2016年05月21日(土)

Wed 160427 模試にメゲない 模試は強いが本番に弱い 世界遺産に宿泊(ボルドー春紀行9)

テーマ:ブログ
 模擬試験の成績がずっと抜群の生徒がいる。塾の先生方のミーティングでも、常に話題の中心だ。
「アイツなら、きっと開成中合格だ♨」
「間違いなく、灘に合格できるでぇ♨」

「京大医学部って言うてるけど、東大理Ⅲにチャレンジさせたらどうやねん♡」
「早慶の文学部なら間違いなく合格ですけど、この際、東大どうですか? 文Ⅲでも十分に行けると思いますよ♡」
塾&予備校関係者の夜のミーティングで、一番盛り上がる一瞬である。

 諸君、予備校職員というものは、のべつ幕なしに夜のミーティングを行うのである。熱心な予備校になれば、「連日連夜」と言ってもいい。模擬試験の結果が返ってくるたび、「今夜はミーティングな♡」「そうですね♡」と、塾長も大学生のバイト職員も嬉しそうな顔で頷きあう。

 今井君が長い人生で関わってきた予備校は、これまでで合計10校にのぼる。いやはや、ずいぶん「遮二無二」な感じで人生を切り開いてきた。もうこれ以上たくさんの予備校に関わることはなさそうな気もするが、中小を含めてどんな予備校でも、ミーティングの熱さはどこも同じことである。
夕暮れの城壁1
(カルカソンヌ、夕暮れの城壁 1)

 まず、成績がどうもふるわない生徒について激論が交わされる。今の大相撲で言えば、大関・照ノ富士に該当する生徒である。

 昨年の5月場所は初優勝を飾って前途洋々、「今年のうちに横綱でしょう」とまで言われた力士が、今年の5月は今日までで2勝12敗。いろいろ不名誉な新記録を作ってしまった。

 しかし諸君、例えば高1の頃は「東大確実♡」と言われた生徒が、高2になって伸び悩み、どうしても足腰に力が入らず、高2の春の模擬試験で偏差値40台。「おやおや、数学なんか200点満点で30点しか取れてませんね。」そういうことは珍しくないのである。

 何を隠そう、それはまさに今井君の過去である。スランプと言うか何と言うか、難問ばかり求めていたせいで、すっかり調子がおかしくなってしまった。

「明らかに計算で解ける問題でも、計算用紙を真っ黒にするなんてダサい。絵を描いて、初等幾何で鮮やかに」とかオシャレなことを言っているうちに、ホントに大スランプにハマり込んだ。

 そういう状況にも関わらず、照ノ富士はズル休みの休場をしないのである。もちろん批判も多い。ケガでこれほどの不調なのに土俵に上がり続けるのは、他の力士に失礼だという声も上がる。しかしそういう批判をもはねのけ、2勝12敗でも明日は千秋楽の土俵に上がる。

 「その心意気やヨシ」としようじゃないか。何も彼は、人生を託すほど愛するお相撲を嘲弄しようとするのではない。2勝12敗でもいい、最後の1番にどうしても3勝目をもぎ取ろうと、ケガで力の入らない両脚を懸命に踏ん張ろうとするのだ。熱い声援をおくって当然じゃないか。
夕暮れの城壁2
(カルカソンヌ、夕暮れの城壁 2)

 同じように、「何度受験しても偏差値40台 ☞ 苦手科目を征服できる気配さえない」、そういう苦境にあっても、決して授業をサボっちゃいけないし、模試をネグるなんてことをしてはいけない。

 とにかく大切なのは逃げない姿勢なのだ。人生を逃げまくって結局この程度で落ち着いてしまった今井君が言うんだ。「逃げたらダメでござんすよ」。この忠告は絶対に間違いがないはずである。

 逆に、「模擬試験の成績だけは抜群の強さ」「練習試合では全く負ける気がしない」、そういうヒトも大いに気をつけなきゃイカン。12日目までは圧倒的な強さ、「これなら横綱昇進は確実」と思わせた稀勢の里どんを見ながら、ワタクシは「現在♡絶好調」の受験生諸君が心配になってきた。

 今井君の高校の1年先輩に、高3の夏まで某模擬試験で「連続5回・全国第1位」というウルトラ&スーパー優秀生がいた。もちろん志望は東京大学。文学部系志望だったので文Ⅲを受験したが、諸君、不動の全国模試1位・連続5回トップの彼が、マコトに見事に浪人してしまった。

 もちろん、まあその程度のことで人生が崩壊したりはしない。浪人の末、先輩は見事に雪辱を果たしたのである。だから稀勢の里どん、確かに今場所は残念な結果に終わりそうだが、必ず捲土重来、来場所の優勝を果たしてほしい。

 しかし諸君、5月や6月の段階で「絶好調!!」と笑顔で絶叫しているヒトは特に、終盤に失速する可能性を忘れないでいただきたい。それは人生も同じこと。30歳までは絶好調、しかし40歳代でちっとも伸びない、そういう限界効用逓減曲線タイプの人生だって、ワタクシはナンボでも目撃してきたのである。
部屋からの城壁
(オテル・ド・ラ・シテ、チェックインした部屋のバルコニーからの絶景)

 同じお相撲でも、十両では新鋭の大活躍が目立っている。今場所から十両に上がってきたばかりの力士に、「宇良」と「佐藤」がいる。関西学院大出身の「宇良」ほうは、もうとっくにマスメディアの寵児であって、ワタクシの業界でも関西学院大出身の人々はすっかり大喜びのようである。

 問題は、もう1人の「佐藤」である。いくら何でもこの本名ズバリのシコ名は可哀そうすぎないか。今や相撲界もキラキラネームのオンパレード。「翔」「竜」「鵬」「富士」「大」の順列&組合せみたいなキラキラ♡シコ名が並ぶ中、何の色気も食い気もナシに、ポツンと突き放して「佐藤」。うーん、やっぱり可哀そうだ。

 鈴木。田中。山本、佐藤。まあスッキリしていて悪くない気もするし、先輩の「遠藤」だって大活躍中。確かに「佐藤」も悪くないかもしれないが、せめて「大佐藤」「佐藤龍」「佐藤翔」ぐらい、アクセサリーをあげたいじゃないか。

 この際、「佐藤の里」「里佐藤」なんてのはいかが。「サトノサト」「サトサトウ」ということになれば、少なくとも話題にはなりそうだ。ただし、そんなシコ名の話とは全く無関係に、今場所の佐藤は大驀進。新十両なのに優勝争いの真ん中にいらっしゃる。頭の下がる思いである。
薔薇窓
(カルカソンヌ城内、大聖堂の丸窓)

 さてと、これで「旅行記です」とか「ボルドー春紀行」とか言われれば、読者の怒りは心頭に発して「怒り新党」などを結成されてしまうかもしれない。そこで諸君、とりあえず4月4日、ワタクシがカルカソンヌ城内「オテル・ド・ラ・シテ」にチェックインしたことだけは書いておきたい。

 カルカソンヌには高級ホテルが2軒存在する。
① 世界遺産の城内にあるのが「オテル・ド・ラ・シテ」
② 城門前で「ライトアップしたお城の全景が満喫できます」とうたっているのが「オテル・デュ・佐藤」、おっと間違えた ☞「オテル・デュ・シャトー」。

 旅の計画時にも、どちらにするか相当迷ったのだが、決めたのは①のオテル・ド・ラ・シテ。要するに「お城の中で楽しむ」か「お城を外から見て楽しむか」の選択であって、この場合、城中に泊まって城の雰囲気を満喫し、外からの眺めは夜中に城を抜け出して楽しむという方針を選んだのである。
見上げる
(夕暮れ、城からの急坂を城下町に降りていく)

 世界遺産のど真ん中に宿泊するのは、2011年12月のグラナダ、その直後のサンチャゴ・デ・コンポステラ、ともにスペインの誇るパラドール以来、5年ぶりの経験である。大ホテルのスイートルームにはない、名門プチホテル独特の落ち着きもスバラシイ。

 チェックイン後は、もちろんカルカソンヌの城を夕方まで散策。城内には中世から気の遠くなるほどの時間を過ごしてきた教会も存在する。丸窓のステンドグラスも、シャルトル大聖堂やパリのノートルダムとは全く違った深い趣きが溢れている。

 16時、いったんホテルの部屋に戻って、17時までヒト寝入り。夕暮れからは麓の河岸に降りて、ライトアップされた中世の城壁の美しさを満喫する計画である。

1E(Cd) Charles Dutoit & Montreal:ROSSINI OVERTURES
2E(Cd) George Duke:COOL
3E(Cd) George Duke:COOL
4E(Cd) Carmina Quartet:HAYDN/THE SEVEN LAST WORDS OF OUR SAVIOUR ON THE CROSS
5E(Cd) Courtney Pine:BACK IN THE DAY
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