2016年01月24日(日)

Thu 151231 出発 フランクフルト疾走 ベルリン朝9時(ドイツ・クリスマス紀行2)

テーマ:ブログ
 12月19日深夜、羽田空港国際線ターミナルに到着したワタクシは、もう嬉しくて嬉しくてたまらない。ANAから「ビジネスクラスへ無料アップグレードさせていただきます」というお知らせが届いていたのだ。こりゃ最高のクリスマスプレゼントであり、ベストなお年玉である。

 そこから先は、言わばルーティン。宅配便で空港まで届けてあった荷物を受け取り、チェックインを済ませ、スイートラウンジで出発まで2時間を過ごす。

 ラウンジでも、ルーティン。① カレー ② 天ぷら蕎麦 ③ ツマミ各種&ワインにお酒、みっともないほど全てを満喫し、日付が変わると同時にブログも更新して、これで後顧の憂いもなくなった。

 今井君の海外旅行は常に「質素をムネとする」。ヒコーキはエコノミー。ホテルは普通のお部屋。メシも地元の人たちが集うお店であくまで質素に。贅沢三昧の大名旅行なんか、旅の醍醐味がちっとも感じられないじゃないか。

 だからこそ、業者サイドから申し出てもらえたアップグレードが、骨身にしみて嬉しいのである。ホテルに関しては、インターコンチもウェスティンも何故かみんなクマ助に優しくて、この数年「スイート以外に宿泊したことがない」というほど無料アップグレードの嵐の中にいる。
カイザー1
(ベルリン、カイザー・ヴィルヘルム教会。1943年、連合国軍の空襲で破壊された。塔の部分は破壊されたままの姿で保存されている)

 ヒコーキはどうかというに、うーん、最近はどうも運がないのか、無料アップグレードの声がなかなかかからなかった。あんまり放っておかれるので、「あれれ、前日にネットでチェックインしちゃうのがいけないのかな」と、暗澹たる気持ちでいたのである。

 しかしこの日は、24時間前のネットチェックインの段階で「ビジネスに無料アップグレード」のお知らせ。うぉ、うぉ、ホントに久しぶりだ。しかも諸君、同じビジネスクラスでも、フルフラットシートの機材。グッスリ眠って行けば、翌日の行動もググッとアクティブに出来るはずだ。

 ただし、羽田発01:05のはずが、どういうわけか羽田発の段階で30分遅れ。フライト自体は、何しろフルフラットのビジネスなんだからマコトに快適だったが、「フランクフルト空港が濃霧のため」ということで、着陸の段階で45分遅れ。おお、ベルリン行きへの乗り継ぎが心配になってきた。

 予定では、フランクフルト着05:20。ルフトハンザ・ベルリン行きが06:45発。もともとたった1時間25分しか余裕のないタイトな乗り継ぎなのに、ヒコーキは容赦なくどんどん遅れていく。

 フランクフルトの駐機スポットに到着した段階で、すでに午前6時10分を過ぎた。到着を遅れさせた「濃霧」は確かにハンパじゃなくて、50m先も見えないほどのたいへんな霧であるが、問題はそんなことじゃなく、「乗り継ぎに35分しか残っていない」という厳しい現実である。
チケット
(ホントに久しぶり、ビジネスクラスへの無料アップグレード)

 この空港は、こうしてしばしば濃霧に襲われる。2008年11月、マドリードから帰ってきたワタクシは、ここの濃霧のせいで帰りのTOKYO便に乗り遅れるというピンチに立たされた。

 当時の記録は旅行記「マドリード紀行」に詳しいが、要するにルフトハンザTOKYO行きは、濃霧のせいで遅れてきた今井君なんかちっとも気にかけず、サッサと出発してしまっていた、ルフトハンザの広告を信用しなくなったのは、まさにあの時である。

 しかし諸君、ワタクシが信用しようがしまいが、今日の乗り継ぎベルリン便もやっぱりルフトハンザである。さすがドイツ人は頑固なほど厳格であって、濃霧だろうと何だろうと、時刻がくれば厳密にビューンと飛び立ってしまう。

 ところがこの朝の今井君は、まだ遠く離れた駐機スポットだ。ここから
  ① 連絡バスで、空港まで移動
  ② 広大な空港内を、走って横断
  ③ EUへの入国審査
  ④ 大混雑の保安検査場を通過
  ⑤ ベルリン便の搭乗口まで、激しく疾走
という5段階を、たった35分で済まさなければならない。
カイザー2
(カイザー・ヴィルヘルム教会。連合軍の空襲による破壊の後が痛々しい)

 こりゃまさにピンチもいいところ。しかし諸君、連絡バスを降りたところに、空港の係員が待ち受けていてくれて、「ベルリン便のヒト、ついてきてください」と先頭に立って猛然と駆け出した。

 おお、マコトに頼もしい。② ☞ ③ ☞ ④と難なく駆け抜け、確かに④ 保安検査場では遅々として進まない列にジリジリさせられたけれども、何とか無事に⑤ 搭乗口にたどり着いた。乗り込んでみれば、機内はガラガラ。何だ、あんなに夢中で走る必要はなかったのだ。

 どうも航空各社が「スムーズな乗り継ぎ」を競いすぎているキライがある。何もこんなにタイトな乗り継ぎを設定しなくても、3時間とか4時間とか、もっとゆったり余裕をもった乗り継ぎを指定してくれたほうがいいじゃないか。

 どこの空港でも、ラウンジもお店も豊富なんだから、乗り継ぎ自体をもっとゆっくり楽しませてくれたほうがいい。いつもジリジリ&イライラで、乗り継ぎ地の風情をエンジョイするヒマもない。汗まみれの疾走&爆走ばかりしていたんじゃ、旅の醍醐味も薄れてしまう。
カイザー3
(カイザー・ヴィルヘルム教会のな内部。ブルーのステンドグラスが美しい。中ではクリスマス演奏の予行演習中。詳しくは明日の記事で)

 ま、いいか。フランクフルトからベルリンまではホンの1時間ほどのフライトだ。次第に夜が明けてくると、ベルリン周辺がどれほど豊かな湖沼地帯なのかよくわかる。そこいら中で小さな湖が朝日に光り、「なるほどこれでは、古代ローマ軍も前進に苦心惨憺だっただろう」と実感する。

 ベルリンの空港は、古色蒼然とした「テーゲル空港」である。あんまり古色蒼然としているから、EU中枢国の首都に相応しくない。まもなく新空港がオープンして、ドイツはますますググッと21世紀のど真ん中に大きな1歩を踏み出す予定である。

 タクシーに乗り込んで、今朝はどうも不機嫌であるらしい運転手さんにビクビクしながら、宿泊先のインターコンチネンタルホテルを目指す。何しろ10年ぶりだ。見るもの全てが懐かしい。

 かつての中央駅 ☞ ツォーロギッシャーガルテンまで、空港から10分ほど。古色蒼然としているぶん、テーゲル空港はベルリン市街の真っただ中に存在するのである。

 まもなく右手にカイザー・ヴィルヘルム教会の勇姿がある。第2次世界大戦時に英軍と米軍の激しい空爆にさらされて崩壊。破壊された姿をそのままに保存して、現代に至る。
クリスマスデコレーション
(カイザー・ヴィルヘルム教会前のクリスマス・デコレーション。クリスマス市の準備もカンペキ。ワタクシもここで10日間、連日のグリューワインを満喫した)

 午前8時半、もうホテルに到着してしまった。ありゃりゃ、いくら何でもこりゃ早すぎて、まだチェックインなんか出来るはずもない。何のためにフランクフルトであんなに激しく疾走したのか。タイトな乗り継ぎ便の設定が、ここでまたもや恨めしくなる。

 フロントクラークのオジサマも「You are quite early」と苦笑してみせた。おお、まさに間違いなく「quite early」。早起き鳥もいいところであって、非常識きわまりない到着時刻である。

 もっとも、最近のワタクシは甘やかされていて、こんな時間の到着でもすぐに部屋に入れてもらえる日々が続いていた。サンパウロ、シンガポール、マルセイユ。いつも問題なくお部屋に入れたのだが、この日のベルリンはさすがにムリであった。

 仕方なく、フロントに荷物を預けて「ベルリン早朝ウォーク」に出ることにした。真冬の木立では、スズメたちが元気にチュンチュンさえずっている。路面は雨に濡れていたが、風もなく、爽快な快晴。2015年12月のベルリンは、拍子抜けするほど暖かかった。

1E(Cd) Eschenbach:MOZART/DIE KLAVIERSONATEN 2/5
2E(Cd) Eschenbach:MOZART/DIE KLAVIERSONATEN 3/5
3E(Cd) Eschenbach:MOZART/DIE KLAVIERSONATEN 4/5
4E(Cd) Eschenbach:MOZART/DIE KLAVIERSONATEN 5/5
5E(Cd) Böhm & Berliner:MOZART 46 SYMPHONIEN 1/10
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