2016年01月15日(金)

Tue 151222 仮定法過去完了を卒業せよ センター用オマモリ(速攻サンフランシスコ14)

テーマ:ブログ
 1月15日、いよいよセンター試験の前日となった。こんな大事な日に、予備校講師のブログとして「サンフランシスコ旅行記」だなんてのはマコトに申し訳ないが、そのぶん昨日から「オマモリに使える写真集」を掲載している。

 受験生諸君はどんどんダウンロードして、スマホやケータイで会場に持っていってくれたまえ。もちろん読者には中学生から大学生、シューカツ生も院生も中高年もいらっしゃる。全ての読者の皆様にとってもオマモリになるように努めたい。

 しかし何ぶんにも、遠く離れたアメリカの大学の写真に過ぎない。国内の大学めざして必死になるあまり、心の視野がどんどん狭くなっている諸君にとっては「カンケーねぐね?」であり「よけーなお世話なんじゃね?」であるかもしれない。

 しかしその視野の狭さこそが、実は受験生の大敵なのだ。「今日1日で人生が決まる♨」と狭苦しい発想で燃え上がるから、心臓がバクバクし、両手にベットリ汗が滲んで、問題用紙が手の湿り気でヨレヨレになる。あんまり緊張して、普段の力の半分も出せない。

 それどころか前夜「どうしても眠れない」などという激烈な焦りを生じ、深夜ベッドの中で涙を流したりする。パパやママや弟や妹を起こして「どうしても眠れない」と訴えたり、友だちにLINEで連絡して迷惑をかける。全ては、心の視野が狭いことから生じる結果である。
スタンフォード1
(オマモリその1:スタンフォード大学で)

 もっといけないのは、受験勉強に対する後悔のトリコになることである。深夜、眠れないベッドで転々&鬱々としながら、「ああしとけばよかった」「こうしとけばよかった」「ああもできたのに」「こうもなっただろうに」と後悔のホゾを噛むのである。

 その状態を、英語では「woulda coulda shoulda」と表現する。
  ① woulda = would have p.p. の短縮形
  ② coulda = could have p.p. の短縮形
  ③ shoulda = should have p.p. の短縮形

まさに仮定法過去完了の世界であって、すべて「もしあの時…していたら」と過去の事実に反する仮定をした上で、
  ① …していたであろうに
  ② …できたであろうに
  ③ …すべきだったのに
と事実に反する夢想にふけるわけである。

 ③については、「助動詞」の授業で「過去に関する後悔の言い方」としても習うはず。同意表現で「ought to have p.p.」なんてもあれば、「should not have p.p.」=「…すべきではなかったのに」も出てくる。
スタンフォード2
(オマモリその2:スタンフォード大学、メモリアルチャーチ)

 ネイティブのヒトビトでもwoulda とcouldaとshouldaの順番にはいろいろ好みがあって、例えばBrian Mcknightどんはその曲名を「shoulda woulda coulda」としている。

 いやはや何にせよ、そんな後悔なんてのはツマランのだよ。仮定法過去完了の世界に生きるのはヤメたまえ。「すべきだった」「できたはずなのに」「すべきじゃなかった」なんてのは、日本の優しいオジーチャンにヒトコト「後悔、先に立たず」と笑われてオシマイじゃないか。

 諸君、だから常に前向きに生きたまえ。仮定法過去完了の世界はポイとゴミ箱に投げ捨てて、canと、willと、shallの世界に生きなきゃ。「できるんだ」「やるぞ」「やるんだ」「進むんだ」に切り替えなきゃ。

 ただし、mustとmayはあんまり持ち出さないこと。「しなきゃ」「するかも」を前面に押し出すと、またまた手に汗にぎり、失敗を恐れて心臓バクバク、コワくて前に進めない。
スタンフォード3
(オマモリその3:スタンフォード大学、フーバータワー)

 うぉ、素晴らしい叱咤激励じゃないか。ただし「前進あるのみ」ではあるのだが、馬車馬じゃあるまいし、「鞭打たれながら狭い一直線の道を ☞ 脇目も振らずトコトコ」というのは、人生を生きる姿として余りに哀れである。常に心の視野を広く持ちたまえ

「あっちにも行きたいな」「こっちにも行ってみたいな」と、広大なX軸Y軸の世界を存分に楽しみたまえ。Z軸なんてのもあって、この地上世界からさらに広く宇宙に飛びだすこともできる。もちろん時間軸を導入して、遥かな豊穣の未来を視野に入れてもいい。

 ワタクシは授業の中でよく「試験が迫って緊張に耐えかねたときは、視点を遠くに向けて『来し方行く末』を思え」とアドバイスする。「来し方」とは今まで歩んできた道のり、「行く末」とはこれからたどっていくべき未来の道のこと。センター前日の諸君には、特に「行く末」に焦点を置いてほしいのだ。
スタンフォード4
(オマモリその4:スタンフォード大学、メモリアルチャーチ)

 今日の写真5枚は、10月5日、スタンフォード大学で撮影したもの。1枚目は「これから進むべき輝かしい道」を示しているが、よく見てみたまえ、広大な1本道の他に、細いけれども多種多様な選択肢の道も示されている。諸君の未来の選択肢は無限、センター試験みたいに狭苦しい4者択一ではないのだ。

 2枚目は、薄暗いトンネルの向こうに開けたマコトに爽快な未来を示したつもり。いやはや、少し陳腐かもしれないが、長く閉じ込められていた受験の世界の向こう側には、ビックリするほど広大で爽快な世界が広がっているはずだ。諸君はまさに今、こういう場面に立っているのである。

 3枚目は、スタンフォード大学の絵ハガキを作成するとすれば、誰でも最初に選択するであろう陳腐な1枚。日本の絵ハガキなら富士山、パリなら凱旋門、ロンドンならビッグベン、マドリードなら闘牛かフラメンコ。まさにそういう情景であるが、だからこそオマモリに相応しい。

 4枚目は唖然とするほど美しいチャペルの内部。大学構内にこんな素晴らしい建物があるなんて、さすがアメリカの超一流大学は違いますな。国内でいつまでもウジウジしている必要なんか、一切ないんとちゃいますか?

 5枚目はゼミ室の風景。諸君、こんなゼミ室で世界的に有名な教授に指導され、優秀な仲間たちと切磋琢磨し、侃々諤々の議論に堂々と加わって、大きな未来を切り開いてくれたまえ。
スタンフォード5
(オマモリその5:スタンフォード大学で)

 さあ諸君、いよいよ明日である。爽快な気分で目覚めたら、まず冷たい水で顔を洗おうじゃないか。幸いなことに、亜熱帯みたいな蒸し暑い冬は、センター直前にひとまず去ってくれた。この冷たい水こそ、厳しい冬将軍のプレゼント。凍るような冷水を顔に浴びて、まずはスカッと&ピリッとしてくれたまえ。

 そして、さあ音読だ。音読で目覚め、音読で復活し、音読で奮い立ってくれたまえ。野球部ならバットで素振り。剣道部なら竹刀で素振り。オジーチャンならラジオ体操と乾布摩擦。それと同じことで、音読こそ、諸君の脳の目覚めにベストの方法である。

 さて、そろそろ締めくくらなければならない。明日もまた大いにおめでたい写真を掲載して諸君のオマモリを追加するけれども、アップするのは16日午前1時ごろ。もうその頃は、受験生諸君はスヤスヤ穏やかな夢の中だろう。

 ま、読者は別に受験生とは限らない。中学生から大学生からオジサマ&オバサマ、ジーチャンバーチャン、誰のためにもしっかりオマモリになるような写真を掲載するから、大いに楽しみにしていていただきたい。

1E(Cd) Menuhin:BRAHMS/SEXTET FOR STRINGS No.1 & No.2
2E(Cd) Baumann:MOZART/THE 4 HORN CONCERTOS
3E(Cd) Solti & Wiener:MOZART/GROßE MESSE
6D(DPl) 喜多流 通小町(後藤得三 松本謙三)/喜多流 鶴(喜多実)
total m121 y2226 d17537
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