2016年09月15日(木)

Mon 160822 内気なヒツジが暴発する/キチンと教会にお参り(ボルドー春紀行37)

テーマ:ブログ
 と、いうわけで、今日は3001回目(スミマセン、昨日の続きです)。「10年続ける」と宣言したブログの最終盤652回に、いよいよ乗り出すわけである。

 ここでもまた2つの意味で「生き延びられるか」の問題が浮上する。まず文字通り「生き延びられるか」。「息を吸ったり吐いたりし続けたまま、652日後にも生きていられるか」。次に「ちゃんと一定の読者を確保し続けられるか」。2つの難題が目の前に立ちふさがるのである。

 ま、カンタンに言ってしまえば、両者とも何の問題もなさそうだ。前者については、まあワタクシの食欲を考えてみてくれたまえ。一昨日も高級うなぎ屋の従業員が顔色を変えるほど、次から次へとワシワシ食いまくったばかりだ。

 そうかと思えば、昨夜も馴染みの蕎麦屋へ。世田谷区代沢の「富田屋」であるが、わずか1時間のうちに① モツ煮込み ② 鶏の塩焼き ③ にしんの棒煮 ④ 海老天ぷら蕎麦 ⑤ 追加のせいろ蕎麦、以上5点を貪り尽くした。

 これに瓶ビール2本、日本酒4合となれば、ま、ニワカにカラダをこわす気配はなさそうだ。「そんなに暴飲暴食してるとカラダをこわしますよ」「もっと野菜を食べなきゃダメですよ」とおっしゃるアナタ。野菜ナシの暴飲暴食を続けて数百年、ワタクシがカラダをこわしたことは1度もない。
ヒツジの群
(早朝のモンサンミシェルでヒツジの群れと出会う)

「チャンと一定数の読者を確保し続けられるか」のほうも、それほど心配していない。予備校講師としては、あと5年やそこらはビクともしない盤石な感じ♡ ましてや、たった652日なら、まあ問題なかんべさ。

 あえて心配するとすれば、ブログというもの全体がSNSに押され、全体の読者数が減少しつつあるようだということぐらい。しかしそれだってまさか、あと1年や2年でどうこうという切迫した話ではなさそうだ。

 それでもやっぱり不安になるのは、大きな原っぱに飛びだしてしまったヒツジさんの群れと同じことだろう。
「狭い小屋の中なんかじゃイヤだ」
「どんどん広大な草原を旅してみたい」。
そう言ってメー&メーあれほど騒いでいたくせに、いざ小屋の扉が開かれれば、みんな尻込みしてちっとも外に出たがらない。

 今井君も、まあ内気なことにかけては日本一♡、いやほとんど世界一内気なケモノであるから、扉なんかガバッと開いてもらっても、ちっともうれしくない。うるさい牧羊犬にでも追い立てられなければ、グローバルな荒野にうってでることなんか考えもしない。

 やっぱりウチがいいよね。やっぱり日本が一番だ。フランス南西部だのシチリア島だの、おおコワい。キューバ?モロッコ?おおコワい。生暖かい小屋の中で、いつまでも昨日食った草をクチャクチャ反芻しているほうが気楽じゃないか。
行きはよいよい
(行きはヨイヨイ)

 しかしこの「ブログ」という牧羊犬が、うるさくワタクシを追い立てる。「ほらほら外に出てごらん」「ほらほらシチリアにフランス南西部、歩いてみたら楽しいよ」「ワンワン」「きゃんきゃん」。おお、うるさい。うるさくてタマらないから、今井ヒツジどんは不承不承に外に出る。

 まだゆっくり寝ていたかった寝ぼけたお目目に、太陽の光がまぶしすぎるじゃないか。鬱陶しいね。朝日だなんて、ギューギュー強烈なばかりで大キライだ。そう思うのであるが、オッカナビックリそこらを歩き回っているうちに、何だか楽しくなってくる。

 諸君、内気なヤツほど、いったん内気の一線を超えると、信じがたいほど積極的に飛び回り始めるのである。「あれれ、面白いな」「もう止まらないよ」と浮かれはじめたら、さっきまでの異様な内気とはもう完全に正反対だ。

 俳優とか芸人に、芸風からは思いもつかないほど内気な人がいる。楽屋では常にひとりぼっちで、談笑の渦に加わることはない。いつも俯いて、床さんや壁さんとお話ししている様子である。

 たまに何か話しかけると、ビックリして素っ頓狂な受け答えをする。だからみんな遠慮して、だんだん話しかけなくなり、彼または彼女の孤独はいっそう深まっていく。
帰りはこわい
(帰りはコワい)

 本来の今井君は、そういうタイプである。佐々木ゼミ(仮名)の講師室では、あえてその辺をかなり強調していた。講師室の談笑には加わらず、ずっと静かに予習していて、そのぶんのエネルギーをすべて授業に集中した。

 講師室での孤独な雰囲気から考えて、「何であんな内気なヤツの授業にそんなに生徒が集まるんだ?」「何であんな内気なヤツが超人気なんだ」と、他のセンセは不思議でならなかったに違いない。内気なヤツの爆発ほど、ウルトラがつくほど激烈なものである。

 おそらくこれからも、内気な今井君はブログという牧羊犬に責めたてられ、イヤイヤながらお外に飛びだす日々が続くのである。そしていったんお外に出れば、もう誰にも止められない。暴走寸前の勢いで爆走をつづけ、国内も国外もビュンビュン飛び回って大活躍を続けると信じる。

 4月13日、早朝のモンサンミシェルでも、そういうヒツジの群れを目撃した。前夜からゆっくりホテル「ル・ルレ」に1泊して、夕暮れ ☞ 深夜 ☞ 早朝のモンサンミシェルを満喫。いよいよ修道院付属の教会にお参りしようと、朝早くホテルを出たのだった。
いよいよお参り
(いよいよお参りする)

 満潮時は海水が押し寄せる泥の道を、100頭ほどのヒツジの群れが移動中。朝日を浴びて、その真っ黒い顔が輝いている。みんなヒツジらしく従順に群れに従って行動する中に、今井君みたいに自分勝手な悪いヒツジさんが3頭。さっさと群れを離れて、別行動を開始した。

「いつも全体のことを考えなさい」「One for all, all for one」。そういう優等生的なコトバで、小学校から延々と先生たちに叱られ続けたワタクシとしては、勝手な別行動でハシャギ回るこういう悪いヒツジさんが大好きである。おお、もっともっとハシャギ回りたまえ。

 眺めていると、おやおや、3頭はどんどん群れから離れていく。泥の道にはフェンスが張られ、ヒツジたちが道を外れないようにしているのであるが、3頭はあっという間にフェンスの切れ目を発見。フェンスから外に飛びだして、うれしそうにメーメー唸り声をあげて走っていく。

 どこまで行っちゃったんだろう。はるかカナタまで走っていった後で、やっと「こんなところにきてもエサなんかないぞ」と気づいた様子。3頭で頭を寄せて話し合ってから、悲しそうにトボトボ戻ってきた。しかし今度はフェンスの切れ目が見つからない。

 どうすれば群れに戻れるんだろう。3頭は何度も頭を寄せて善後策を語り合うけれども、どうしても群れに戻れない。「行きはヨイヨイ、帰りはコワい」なのである。

 しかしだからこそ、冒険は楽しくてタマらない。3頭はフェンスに沿って行きつ戻りつ、どうしても戻れないが、それでもマコトに楽しそうにジャレあっているのであった。
干潟の満潮
(満潮に近い干潟の風景)

 ワタクシ自身のほうは、やっぱりさすがにモンサンミシェルまで来たんだから、大天使ミカエルの像にもお参りし、教会の中もキチンと見学して、「おお、ありがたい」「マコトにありがたい」と涙を流さんばかり。ついでに「今日こそ名物のオムレツを貪ろう」と、食欲のほうも忘れない。

 ただし、オムレツ発祥の名店「LA MÈRE POULARD」は、2時間待ちだか3時間待ちだか、今日もまたいつまで待ってもラチがあきそうにない。

 業を煮やしたワタクシは、チェックアウトしたばかりの「ル・ルレ」に戻り、オムレツはホテルのレストランで済ませることにした。ただし、オムレツの前にホテル周囲の干潟を散策。干潟独特の珍しい鳥たちも観察できるし、草むらには茶色のウサギさんも潜んでいる。

 幸運なことに、そのウサギさんたちのうちの1匹に出会うことができた。心配だったのは、干潟にはネコたちも生活していたこと。捨て猫が繁殖してしまったのかもしれないが、もしそうなら、ウサギもネコも同じように被害者である。周囲の人々の善処を期待したい。

1E(Cd) Incognito:POSITIVITY
2E(Cd) Larry Carlton:FINGERPRINTS
3E(Cd) Larry Carlton:DEEP INTO IT
4E(Cd) Luther Vandross:DANCE WITH MY FATHER
5E(Cd) Luther Vandross:NEVER LET ME GO
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