2016年01月27日(水)

Sun 160103 今日も乗り鉄モドキ ドイツ人は黄色がお好き(ドイツ・クリスマス紀行4)

テーマ:ブログ
 ハッキリ言っておくが、ワタクシはいわゆる「乗り鉄」ではない。旅好きの結果として「何となく乗り鉄風」の人生になっているし、ブログにも駅や電車の写真をたくさん掲載するから、ふと自分でも「乗り鉄なのかな」と思うこともあるが、乗り鉄を名乗るほどの深い知識は持ち合わせていない。

 要するに「乗り鉄を自称するなんて、余りにも畏れ多い」のである。ホンモノの乗り鉄サンたちと親交を結んでみたまえ。その溢れる知識に魅了されるあまり、思わずウットリするか、さもなければ目をパチクリし、ひどい時にはゲッソリする。

 しかるに本日掲載する写真を一覧すると、不本意ながら鉄道関係ばかりであって、いやはや、こんなことではウッカリ乗り鉄を自称しかねない。12月20日朝、ホテルにチェックインするより早くワタクシは「7 TAGES KARTE」を購入した。乗り放題の7日券である。

「こりゃ、やっぱり乗り鉄じゃないか」
「いやいやまだまだ畏れ多くて」
「そんなに謙遜するなって」
「でも、電車のことなんかちっとも知らないんで。ま、せいぜいで乗り鉄モドキですな」

 そういう自問自答を繰り返しながら、ベルリンのクマ助はツォーロギッシャーガルテンからSバーンに乗り込んだ。3駅先のハウプトバンホフに向かうのである。
Sバーン
(ツォーロギッシャーガルテンからハウプトバンホフへは、近郊電車Sバーンで3駅である)

 ハウプト ☞ Hauptは「頭」の意。Bahnが「鉄道」、Hofが「家」「屋敷」「庭」。KönighofならKönigが「王様」なので ☞「王宮」、KaiserhofならKaiserは皇帝だから「皇居」である。

 Bahn + Hofは「鉄道のオウチ」だから「駅」。こうして諸君、それをみんなくっつけてHaupt+Bahn+Hofなら「駅のオカシラ」☞「中央駅」ということになる。ドイツのどこに行っても、中都市以上なら立派なHauptbahnhofが存在する。

 1961年8月13日にベルリンの壁が出来てしまって以来、西ベルリンのHauptbahnhofがツォーロギッシャーガルテン駅、東ベルリンのHauptbahnhofがオスト駅、そういう役割分担が続いていた。

 1989年11月10日、大量の東ベルリン市民が検問なしでチェックポイントチャーリーを通過。ブランデンブルグ門付近に殺到(ベルリンの壁の崩壊についての詳細は世界史の教科書でどうぞ)、ツォーロギッシャーガルテンとオスト駅の中央駅として役割はそこで終わったはずだったが、それから15年、暫定的中央駅であり続けた。
駅舎
(新しい中央駅は総ガラス張り。ピッカピカだが、何だか危ない気もする)

 Sバーンとは、近郊電車である。東京になぞらえれば、中央線・総武線・京浜東北線といった感じ。各駅停車しかなくて、3分に一度は停車するけれども、コイツに黙って座っていればビックリするほど遠くまで行ける。ポツダム宣言の街・ポツダムにだってたどり着けるのである。

 ツォーロギッシャーガルテン ☞ ティアガルテン ☞ ベルビュー ☞ ハウプトバンホフ。3駅、10分ちょいのSバーンライドで、中央駅に到着した。駅は完成10年足らずのピッカピカ。ヨーロッパの全ての駅の中で、今もなお一番ピッカピカなんじゃないか。

 地震国・日本からやってきたクマ助としては「こんなに徹底した総ガラス張りの駅って、地震の時に大丈夫なの?」の危惧を抑えきれない。「ガラスの雨が降り注ぐ」という悲劇がないように祈りたいが、何しろ難しいドイツ人のことだ。そのへんの対策は200%も300%もカンペキに違いない。
駅内部
(中央駅は3層構造である)

 駅は、3層構造になっている。最上階が、Sバーン。一番下の地下ホームがドイツ全土や近隣諸国に向かう長距離列車用のホーム。ご自慢の超高速列車ICEのホームもここである。真ん中のフロアを、中距離電車が使用する。東京なら、高崎線・宇都宮線・東海道線といった感じである。

 各フロア、サンドイッチやハンバーガーの店がズラリと並んでいる。大きなスーパーもある。全体として何となくアメリカ風。「いかにもヨーロッパ」な不便さが好きな人にとっては、便利すぎて物足りないかもしれない。

 トイレは有料で、1人1回1ユーロ。ちょっと高いが、0.5ユーロのクーポンがもらえる。駅構内での買い物に使えるクーポンで、トイレに入った分、ハンバーガーが0.5ユーロ安く買える仕組みである。おお、何となくウィンウィンな関係じゃないか。
ツリー
(ドイツ人は黄色がお好き。クリスマスツリーも黄色にチャレンジしてみたらしい)

 豊かなドイツの首都の中央駅だけあって、各フロアに豪華で贅沢なクリスマスツリーが立っている。センスのいいのもあれば悪いのもある。今日写真を掲載するのは、「センスが悪いんじゃないかい?」という黄色いヤツである。

 うーん、ドイツ人って、どうも黄色が好きらしい。ルフトハンザも黄色。ツリーも黄色。その他、いろいろ黄色。こんな巨大な黄色のツリーの下で、ベルリン市民はみんな楽しそうにパシャパシャ写真撮影に励んでいる。

 おそらくそういう黄色好みのせいなんだろうけれども、地下鉄も黄色である。東京みたいに路線によって車体のデザインを変えたりしない。そんなヤワなことをするより、とにかく地下鉄は全て黄色に統一する。

 東京メトロ銀座線そっくりの黄色い電車が、全路線をガンコに黄色に染め上げる。Sバーンと区別して、地下鉄は「Uバーン」と呼ぶ。U1からU9まで、9つの路線が縦横無尽に走っているが、9路線とも意地でも黄色。ドイツの人はどこまでもガンコに黄色を守る。
Uバーン
(地下鉄Uバーンは、どの路線もみんな可愛いミニサイズ。新路線U55なんか、たった2両編成である)

 新しく10番目の路線が加わって、ハウプトバンホフとブランデンブルグ門を結んでいる。名づけて「U55」、おやおや、9の次が55とは、どういうことなんでしょ?

 謎は深まるばかりだが、中央駅からブランデンブルグ門は、歩いて15分もかからない。駅も、ハウプトバンホフ ☞ ブンデスターク(国会議事堂) ☞ ブランデンブルガー・トア。3つしかない。東京 ☞ 有楽町 ☞ 新橋みたいな至近距離を、ひたすら繰り返し往復するだけのマコトにフシギな電車君である。

 たった2駅、徒歩15分の地下鉄には、ニューヨークのSラインもある。タイムズスクエア☞ブライアントパーク☞グランドセントラルであるが、NYのほうは常に満員だ。ところが諸君、ベルリンのコントU55号どんは、驚くほどのガーラガラ。全部で10人か15人しかお客がいない。

 だって、驚くなかれ2両編成だ。10両でも停車できるぐらいの長大なホームに、2両繋ぎのバスみたいなカワイイ黄色君がトコトコ走ってきて、ホームの端っこにチョコンと止まる。運転士のオネーサマも苦笑いで、前の運転台から後ろの運転台までニコヤカに移動する。往復運転なんだから、まあ当然だ。

 さて日本のクマ助も、このカワイイ黄色君でこれからブランデンブルグ門に向かう。歩いてもいいが、さすがにベルリンの冬の風は冷たいだろう。遊園地の電車みたいな黄色君に乗って、ポカポカ暖かく移動を楽しみたい。

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