2016年01月05日(火)

Sat 151212 英語は合宿で一気 クラムチャウダー ステップ乗車(速攻サンフランシスコ6)

テーマ:ブログ
 懐かしの英語教科書について書いたついでに(スミマセン、昨日の続きです)、「ニュープリンス」と並んで昭和日本の英語教科書3本柱だった「ホライズン」「クラウン」についても触れておきたい。「旅行記とカンケーネーじゃん」というご不満は分かるが、まあちょっと付き合ってくれたまえ。

 中1から中3までの今井君は、何とこの3冊をほぼ同時進行で学んでいたのである。「は?」であるが、材料は当時の中学生なら多くが定期購読していた学習雑誌の付録であった。

 今井君んちはオカネ持ちじゃなかったので「定期購読」なんか無理だったけれども、旺文社の「中1時代」「中2時代」「中3時代」、学研派の人は「中1コース」「中2コース」「中3コース」。周囲にはオカネ持ちの子が多くて、羨ましいことにそういう雑誌を毎月本屋さんに届けてもらっていた。

「時代」でも「コース」でも、毎月たいへん巧みに編集された別冊付録がついていて、100ページに満たない付録の小冊子を読めば、最高の定期テスト対策になった。

 しかも諸君、定期テスト対策は「主な教科書別」になっていて、例えば英語なら「クラウン対策」「ホライズン対策」「プリンス対策」と、教科書別に本文解説から「中間期末予想問題」なんてのまであった。

「これでバッチリ♡」とフキダシのついたイラストがついていたりして、幼稚といえば幼稚なのだが、塾に行く気のない今井君としては、せめて学習雑誌の付録ぐらい手に入れて、意地でも学年第1位を続けたかった。
ピザ
(10月3日、ゴールデンゲイトブリッジの帰りに、フィッシャーマンズワーフでピザを貪った)

「時代」も「コース」も、「男女交際特集」だの、富島健夫あたりのキワドい連載小説まであって、13歳14歳の少年少女にとっては刺激的でもあったのだが、友人たちに「付録、くれないか?」と言ってみると、実にアッサリ「ほら、やるよ」と手渡してくれるヤツが多かった。

 せっかく手に入れた別冊付録だ。若きクマ助は、全ての教科書の中間期末対策をやってみなければ気が済まない。自分の教科書は「プリンス」だけれども、日本全国には「ホライズン」をやっているヤツも「クラウン」をやっているヤツもいる。ただただ、誰にも負けたくなかった。

 社会も理科もそういう調子で別冊付録に取り組んだ。小学校時代の今井君は図鑑のトリコだったけれども、中学3年間の勉強はほぼすべて別冊付録で済ましてしまった。

 プリンスとホライズンは「This is a pen」でスタートするお馴染みの方針だったが、何と「クラウン」は冒頭が「I have a pen」。秋田の田舎で勉強している秀才 ☞ 今井君は、「全く別の世界があるんだ」「なんだべ、このハベってのは?」とすっかり打ちのめされた気分だった。

「This is a pen」からスタートする教科書に批判的な人は、周囲にも多かった。「そんな発言、するわけない」「だから日本人はダメなんだ」というヤツである。

 しかし諸君、そんなこといったら「I have a pen」だってムリがある。「ペン、もってますよ」というヒマがあったら、黙ってペンを差し出せばいいのだ。そこで、もっとカッコよく「Hi」「Hello」「Good morning」から始まらなきゃダメんだというオジサマやオネーサマも登場する。
ケーブルカー
(ホテルへの帰り道は、もちろんケーブルカーを利用。いよいよステップ乗車にチャレンジするチャンスがめぐってきた)

 でもですな、別冊付録の王者クマ助としては、「別にスタートの仕方なんかどうだっていいんじゃないか」と思うのである。「これはペンです」でスタートした人も、「ペン持ってます」「ハーイ、オハヨー」でスタートした人も、結局すぐに同じ壁にぶちあたるじゃないか。

 3冊の教科書を同時勉強しながらの当時の感想は、「要するに同じことじゃないか」「何をこんなにツバ競り合いを繰り広げてるんだ?」であって、最後にたどり着いた結論は、「たったこれだけの内容を1年もかけて暢気にやってるからダメなんじゃないか」ということであった。

 諸君、中1の教科書を、一度ペラペラめくってみるといい。「こんなの、もしもやる気があれば、2~3日で最後まで行けるじゃないか」と、多くの人が感じるに違いない。どこかにホテルにでも合宿して、1日7~8時間ギュッと詰め込めば、あっというまに終わっちゃう。

 それは中2でも中3でも同じこと。文法だって単語だって大したことない。たった2~3日で吸収できる中身を、1年もかかってエッチラ&オッチラ進めたら、① ツマラナイ ② タイクツだ ③ メンドイでしかない。

 そこから英語ギライも生まれるし、悪夢の中の逃亡に似て、「足掻いても足掻いても、ちっとも前に進めない」という焦燥が生まれる。「こんなに勉強してるのに、ちっとも出来るようにならない」という焦りである。

 人々の苛立ちは、やがてマスメディアの絶望の声を生み、「どうしたら英語が出来るようになるんだろう」と日本中のオトナが首を傾げて呻吟する。「こんなに頑張ってるのに」という嘆きである。
長蛇の列
(ケーブルカーに乗るには、長蛇の列に1時間も並ばなければならない)

 クマ助が考える解決策は、「2~3日で終われることは、2~3日で終わる」である。中1の4月に、必ず中学校で4泊5日の英語合宿をやる。そこで中1の範囲は一気に終わっちゃう。中1の残り12ヶ月は、その範囲での運用練習を徹底する。単語もどんどん増やす。

 中2の4月に、またまた4泊5日の英語合宿をやる。そこで中2の範囲は一気に終わっちゃう。中2の残り12ヶ月は、その範囲での運用練習を徹底する。単語もどんどん増やす。

 中3の4月に、またまた4泊5日の英語合宿をやる。そこで中3の範囲は一気に終わっちゃう。中3の残り12ヶ月は、その範囲での運用練習を徹底する。単語もどんどん増やす。

 そういう3年を、高校でも繰り返す。「一気に全部終わっちゃったよ」という満足感と満腹感は、いつでも最高の幸福だ。「そんなに詰め込んだら消化不良を起こすよ」とか言って、1皿のカレーを10回に分けて食べさせられたら、焦燥と不満と不服だけが残る。冷めたカレーでカレー嫌いにもなっちゃう。

 範囲を一気に終わって、1年運用演習を続ける。それを中高6年反復する。ググッと満足感を高め、理解した範囲でハードに運用練習。シンプルに「一気」と「演習」を組み合わせれば、使える英語なんか6年でチャンと身につくんじゃないかと愚考するのである。
ステップ乗車
(ケーブルカーのステップにスズナリの人々。みんなホントに幸せそうだ)

 さてと、そういうカンケーネーことを考えながら、サンフランンシスコのクマ助は一気にゴールデンゲイトブリッジを踏破した。秋晴れの一日で、海からの強風にも濃霧にも悩まされることはなかった。

 橋のあちら側からこちら側に戻ってきたら、まだちょっと早いが、フィッシャーマンズワーフでの晩餐を楽しむだけである。橋のたもとから28番のバスがいくらでも出ていて、別に団体ツアーなんかに参加しなくても、移動はラクラクだ。

 カニを中心に魚介が有名なフィッシャーマンズワーフであるが、クマ助が選んだのは大衆向けの大きなイタリアンレストラン。高級カニを貪ってオカネをむしりとられるより、安いピザ&冷たいビア、安いクラムチャウダー&安いワイン。そういうものでポンポンをパンパンにするほうが楽しい。

 クラムチャウダーは、この店から2~3分も行けば「クラムチャウダー発祥の地」を名乗る超有名店もある。しかしそのお店のウリは、たいへん酸っぱいパンをくりぬいて、それを器代わりにするもの。クマ助にとって「酸っぱい」は、他のどんな悪臭よりもニガテなニオイなので、正直言って願い下げである。

 実際、このイタリアンレストランはなかなかよかった。ウェイトレスのオバチャマの優しい笑顔のおかげで、安いワインも素晴しく美味しくなったし、酸っぱいニオイのしないクラムチャウダーは絶品。有名店で酸っぱい思いをするより、遥かに楽しかった。
ステップ実践
(ステップ乗車中に撮影。ま、こんなアリサマだ)

 ホテルのあるPowell Streetまでは、もちろんケーブルカーで戻る。夕暮れになって冷たい強風が吹き荒れ、長蛇の列に1時間近く並ぶのは厳しい難行苦行であったが、この苦労のかいあってとうとうサンフランシスコ名物「ステップ乗車」を試みるチャンスがめぐってきた。

 電車のステップに両足をかけ、必ず両手でバーを握る。おっかない乗務員のオジサマ(☞ グリップマン)がOKを出してくれなければステップ乗車はできない。しかしこの夕暮れ、あんまり列が長くなったので、ケーブルカーは両サイドともスズナリのステップ乗車が許可された。

 ステップに足をかけただけ状況で、坂道を駆け上がり、高速で坂道を駆け下り、一気に90°のカーブを曲がりきる。路上には観光客が立ち並び、ステップ乗車の人々に歓声と喝采を送る。「おお、いまオレはヒーローだ」と心で絶叫する瞬間である。

「何てオトナゲない♨」と苦笑する皆さま。そんなにコムズカシイ顔をしてないで、アナタも今すぐサンフランシスコを訪問し、ステップ乗車にチャレンジしてみたまえ。その意地悪そうな冷笑と失笑は、あっという間に幸福な絶叫に変わるはずだ。

1E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION 1/3
2E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION 2/3
3E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION 3/3
4E(Cd) Harnoncourt:BACH/WEIHNACHTSORATORIUM 1/2
5E(Cd) Harnoncourt:BACH/WEIHNACHTSORATORIUM 2/2
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