2015年05月17日(日)

Thu 150423 思い通りにならない お相撲が面白い カプリ島の海岸探険(ナポリ滞在記12)

テーマ:ブログ
 物事はなかなか思い通りにならないもので、「これなら大丈夫!!」と太鼓判を押す勢いで行動しても、まるっきり肩すかしに終わったり、太鼓判を押そうとしたその矢先、「あわわ、谷底に真っ逆さま」などということもしばしば起こる。

 ジャイアンツの外人大型補強なんか、ほとんど毎年同じことを繰り返している。昨年はキューバから国民的英雄を連れてきていきなり4番を打たせたまではよかったが、おやおや、もう姿をほとんど見かけない。「オカネのムダ」とかいう問題より、本人にまで恥をかかせる顛末に終わりかねない。

 今年のフランシスコどんも、「どうしてこの人、わざわざ連れてきたの?」であって、来たんだか来なかったんだかまだ知られてもいないうちに、早くも姿を消しそうな勢い。幼稚園児のころからの巨人ファンとして、マコトに忸怩たる思いである。
カプリブルー1
(カプリ島の風景 1)

 今日もまた、ヤクルト相手に完封負け。「あーあ、ロペスどんが残留してたらな」であるが、実績を上げた選手はどんどん手放して、今はすっかり下り坂の「昔の名前でやってます」みたいな選手に、ウルトラ高額の給与を払って呼んでくる。

 「だから言っただろ♨」とか「それ見ろ♠」とか言うより、むしろ「いったいどうしてこうなるの?」であって、巨人ファン・クマ助は今日もまたタメイキしか出ない。誰かもっと見る目のあるスカウトがほしいが、クマなんか外野席でわめいている他に道はない。

 そこに行くと、お相撲のほうの大盛況は嬉しい限りである。若手の急成長は目を見張るばかりであって、若い諸君、もしもお相撲にあんまり興味がなかったら、ぜひ明日あたり、ホンのチョットでいいから夕方のNHK大相撲中継を見てくれたまえ。
カプリブルー2
(カプリ島の風景 2)

 いや、もちろんクマ助はベテランの活躍だって大好きである。この3年ほど、どういうわけか「豪風」という小柄な力士のファン。豪風と書いて「たけかぜ」と読む。このブログでも何度か「ワチャワチャ相撲」として紹介したはずだ。

 勝つ時の決まり手のほとんどが「はたき込み」か「突き落とし」であって、どうして幕内に定着できているのが不思議なほどだが、彼が今35歳。大ベテランであるが、立ちあい2~3秒ワチャワチャッとやって、あとはベチャッとはたき込むだけ。それでどうにかこうにか8勝7敗か7勝8敗を繰り返す。

 経営学修士を目指して大学院に在籍中の横綱・日馬富士は31歳だ。この年齢での文武両道はマコトに素晴らしい。小兵力士がスピーディーに動き回るわけだから、当然チョンボもあってなかなか優勝できないが、まあその辺は許してあげてくれたまえ。

 大関・琴奨菊も日馬富士と同じ31歳。前頭2枚目の豊ノ島も同年齢だ。大関の方はケガが続いてなかなか思うような速攻相撲がとれないが、たまにツボにはまった時の爆発力は胸のすく思いだ。

 豊ノ島は「えっ、この人ホントに31歳?」とビックリするぐらい老成した感じ。こんなに小柄なのに、丸い太鼓腹を上手に使って、柔軟でトリッキーな動きをする。いやはや、マスコミで大騒ぎしないお相撲さんに注目していると、大相撲中継はマコトに面白い。
カプリ1
(カプリ島、断崖絶壁に奇岩怪石が並ぶ)

 さて、今日の冒頭で「物事は思い通りにならないね」と慨嘆したのは、何もスポーツ談義にふけったり、日曜朝の張本サンみたいに「喝!!」とか「あっぱれ!!」とかコワい顔をするためではなかったのである。スミマセン、いつもと同じで、どんどん本来の話題からそれていく。クマ助の悪いクセである。

 では、冒頭の慨嘆は何を示していたのかというに、要するに3月29日、ナポリからカプリ島めざして一目散に海を渡ったクマ助の目標が、カプリ島の桟橋に到着した瞬間、モノの見事に裏切られることになったという話をしたかったのである。いやはや、豪風のはたき込みで負けた力士の気持ちがよくわかる。

 カプリの桟橋に降り立ったその瞬間、目に入ったのは「本日、青の洞窟ゆきの船はすべて欠航いたします」の文字だった。もちろん日本語で書かれているわけはないから、今井君はイタリア語の表示を瞬時に読み取ったわけであるが、諸君、これこそまさに速読の名手・今井のワザの見せどころである。

 どういう速読ワザかというに、話はマコトにカンタンであって、まず「グロッタ・アズーロ」という文字を探す。グロッタは「洞窟」、アズーロは青。その複数形が「アズーリ」であって、ワールドカップでイタリア選手を「アズーリ」と呼ぶのは超有名なはずだ。

 イタリア語では、男性名詞の単数形は「o」で終わり、複数形は「o」を「i」に代えれば出来上がり。兵士を示す「un soldato」は、複数形なら「i soldati」になる。なお、unとiは冠詞である。
カプリ2
(奇岩怪石に、丸い穴があいている。この穴を小舟で通り抜ける)

 15年前にアカデミー賞を獲得した映画「グラディエーター」の中で、主人公マキシマスはスペイン人ということになっているが、その息子役は何故かイタリア語を話す。「あ、兵隊さんだ!!」というセリフを原語版で聞いてみると「i soldati!!」と言っている。

 それを矛盾とか言って盛り上がる必要は全くないのであって、考えてみればこの映画に登場する人たちは、全員きわめて流暢な21世紀英語を話す。皇帝マルクス・アウレリウスも、元老院議員グラックスも、モーリタニアの奴隷商人も、ヌミディア人の奴隷も、みんな巧みな英語でコミュニケーションをとる。

 こんなふうだから、スペインの幼児がイタリア語で「兵隊さんだ!!」と叫んでも、ちっともフシギはない。しかし「ならばなぜ彼だけが英語じゃなかったのか」「手抜きじゃん?」と考えてニヤッとする瞬間である。いやはや、映画ってホントに面白い。

 ところでグロッタ・アズーロであるが、「青の洞窟」と大書された看板の前に、誰も列を作っていない。あたりは閑散として、「もうすぐ船が出ますよ」という緊迫感もない。たくさんの大きなクラゲさんたちが暢気にプカプカやっている。

 この状況を見て、「おお今日は欠航か」と判断できないようでは、速読名人の名がすたる。後からやってきた欧米人数名が、それでも「今日は欠航ですか?」「何故ですか?」と粘っていたが、こりゃ粘るだけムダ。サッサとあきらめて次善の策を考えた方がいい。
船長さん
(小舟だが、船長さんはマコトに頼もしい)

 そこで「次善の策」であるが、「青の洞窟」は欠航でも、「白の洞窟」の方は動いている。カプリみたいな小さな島では、風向によって波の大きさが大きく左右される。「青」のある側の波が高くても、その反対側の「白」の方では波穏やか。すぐに「白」のチケットを購入して、10分後の出航に備えた。

 船に同乗したのは全部で10名ほど。中国からの男女3名、東欧からの中年カップル2組。まあそんなところであるが、船はビックリするぐらい小さい。「こんな小舟で外海に出てホントに大丈夫か」であるが、実際に最初のうちは横波を受けてそれなりに大きく揺れた。

 まだシーズンに入っていない3月に訪れたんだから、今日は「青」をガマンして、第2にチャンスに賭けようじゃないか。それよりも、断崖絶壁の随所に現れる洞窟の光景を眺め、「青」ほど圧倒的ではないにしても、洞窟周辺の澄みきった海の色にウットリ見とれていくほうがいい。

 海は青く、快晴の空も真っ青。白い断崖絶壁から無数の鳥が飛び立つ。いやはや、こりゃキレイだ。しかし中世1000年間、アルジェやチュニスを出航した海賊船団は、こんなにキレイなカプリ島も繰り返し繰り返し襲撃している。

 「こんな断崖の島を?」であるが、だからこそこの島にも中世から続く「トッレ・サラチェーニ」がいくつか、南の海を見張って立っている。明日か明後日の記事に、その「サラセンの塔」から眺めたティレニア海の写真を掲載するが、今日はまず、むしろ海賊船団の視点から島を仰ぎ見ておくことにする。

1E(Cd) Schreier:BACH/MASS IN B MINOR 2/2
2E(Cd) Hilary Hahn:BACH/PARTITAS Nos.2&3 SONATA No.3
3E(Cd) Richter & Münchener:BACH/BRANDENBURGISCHE KONZERTE 1/2
4E(Cd) Richter & Münchener:BACH/BRANDENBURGISCHE KONZERTE 2/2
5E(Cd) Lucy van Dael:BACH/SONATAS FOR VIOLIN AND HARPSICHORD 1/2
total m127 y770 d16094
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