2015年08月28日(金)

Tue 150804 ブルーダイヤの青い粒 顔が命の吉徳 プローチダ島へ(ナポリ滞在記39)

テーマ:ブログ
 懐かしの米びつ「ハイザー」のことを詳しく書いたら、何だかますます頭の中が昭和そのものになってきて、見るもの&聞くもの、あらゆるものが濃厚濃密な昭和の色彩を帯びていく。

 もうすぐ旅に出るのでその荷造りをしていたら、「陰干ししてもニオわない」が売り物の洗剤「トップ」の小箱が出てきた。おお、幼い頃の今井君んちは、「トップ」の前身「ハイトップ」がキマリであった。

 よそんちに遊びにいくたびに、よそんちにはよそんちのキマリがあって、当時は「ブルーダイヤ」「ニューワンダフル」が2強(だったような気がする)。今井君の友人たちの家では「ハイトップ」は少数派であった。

 ブルーダイヤのほうは、「金銀パールプレゼント」がウリであって、洗剤の箱にくっついているシールを集めて送れば、「もちろん厳正なる抽選の上で」ではあるが、金だの銀だのパールだの、そういう豪華賞品がもらえた。

「オマエんちの近所で、金銀パールが当たったウチってあるかい?」という素朴な疑問が一時流行して、
「だれももらってないぞ」
「発表は商品の発送に代えさせていただくって、ホント?」
とニタニタするのが、小学生や中高生の定番になった。
鳥さん
(鳥くん、今こそ高く飛翔せよ。プローチダの港にて)

 しかし諸君、幼い今井君としては、「ブルーダイヤ」の中に混じる美しいブルーの粒に魅せられていたのだ。我が家で使っているハイトップは、一様に白い粒ばかり。ところが友人の家で見せてもらうブルーダイヤには、夏の青空より美しいブルーの粒がたくさん混じっていたのである。

 コドモには、金銀&パールの類いなんかどうだっていい。白い粒だけの洗剤より、濃いブルーやキレイなピンクの粒の混じった洗剤の方が、誰が何と言ってもスゴいじゃないか。

 そのへんは「そうめん」なり「冷や麦」なりでも同じことであって、白い麺だけのクロート好みのそうめんより、ピンクやブルーやグリーンの麺がお箸に引っかかってくるコドモ向きのそうめんのほうが、圧倒的に素晴しく見えるのだ。

 そこで諸君、幼い今井君は「うちもブルーダイヤにすべきだ」と両親を熱く説得。説得の熱さに負けた両親が「なるほどそうか、うちもブルーダイヤやワンダフルを使ってみるか」とタメイキをついた。
チケット
(ナポリ発、プローチダ行きのお船のチケット)

 いやはや、あの時は嬉しかった。濃い青の粒が入ったブルーダイヤのニオイをかいで、天国にものぼる思い。「ニュービーズ」「スパーク」「ワンダフル」、ちょっと古いが食器洗い洗剤「ライポンF」なんてのも戸棚の中に見つかった。

 だって諸君、「ライポンF」であるよ。発売元が「ライオン油脂」だから、それで「ライポン」? 「ライ」はともかくとして、「ポン」が意味するものは? YouTubeで「懐かしのCM 1962」としてライポンFの白黒CMが見つかるから、まあ諸君も一度眺めてみてくれたまえ。

「スパーク」については、「蛍光増白剤」が有名。ワイシャツが白と言うより蛍光色に洗い上がるので、白よりもっと白くなったような気がする。同じような工夫を凝らした洗剤に「ブルーチャイム」なんてものあったはずだ。

 ライバル「ニュービーズ」が「白さと香りのニュービーズ」だったのに対して、「スパーク」のほうは「パパパパ、パパパー、スパーク」「パパパパ、パパパー、スパーク」と激しく連呼するのであった。

「あれれ、オレはいったい何をこんなにキッレキレになって書きまくってんだ?」であって、本来なら今日は「ナポリ滞在記39」でなければならないのだ。「ちっとも本筋に入らない」とお怒りの方も少なくないだろう。そもそも今井君本人のアタマの中で「もうこの辺で、顔が命?」と囁く声がある。

 だからもうこの辺でヨシトクほうがいいのだ。読者を怒らせてもロクなことはない。問題は、「ヨシトク」と「顔が命」の関係をここでどうしても語らずにはいられない、クマ助の心の弱さなのである。
巨大客船
(ナポリ港には、マンションなみの豪華客船が入港中)

 諸君、もしかすれば関東ローカルCMなのかもしれないが、深夜、ひな祭りや端午の節句が近くなると、ひな人形や5月人形のCMが頻繁に放映されるようになる。人形町や埼玉県岩槻の由緒正しき人形メーカーのCMである。

 そのうちの1軒に「吉徳」があって、「顔が命の、ヨシトクー」のCMは、我々の世代のテレビ東京では定番。誰一人として「顔が命の、ヨシトクー」を知らぬ者はない。そこで諸君、「ヤメとく?」「よしにしとく?」「よしとく?」と言う代わりに、東京の中年オジサマは「顔が命?」と囁きあうのである。

 もちろん諸君、これが単なるクマ助の作り話である可能性があるので、「よしとく?」というタイミングで思い切って「顔が命?」と言ってみても、「は?」ないし「バカじゃないの?」「くだらねー♨」という反応しか戻ってこない可能性は低くない。

 しかし諸君、人生は常に勝負だ。サントリーの殿様に言われるまでもなく「やってみなはれ!!」「試してみなはれ!!」であって、「よしとく?」と言ってみるのさえよしとくようじゃ、将来の大成はありえない。やってみなはれ、試してみなはれ。
港前
(4月4日、雨模様のプローチダに到着)

 さて、本題に1行も入らないで結びを迎えたりすれば、それこそ世の中のウルサイ人々がウルサイだろう。仕方がないからナポリに目を向ければ、4月4日のクマ助はナポリの港からお船に乗って、一路プローチダ島を目指すのである。

「プローチダ島って、何?」
「そんな島、聞いたこともない」
「オレにはカンケーネー」
と突き放すのは、さすがに諸君、人生が大雑把すぎるんじゃないかね?

 ナポリ湾には大小様々な島が浮かんでいるが、一番有名なのが2代ローマ皇帝ティベリウスの別荘があったカプリ島。そのティベリウスがカプリに移る前に所有していたのがイスキア島。いろんな温泉が湧くので、今でも保養地として大人気である。

 プローチダは、そのイスキア島のすぐお隣。イスキアが小舟でも渡れそうなほど間近に見える。ナポリ湾で3番目に有名なのはおそらくここであって、カプリやイスキアほど観光地化されていないのが魅力である。
ナポリ港
(ナポリ港。「ボーン・スプレマシー」の舞台である)

 お昼過ぎ、ナポリ港でチケットを買った時点から、海の風は強く、空はどんより曇って、波も言語道断に高い。ホントにプローチダ島に渡れるのか、渡ったとして帰りの船便はあるのか。帰りの便がない場合、プローチダ島に宿泊施設は存在するのか。いやはや、何だか危なっかしい小旅行である。

 ナポリ港には、1棟の巨大マンションが空から降って湧いたような物凄い虜大客船が寄港中。諸君、さすがナポリだ。プローチダ行きを待つ間、空港並みに施設の整った港の建物を見物して回った。

 マット・デイモン主演、「ボーン・アイデンティティ」のシリーズ第2作「ボーン・スプレマシー」は、まさにこの港で拘束されたジェイソン・ボーンの大立ち回りから始まるのであるが、ま、今日はプローチダだ。そんな危険な世界とは、とりあえず一切縁がなさそうである。

1E(Cd) Philip Cave:PHILIPPE ROGIER/MAGNIFICAT
2E(Cd) Savall:ALFONS V EL MAGNÀNIM/EL CANCIONERO DE MONTECASSINO 1/2
3E(Cd) Savall:ALFONS V EL MAGNÀNIM/EL CANCIONERO DE MONTECASSINO 2/2
4E(Cd) RUSSIAN MEDIEVAL CHANT
5E(Cd) Philip Cave:CONONATION OF THE FIRST ELIZABETH
total m20 y1296 d16617
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