2016年01月02日(土)

Wed 151209 アメリカの入国審査 チー鱈 贅肉のこと(速攻サンフランシスコ3)

テーマ:ブログ
 いやはや、マコトに目まぐるしいブログで申し訳ない。6日前までマルセイユ旅行記。5日前にサンフランシスコ速攻旅行記を始めたかと思ったら、3日前には「ドイツから無事帰国しました」の挨拶。一昨日は大晦日の挨拶で、昨日は「新年おめでとう」と来たもんだ。

 しかも、書いているクマ助本人がいったいどこにいるんだか、それさえも目まぐるしい。埼玉県大宮にいたかと思えば、「いま羽田空港の国際線ラウンジです」「いや、国内線ラウンジです」「ベルリンです」「ライプツィヒです」「ドレスデンです」「またベルリンです」「TOKYOです」と来たもんだ。

 ここまで激しくなると、読者のほうも何だかソワソワ腰が落ち着かなくなると思うが、申し訳ないことに2016年もまた同じ状況が継続しそうなのである。ただ単に「継続」というだけではない。どうやらもっと激烈になりそうだ。年始の挨拶の一環として、いちおう予告だけはしておくべきだろう。

 ま、いいじゃないか。こんなクマでもいちおう外国語の講師だ。どんどん外国を旅して、どんどんパンパンどんパンパン、「秋田音頭」よろしくバンバン激しく国内&国外、「コイツは今いったいどこにいるんだ?」と読者がみんな天を仰いで嘆くほど、また目まぐるしく動き回ろうと考えている。
フィッシャーマンズワーフ
(サンフランシスコ「フィッシャーマンズワーフ」。グルメ番組でお馴染みのカニさんの看板)

 ただし、昨年11月のパリ事件を受けて、世界中どこでも入国審査が厳しくなっている。もしも諸君がいま外国旅行を考えているなら、空港の保安検査場で時間がかかること、入国審査で厳しい質問にさらされること、その辺は覚悟の上で旅立ったほうがいい。

 ヨーロッパなんか、ついこの間までは「何にも尋ねられない」「パスポートなんか見もしない」「黙ってハンコだけ押して投げ返してくる」というのが定番だったが、2015年12月、「とりあえず何かしゃべってみますかね」というスタンスに変わった。

 激烈に旅しているクマ助のパスポートは、確かに「たった7年でこんなにハンコだらけだなんて」という怪しさに満ちている。ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイ・アイルランドのハンコもあれば、EUのハンコは20個を超える。ハンコだらけで、もう4~5ページしか残っていない。

「こりゃ何だか怪しい日本グマだな」と判断した入国管理官サマは、「何でこんなに旅行してるんだ?」と質問してくる。今井君の返答はいたってカンタン、「旅行が趣味なんです」で終わりだ。管理官もすぐ納得して、ニヤッと笑ってハンコをペタン。ヨーロッパはマコトに開放的だ。
部屋
(サンフランシスコもインターコンチネンタルホテル。またまたシニアスイートにアップグレードされて、ベッドルームの隣りにこんなリビングがついていた)

 しかし話が「アメリカ」ということになると、そうは問屋が卸さない。2015年10月の速攻サンフランシスコでも、入国審査に5分もかかった。「旅の目的は?」「何日ここに滞在するのか」「帰りの航空券を見せなさい」「滞在先のホテルのバウチャーを見せなさい」と、要求は次第に高まっていった。

「日本では教師をしています」と答えると、「科目は何か?」「対象学年は?」「教師経験は何年か?」「教師なのにこんなに世界を旅行できるなんて不思議だ。納得できない。いったい何でそんなにリッチなんだ?」と続く。

「何でリッチなんだ?」に対して「給料のいい学校なんです」と答えると、「どうして給料がいいんだ?」。ついついこちらも調子に乗って「人気があるんです」「名人と呼ばれているほどです」と口走る。すると諸君、「あなたの教師としての魅力の源泉は何なんだ?」と突っ込んできた。

 いやはや、そりゃさすがに言葉につまってしまうじゃないか。まさか「イケメンだから」じゃ済まないだろう。「人生経験が豊富だからですかね」「たくさん旅行しているからですかね」と続けると、おお、堂々巡りになった問答に、係官もさすがに苦笑する。
巨大カニ
(フィッシャーマンズワーフ。巨大ガニがハサミを振り上げて待っていた)

 仕方がないからなのか、質問は荷物の話に切り替わる。職業の話から、いきなり「あなたの荷物の中に肉類は入っていませんか?」と厳しい目を向けてきた。

 気軽に「入ってませんよ」と答えた後で、「しまった、酒のツマミに、コンビニで購入した『チー鱈』を1袋もってきちゃった」と思い出すが、こんな場所で「チー鱈」について長々と説明しはじめたら、返って怪しいじゃないか。

 そもそも諸君、「チー鱈とは何か、30秒ほどで英語で説明せよ」ということになると、授業なら30分もかけて語り尽くさなきゃならない難問だ。

 しかも果たして30秒もかけていいものか、15秒ぐらいで済まさなきゃいけないんじゃないか、15秒でチーズと鱈の絶妙の組み合わせを係官に納得させる手段はあるのか。

 20年も前、筑波大学で「親子丼とは何か、50語程度で書け」という無理難題みたいな出題があった。「ニワトリの肉と半生タマゴと出汁を絡めてトローリ、あったかゴハンにかけて食する丼」であるが、「あったかゴハン」「とろーり」「半生タマゴ」「丼」なんてのを、ニュアンスを損なわずに説明するのは至難のワザだ。

 同じ筑波大学で「カラオケとは何か。50語で説明せよ」「次の4コママンガのどこが面白いのか、書け」の類いの無理難題も連続した。「どこもちっとも面白くない!!」と断言する者、「こんな問題に何の意味があるのか?」と憤慨する者、いやはや、マコトに残念な入試であった。
アザラシ
(フィッシャーマンズワーフには、贅肉タップリのアシカ諸君が大量に住み着いている)

 こうして諸君、クマ助は入国審査官の前で20年にわたる日本の大学入試の歴史を思い出しながら、コンビニの「チー鱈」約60グラムの存在をどう説明すべきか、懸命に考えて地球を7回り半する思いだった。

 もちろん「チー」も「鱈」も肉類ではないが、これだけ詳しく厳しい質問が続いているのだ。万が一の事態だって覚悟しておく必要はある。

 しかしこんなにしつこく「肉はないか?」「肉はないか?」「ホントに肉はもってないんだな?」と念を押されると、そこはイタズラな今井君のこと、「そんならお腹に『贅肉』というものがタップリついてます」みたいな発言をしたくなる。

 しかし、それじゃ「贅肉」って、英語で何と言いますかな? それこそむかしNHKで流行した「とっさの英会話」であるが、贅肉とは「本来くっついていては不健康なのに、中年の必死の努力にも関わらず腹回りにくっついてしまったムダなお肉」であって、これまた「チー鱈」以上に説明が難しい。

「贅肉」は「fat」でOK、正式には「superfluous flesh」ということになっている。ネットの和英辞典には余計な説明もくっついていて、「ずいぶんと贅肉のついた男」☞ a man with a lot of fat on himとある。うぉ、まさに余計なお世話そのものである。
観客
(アシカ諸君を見守るオジサマがたも、それなりにタップリ贅肉の所有者が多い)

 ま、こういうスッタモンダを経て、ようやく入国した「アメリカ本土」である。めいっぱい楽しまなければ大損だ。都心部からケーブルカーで一気に坂道を駆け下りたクマ助は、日本出発以来の疲労をモノともせず、テレビのグルメ番組でもお馴染み「フィッシャーマンズワーフ」の散策を始めた。

 カニの店、クラムチャウダーの店、何だか分からないが何でもかんでも取り揃えた店。ディズニーリゾート並みの賑わいの中、何と言っても目立つのが「ピア39」。大量のアシカたちが集い、今井君も顔負けの贅肉を太陽にさらして見せびらかしあっている。

 そのアシカ諸君を眺めて悦に入っているアメリカ国民の皆様にも、やっぱり贅肉自慢なオジサマが多い。入国審査であんなに「肉」「肉」「肉はもってないか?」と厳しく問いつめるワリに、贅肉について国民はあんまり深刻に悩んではいないらしい。
 
1E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION 1/3
2E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION 2/3
3E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION 3/3
4E(Cd) Schreier:BACH/MASS IN B MINOR 1/2
5E(Cd) Schreier:BACH/MASS IN B MINOR 2/2
total m45 y2150 d17461
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