2016年09月07日(水)

Sun 160814 更新3000回目が迫っていた/ボルドーからパリへ(ボルドー春紀行32)

テーマ:ブログ
 旅行記に夢中ですっかり忘れていたが、そろそろ「更新3000回♡達成」の記念すべき日がやってくる。というか、もうすでにやってきて、一昨日か昨日通り過ぎてしまったかもしれない。カウントダウンさえ忘却していたけれども、詳しくは明日の記事でお伝えすることにする。

 諸君、連日A4版3枚ギッシリのブログに付き合っていただいて、感謝&感謝、大感謝である。ブログ開設当時、世の中は長大なブログの最盛期であって、みんなたくさん文章を書き、「読みごたえがある」という表現で長大な文章を歓迎する声も多かった。

 しかし今やSNS全盛であって、長く書く人は激減、長い文章に読みごたえを感じる読者もジリジリ減少。2行か3行で剥き出しの感情を絶叫するほうを、人々は選択したのである。「ブログ」というもの全般の旗色は余りよろしくない。

 しかし諸君、ワタクシはどうしても絶叫タイプの剥き出しはイヤなのだ。あくまで冗談として言うが、キチンとした思考には最低4段落が必要なのであって、たった2〜3行で寸鉄 ☞ 真実をつくような離れワザは、ニーチェでもなければ望むべくもない。

 今井君のような凡人は、文章にまた文章を重ね、事実に事実を丹念に積み重ねて、まさにミルフィーユ的な超多層構造でしか、真実には近づけないのである。

「10年続ける」と宣言して8年2ヶ月。残りはあと1年10ヶ月であるが、10年 ☞ 3652回(うるう年2回分を含みます)、残りおよそ650回分も、徹底してひたすら些細な事実の積み重ねに励もうと決意も新たにしている。
バーカウンター
(ボルドー、10日間お世話になった超豪華スイートルームとも、いよいよしばしのお別れだ。バーカウンターからリビングスペースを望む)

 さて、10日にわたるボルドー滞在も、4月10日のアルカション小旅行で予定はすべて完了した。ここで積み重ねた小旅行も、カルカソンヌ・ナルボンヌ・バイヨンヌ・サルラ・ビアリッツ・アルカション。ボルドーから脚を伸ばせる町は、ほぼ訪ね尽くした感がある。

 フォアグラ・コキヤージュ・子豚のハチミツ焼・見た目のチョー悪い野菜スープ。この地域の名物料理も繰り返し貪り尽くし、赤ワインも10日で12本、まあ「飲み尽くした」と言っていい。

 もちろん目ん玉がひっくり返るほどのチョー高級ワインは口にしていない。「せっかくボルドーに滞在したのに、それじゃもったいないじゃないか」というご意見の人も少なくないだろう。

 しかしワタクシには、地元のお偉方ですら滅多に口にできないような、ウルトラ高級ワインへの嗜好は存在しないのだ。地元の庶民と同じものを貪り、地元のヒトビトが毎晩飲んでいる普通のワインを楽しむのがいい。
トラム券
(ボルドー、トラム券。右が回数券、左が1回券)

 静まり返った邸宅の秘密の一室で、コムズカシイ顔を並べてチョー高級ワインをあけ、一口含むごとにウンウン白眼を剥いて感動の唸り声をあげ、よく分からないコムズカシイ講釈を付け加える。そういうのは、ワタクシの趣味に合わない。

「口に含むとまずブルーベリージャムの味わいがあって、爽やかな干し草の香りがそれをふくよかに覆い尽くす。やがて協奏曲のチェロの響きのように深く匂い立つ余韻に酔いしれる。晩秋の晴れた朝、落ち葉の道を歩むようである」。うーん、理解不能なほどコムズカシイ。

 むしろ今井君は、地元の人の通う普通の店に出かけ、同じものを貪り、同じものを飲み干し、スープを前に「何だこりゃ。…そっくりじゃないか」と爆笑し、返す刀でカキ20個をすすりこむ。そういう祝祭空間のほうが好きなのである。その意味ではまさにボルドーを満喫したと言っていい。
メゾネット1
(4月11日午後、パリに移動。パリのホテルも、高級スイートにアップグレードされていた)

 ただし繰り返すようだが、ホテルの部屋は間違いなく強烈に非日常的だった。無料でアップグレードされたお部屋は、面積約100平方メートル。廊下だけで普通のホテルのシングルルームが3つはとれそうな広大な空間で、日々苦笑いして過ごしたのである。

 何しろオペラ座の真ん前だ。広いリビングスペースにはバーカウンターがあり、ソファも高級品。例えばこの100年、この部屋を舞台に、地元の貴族やら名士やら実力者やらが、どれほど多種多様なドラマの主人公になってきたことか。

 酔眼朦朧として想像するに、いろいろイケナイ企てもめぐらされただろうし、高級ワインや高級シャンパンがシュポシュポ&ポンポン贅沢にあけられ、ボルドー最高のレストランからも溢れるほどの料理が運び込まれて、悪だくみやなんかの手助けになったかもしれない。

 針の音も奥ゆかしい蓄音機の音楽、映写機や幻燈機の怪しい映像、嬌声、高歌放吟、不必要に密着したダンス。泥酔、罵りあい、その果ての刃傷沙汰。何しろ古いホテルだから、床が若干きしむのであるが、床のきしむその音を聞きながら、100年の嬌声がすべて蘇るような思いであった。
メゾネット2
(パリのスイートルームは、何と2階建て。うにゃにゃ、高級感あふれる世界である)

 というわけで、ボルドーのこの10日間については、まあ後悔することはない。これからTGVでパリに移動、パリでさらに4日を過ごすのである。残り4日間のフランス滞在には、モン・サンミシェルへの1泊旅行も含まれる。大いに楽しんでこようと考える。

 ただし、とりあえず立ち去ることになるフランス南西部には、まだまだ訪ねてみたい町がたくさん残っている。まず何と言っても、ルルド。1858年2月、ルルドの泉に聖母マリアが出現したのである。

 マリアさまと出会ったのは、14歳の少女ベルナデット。「泉の水を飲んで顔を洗いなさい」とおっしゃった。それ以来、泉の水のおかげで「科学的に説明がつかない」という病気の奇跡的治癒例が相次ぐ。2500人もの人の難病が、奇跡的に治ったんだそうな。

 というわけで、今やルルドはキリスト教善男善女の代表的な巡礼地。ワタクシが聖なる巡礼地を旅したのは、5年前のクリスマスのサンチャゴ・デ・コンポステラ以来だから、そろそろそういうありがたい町も訪ねておきたい。

 ピレネー山脈の北麓には、他にも「アルビ」「ポー」「ミディ運河」など、風光明媚な場所が目白押しだ。このあたりを訪ねるには、大学とエアバスの町:トゥールーズに滞在したほうが便利。近いうち、トゥールーズに10泊ぐらいして、一気に回ってしまうのもいいだろう。
ウェルカムドリンク
(サービスのシャンペンとジュース。グラスもジュース別に3個、別々についている)

 さて、もうすっかり馴染みになったボルドー・サンジャン駅からTGVに乗り込んだワタクシは、4月11日午後4時、3時間かけて無事にパリ・モンパルナス駅着。地下鉄を乗り継いで、宿泊先の「ル・グラン」には5時前に到着した。

 オペラ・ガルニエのお隣、パリで最も歴史のあるホテルで、格式も高いのであるが、この超高級ホテルが今井君のパリの定宿である。地階には有名な「カフェ・ド・ラペ」。下世話なワタクシなんかには、過ぎた高級ホテルである。

 ここに4泊する。4泊のお値段は、驚くなかれ ☞ 0円。インターコンチネンタルグループで、丁寧に丹念に貯めてきたポイントをつかって、4泊全てが無料宿泊になった。

 しかも諸君、「ポイントで無料宿泊」なんてことをすれば、普通のホテルなら一番条件の悪い部屋を提供されるのがオチであるが、さすがインターコンチは考え方が違う。「無料だからこそ、一番いい部屋へ」「普段のご愛顧に感謝して、トリプルアップグレード」ということにしてくれる。

 だから、0円で4泊するのに、またもや最上級スイートルーム。何と2階建てであって、天井も驚くほど遠くにある。シャンパン1本サービス。旨そうなジュースも3種類サービス。ジュースには、種類に応じて使い分けるように、グラスも3個セットされている。

 旅の疲れも一気に忘れるウルトラ厚遇である。こういうのは、ホントにうれしいでござるね。シャンパンを氷に浸したままお部屋を出たワタクシは、さっそくパリの夕食を楽しみに、オペラ座を背にして夕暮れの街をウキウキ南下していったのであった。

1E(Rc) Solti & Chicago:BRUCKNER/SYMPHONY No.6
2E(Rc) Muti & Philadelphia:PROKOFIEV/ROMEO AND JULIET
3E(Cd) Midori & Mcdonald:ELGAR & FRANCK VIOLIN SONATAS
4E(Rc) Walter & Columbia:HAYDN/SYMPHONY No.88 & 100
5E(Rc) Solti & Chicago:R.STRAUSS/DON JUAN ・ ALSO SPRACH ZARATHUSTRA・TILL EULENSPIEGEL’S MERRY PRANKS
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