2007-06-28 21:06:31

英文読解術

テーマ:買って読みました ビジネス
かなしいかな
体力のなくなったのを痛感する今日この頃です。

まだ30を少し過ぎたばかりとはいえ、
年齢というものは
まことに容赦のないしろものです。

そうなってくると特に
あとどれくらい生きてこの世界の住人であるのだろうと
考えたりもします。いや、けっして大げさでなく。


ところで僕は、若い頃より
英語に興味が深くありまして、
高校生の頃などは、ほかのことはさておき、英語だけマジメに勉強したりもしていました。

その結果、パイロットになるとか、外資系に勤務するとかであればかっこうもいいのですが、
残念ながらそういうことはなく、英語とは無関係の、いわば平凡な仕事をして、生活をしているわけです。

ただ今でも時々、発作のように英語へのあこがれがよみがえってきます。

それはまた、こんなふうに、えらく自分にたいしての感傷を強くしているときに限ってやってくるのです。



この本、「英文読解術」 は、なかなかのものです。

そもそも、英語と日本語というのは、様々な意味で真逆の言語でして、
これを訳すなどというのは本当に、クリエイティブな作業です。

ある言語を、違う言語に訳すというとき、

いったい、どこまでが訳す作業で、どこまでが創り出す作業なのでしょうか。

意味とは?言語とは?
という問題に直面せざるを得ません。


だからこそこのように、多くの読者を感心させるほどの説得力をもった読解のすべを書き表した書物というのは、
めずらしいのではないでしょうか。

巻頭は、

I suspect it is ....  (思うに、・・・)

とはじまる、コラムの解説。


著者はなぜ、I think、や  I suppose、 あるいは I guess、としなかったのか。

と、

こんなふうに読解がすすめられていく。

それは、目的語にあたる
事柄が、主語にとって必ずしも好ましくないというニュアンスを
読者に予測させるものだ、

というように。


いま、目の前にあるこの小さな文庫本は、
ボールペンと、サインペンと、ラインマーカーで、ずいぶんとにぎやかに汚されています。

この本に惚れこんでしまったみたいです。

熱心に英語を追いかけていた、
あの頃を思い出す一冊。



安西 徹雄
英文読解術
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2007-06-20 04:34:15

NPO法人の設立と運営

テーマ:買って読みました ビジネス
三木 秀夫, 中務 裕之, 長井 庸子, 岡村 英恵, 荒木 康弘
NPO法人の設立と運営Q&A―法律・労務・会計・税務
仕事関係の本しか読めていないことに少し反省をしながら、が、しかし良書と思うので紹介したい。

NPO関係の本は、本当に増えた。

そんななか、この仕事をはじめたときに買った本書は、いまだに参考になる。
マニュアル的な本ではなく、考え方から書いてあるのがいいのだと思う。

そう、やはり大事なのは表面にあらわれた現象ではなくて、その背後にある考え方なんだ。
などと思う。
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2007-06-12 22:39:57

東京奇譚集

テーマ:買って読みました 小説
村上 春樹
東京奇譚集
なぜこうも、隙のない文章がかけるのだろう。

村上春樹を読んだ直後は、もう、どんな文章だって書きたくない。

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2007-06-09 20:19:56

財務3表一体理解法

テーマ:買って読みました ビジネス
國貞 克則
財務3表一体理解法―決算書がスラスラわかる
わかりやすい会計の本を探していたら、これに出会った。


財務諸表の教科書的な本は、ほんとうにたくさん出ていて、選ぶのはむつかしい。

僕のように、別に会計学や税法、簿記といった学問をやりたいわけではない人
にとっては、本書のような、読み物としておもしろく読めるものが、便利だ。

よく、まんがをとりいれたりして、会計がわかるとか、かんたんだとか、そういうノリの本もあるが、僕はきらいである。

難しいものは難しいのであって、それをちゃかしてはいけない。かんたんになることがいいことではない。

ああ、話がそれてしまった。

本書のレビューはまた今度書くことにする。

とにかく、決算書がなんで必要なのか、

そもそも企業の実態をあらわすのに、なぜ財務諸表がつくられているのか、

というあたりから話ははじまる。

そうそう、それが知りたかったのだ。


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2007-06-03 20:30:04

テキストブックNPO

テーマ:買って読みました ビジネス
雨森 孝悦
テキストブックNPO―非営利組織の制度・活動・マネジメント

仕事の質は、その密度ではかられる。

と思う。

密度の低い仕事が、よのなかに氾濫している、とも思う。

それだけ、「軽い」よのなかになったのかもしれない。

軽い、とは、つまり、あまり深く考えなくてもいい、あまりきちんとしていなくてもいい、密度の低い仕事を
していても、なにかのひょうしで世の中に出られるようになって、あたかも認められた存在かのようにしまったのだ。

錯覚だ。

冗談じゃない。

たとえば、テクニックだけで、テレビに出られる。

話題性だけで、本が出版できてしまう。

それはチャンスが増えたのだといえばいいことかもしれないし、

しかし、

世の中の仕事の質がいいかげんでまかりとおってしまうことになりはしないか?
という意味で、危険なのかもしれない。

いや、良いか悪いかではなくって、単純に残念だ。


でも悲観することはまったくないのだ。


世の中には、やはり、いい仕事をする人がいる、自分の思ったことをきちんとやりとげる人がいる、
まっとうな人がちゃんといるのだ。

そういう人々の存在を、意識するかしないかだけのこと。
別に、ちょっとくらいメディアが器用なことをしたからって、そんなものに影響されやしないのだ。
本物は。


いつの時代も、そうだったのかもしれない。

たとえだれも気づかなくても、地下には水脈が存在するように。

(永遠に発見されない水脈があったとして、それが存在しなかったなどと誰が言えよう。)

マスコミが浮ついたことばかり言っていたとしても、

電車の中吊り広告が、いかに下品にみえたとしても、

それごときが世の中を決定するのではないのだから。

ほうっておこう。

ゆるぎない自分をもてばいいのだ。


そんなことを思って、研究者の書いたものを読んでみる。

すばらしい。

単純に仕事に役立つ情報であったが、そればかりでなく、地味な仕事のなかに、真実が隠されているように思う。
それくらい、丁寧な仕事。

テレビばっかりが真実みたいな世の中にあって、こういうきちっとしたことをやり遂げてくれる人に、
僕は常にアクセスしていなければいけないな。

自己防衛のためにも。


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2007-06-01 22:04:26

ブルータス(BRUTUS)

テーマ:雑記

雑誌は、いつもエスクワイヤを買っている。

買おうかどうか、いつも迷う雑誌に、ブルータスがある。

ブルータスは、企画の絞込みの思い切りよさが、こわいくらいな雑誌だ。

どうしてああも思い切った企画を通せるのだろう。


今回は松本人志論みたいなことをやっていたのだけど、

そういう、ありふれたというか、なんでもないというか、

話題にしようとしてもひとことふたことで終わってしまいそうなネタを、

限界までふくらませ、しかもオシャレに、というか、スノッブに。


たとえば松本人志を、有名な絵画にたとえるとか、

そういう100パーセントのこじつけを、しかし、そうとは感じさせない。

オシャレか、ヤボかという、限界ギリギリのところをいつも突っ走っている雑誌だ。

「売れるかどうか、なんてことはいいんだ、大事なのはそんなことじゃない」

とかなんとか、そういうカルチャーがないと、アレはできないに違いない。



スーツにスニーカーとか、あるいはサンダルみたいなのを合わせる、という技があるとする。

これは、「おしゃれ」だ。

わざと、ハズす、という、ファッションの定石だ。

だけど、仮に僕がスーツに、スニーカーをはいたらどうなるだろう。

そう。どこがどうちがうのかは、うまくいえないけれど、ハズしなどではなく、ただの間違い、になる。

おじさんが若い子の前で、ちょっとおもしろいことを言おうとして、やっぱりはずしたときみたいになる。

僕は、スーツにはにプレーントゥの革靴しか合わせられない人なのだ。


・・・ブルータスにはなれないんだ。


そんなことを、数秒の間に思考した後、
やはり今日も買わなかった、ブルータス。







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