン

・サクリファイス

・フィッシュストーリー

・ポテチ



どれもおもしろいし、多層構造で、
ミステリーファンをあきさせない。


いちばんすきなのは、
ポテチ。


変なタイトルだなあ なんて思いながら読み始めたけれど、

最後は 「ほろっ」ときてしまった。


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アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)/伊坂 幸太郎

¥680
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はずれのない、

あるいは 極端に はずれる可能性の小さい 作家さんというのはいるものである。

伊坂幸太郎さんが そうである。
月並みな表現だろうがなんだろうが、とにかくおもしろい。

それで感想を終らせてしまって
まったくかまわないのではないかと思わせるほど。

本作品は
アパートに引っ越してきた大学生が
「一緒に本屋を襲わないか」、などと初対面の人物から、
もちかけられるという、

伊坂ファンならおそらく、苦笑いしながら
「まったくもう」と、いいたくなる始まり方をする。

人にたとえれば、いつもの無理難題を押し付けられながらも、
その愛嬌ある人柄にほだされて、
今回もついつい、言うことを聞いてしまった、
みたいな、

にくめなさ、

を全面に押し出すような 始まり方。

これが伊坂ワールドでなくてなんであろう。

ページを読み進めて、いくつかの場面設定の状況を理解したら、
あとは身を任せていればいい。

現実離れしたことを描きながらも、
不思議と不自然とは違い、
ちゃんとストーリーについていけるのは、
文章の基本的骨格がしっかりしているからだろうか。

創造が飛躍的だとしても、描写はロジカルだから、
おいてけぼりにならずにすむ。
これが読みやすさだと思う。


ちょっと読書が好きなタイプの人なら、
あの、次のページをはやくめくりたくなる感じを、
かならずや体感できるに違いない。


フィッシュストーリー (新潮文庫)/伊坂 幸太郎

¥540
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これはおもしろい。

ストーリーの重層構造がすばらしい。

ふくせんのひき方が とてもていねい。


縦糸、横糸が 巧みに、それでいて自然に、 

だからってテクニックのひけらかしなんかでは全然なく、
興ざめな不自然さがない。


するすると 物語に ひきこまれ、 

めったにないほど、感情をゆさぶられてしまう。


どれも全部よかったけれど、お気に入りは、 

「ポテチ」。

なぜこの物語のタイトルが、ポテチなのか、
あとでわかる。

わかって、余計じーんとくる。





のぼうの城

のぼうの城/和田 竜

¥1,575
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これが わたしであるというところの人生だけを自分の 

人生と定義して生きるのは 

きっと 正しいのだろうけれども 窮屈でもあろうかと思います

ときには

映画や 小説などの物語という 芸術のなかに 

自分を とけこませることによって 演じてみるのがなんとも心地よく

昼間に 夢をみているかのような 心持にさせてくれます

1Q84

1Q84 BOOK 1/村上春樹

¥1,890
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1Q84 BOOK 2/村上春樹

¥1,890
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これは しのごのいわずに 買わないと。

書評など見ている場合ではありません。

へんなテクニック的なことはしないのに

あたかも 文章にすいとられてしまいそうな 独自の世界はさすが。

メタファーをどれだけひろえるかが、勝負のみたいなところもあった。

個人的には 村上春樹の集大成みたいに感じた。

いたるところに 「らしさ」がにじむ。

あの独特の比喩表現も もちろん健在。

おなじみの役者が勢ぞろいしたというのかな。

これだけすごい作品を書いて書いて、

それでもまだ こんなにみずみずしく、なまなましい 

人間の内面を 描写しきれるというところが おそろしい。

ジャンル的には、TVピープルとかが好きな人は、楽しめると思う。

ノルウェイの森しか 読んだこと無いって方には、まず

 ファミリーアフェアー あたりから 練習してもらいたい。