2015年10月04日(日)

Thu 150910 ラジオでヤーマダァとゴロゥマルゥー 今日は写真だけ(また夏マルセイユ17)

テーマ:ラグビー
 勝つとは思っていても、「これほどの大差とは思っていなかった」と両手がワナワナ震えてくることがある。合格するとは思っていても、「これほどのカンペキな答案が書けるとは予想していなかった」というのもあって、それと同じことである。

 今井君が東大を受験して、数学で満点答案を書いちゃったら、余りのことに「両手がワナワナ」どころか「両ヒザもガクガク」「ノドはカラカラ」であって、試験会場から出られないぐらいになっちゃうに違いない。

 昨夜は日本各地で時ならぬ「深夜の絶叫」が上がったことだろう。静かに寝静まった高級住宅地なんかでも、午前0時、午前0時半、もう起きているのはネコとヨッパライと受験生ぐらいという時間帯に、「グヒャー!!」だの「イケイケイケェー!!」だの「アワワワワァー!!」だの、激烈な絶叫が交錯したはずだ。

 小学3年でラグビーを見始めた今井君としては、「あれれ、ジャッジが日本びいきすぎないか?」とハラハラする場面もないではなかった。「2人連続でシンビン」「認定トライ」というストーリーは、大学ラグビーではたまにみることがあっても、世界トップクラスのチームに対する判定としては例外中の例外に見えた。
イフ島
(ノートルダムの丘から「もしもじま」☞ イフ島を望む)

「見えた」というコトバには実はウソがあって、今井君はちょっと事情があって、ラグビーを「見る」ことはどうしても出来ず、「ラジオでラグビー観戦」というたいへん苦しい立場に追い込まれていた。

 ただでさえ複雑きわまるラグビーである。15人 vs 15人、そこにレフェリーとアシスタントレフェリーまで加わってクンズホグレツするわけだから、合計35人近い人物が入り乱れて戦うことになる。35人のクンズホグレツをラジオ中継で理解するのは、そりゃたいへんな想像力が必要だ。

 しかも諸君、クマ助の「ちょっとした事情」にはかなり奇想天外な部分があって、「テレビをあきらめて ☞ ラジオ」というそのラジオ放送は、なんと「すべて英語」というマコトに厳しい状況になった。

 35人のクンズホグレツ。ゲームの激しい展開。連続する負傷退場とシンビンと選手交代。実況アナと解説者の絶妙のやり取り。そこにインタビューやらレポーターの報告やらまで挿入されると、まさに「目をシロクロ」な世界である。

 諸君、ラジオの音声には、観客の大歓声も混じる。ラグビーの応援には「鳴り物はナシ」「合唱や相手チームへの威嚇もナシ」という暗黙のルールがあるから、まあ大歓声だけであるが、中継に大歓声がかぶってくると、リスナーの理解はますます困難になる。
フリウリ島
(ノートルダムの丘からフリウリ島を望む)

 ラグビー観戦を完璧なものにするには、レフェリーが選手たちに与える指示も聞き取れなきゃいけない。ラジオのラグビー中継と比較すれば、早稲田国際教養学部のリスニングの難問でさえ「赤児の手をひねるようなもの」にしか思えないのである。

 何しろ外国人選手が多いから、「固有名詞で状況を判断する」という手も使えない。固有名詞として「トンプソン」や「リーチ」や「マフィ」が活躍していると、日本が攻めているのかどうか一瞬判断に迷うところ。実況では「リーチ」を「マイケル」とファーストネームで呼ぶこともあった。

 その中で、タナカ・ヤマダ・ゴロゥマルゥーの3人の出現頻度がどんどん高まっていく。中でも「ゴロゥマルゥー」はすでにイギリスのネイティブにもすっかり人気であって、実況アナも解説者も「ゴロゥマルゥー」と発音すること自体に大きな喜びを感じているようでさえある。

 そのゴロゥマルゥーが躍動し、冷静にゴールを決め続け、前半終了間際にはヤーマダァが快足を飛ばして鮮やかなトライを奪う。お魚に噛まれて数日前まで足を腫らしていたオカタとは、とても思えない。

 ゴロゥマルゥーが前半最後のコンバージョンを決めて、20-0。実況アナも解説者も、何度も「surprising」「surprising」を繰り返した。まさに「満点答案を書き上げて両手がワナワナ」な世界。「こりゃ2~3年後、英語の教科書に採用されそうなエピソードでござるな」と思いつつ、ひたすら後半を待った。
オテルデュー
(ノートルダムの丘から、マルセイユ旧港を望む)

 クマ助としては「見たい」「見たい」と欲望の脂汗が滲み出てきそうなぐらいであるが、しかし、どうしてもラジオ。目の前のテレビは、ベースボールとアメフトしかやっていない。

 指折り数えてみると、ラジオのラグビー中継を聞くのは35年ぶりである。あの時は大学ラグビーの早稲田-慶応戦であったが、まあすべて日本語だし、よく知っている選手たちの試合なので、電波がちょっとぐらい悪くても一応すべて聞き取れた。

「お相撲のラジオ中継」なんてのもある。一度聞いてみたまえ。状況の理解は極めて困難だ。聞こえるのは冒頭の「ガーンと当たった、突っ張った、突っ張った」まで。あとは大歓声に掻き消されて何にも聞こえない。

 つまり、「ガーンと当たった、突っ張った、突っ張った、ワーワー、ワーワーワー」だけ聞こえて、やがて歓声の中から行司さんの「テルノー、フッジー」ないし「カクッ、リュー」という勝ち名乗りが聞こえるだけである。

 試合後半が始まる前に、クマ助は「こりゃ『英語の4技能』もいいが、ならば『国語の4技能』も大学入試で試さなきゃな」と考えていた。英語のリスニングをやるなら、国語のリスニングも必要だ。ラジオの相撲放送を聞かせて、「勝ったのはどっち?」「決まり手は何?」なんてのも悪くない。
エクス方面
(ノートルダムの丘からエクサンプロバンス方面を望む)

 ついでだから、「国語のライティング試験」「国語のスピーキング試験」も実施すべきなんじゃないか。
「今の相撲放送を聞いて、これからのお相撲のあるべき姿を600字で論じなさい」
「お相撲のどんなところが好きか、制限時間2分で、具体例を2つ示しながら分かりやすく話してみなさい」
こんな問題なら、問題漏洩の危険性だって最小限にとどめることが出来そうだ。

 やがて「まもなく圧勝の締めくくり」という時間帯になると、今井君は今から7~8年前、ゴロゥマルゥーとヤーマダァが直接対決した時のシーンを思い起こしていた。帝京大学の快進撃が始まる直前の、大学ラグビー早慶戦である。

 あの時もヤーマダァのスタイルは「クルクル回る」であり、ゴロゥマルゥーですらその快足を止めるのは容易なことではなかった。「この2人が日本の中心選手になる頃には … ♡」と日本中のラグビーファンが期待したものだが、果たしてその時代が現実にやってきたわけである。

 いま望むのは、ヤーマダァの脳震盪が次の試合までスッキリ完治すること、もう毒のあるお魚に噛まれないこと、ゴロゥマルゥーが得点王に輝くことである。

 ゴロゥマルゥーがベスト15どころか、2015年ワールドカップで最も印象に残る選手になることはもう間違いない。あとは「ベスト8」と、ラグビーのTV視聴率が今後もグイグイ上がりつづけることであるが、あんまり欲張りすぎちゃロクなことがない。
大聖堂
(ノートルダム・ド・ラ・ギャレット、頭上に巨大なマリアさま)

 そこで諸君、「旅行記はどうなった?」であるが、ここでも読者として「あんまり欲張りすぎちゃロクなことがない」のヒトコトがピタッと当てはまる。

 今井君はいま「ある事情」の真っただ中にあって、ネット環境もカンペキとはいえない中、ブログのアップをマジメに続けているのである。ラグビーの話をこんなにタップリ書いた後、「旅行記も♡」と欲張りすぎるのは、やっぱりそれもロクなことにならない。

 だから諸君、今日のマルセイユは、写真だけでガマンしてくれたまえ。マルセイユの街を360°見渡せる「ノートルダム・ド・ラ・ギャレット」の丘からの絶景を眺めて、マルセイユの夏の爽快な風を感じてくれたまえ。

 実は昨年もちょうど今ごろこの丘を訪れて、イフ島、フリウリ島、ビューポール、遥かなエクサンプロバンス、こういう絶景を快晴の空の下で満喫したのである。

 1つの同じ街を定番にして、「毎年必ず訪れる」というスタイルも悪くない。「来年の夏もまたマルセイユにしようかな♡」と、ふと考えた瞬間であった。

1E(Cd) Kempe & Münchner:BEETHOVEN/Symphony No.6
2E(Cd) Courtney Pine:BACK IN THE DAY
3E(Cd) Maggini String Quartet:ELGAR/STRING QUARTET IN E MINOR 他
4E(Cd) Eduardo Egüez:THE LUTE MUSIC OF J.S.BACH
5E(Cd) Cecilia Bartoli:THE VIVALDI ALBUM
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