2015年04月27日(月)

Fri 150403 方針転換 京子の繁盛 パリのラーメンが心配(2496回 またまたパリ5)

テーマ:ブログ
 今回の年末旅はどう見ても「はとバスコース」だったので、残り2日の段階で振り返ってみると、どうしても物足りなさがぬぐえない。何かのハズミで「徹底して美術館めぐりをやろう」と思い立ったのがいけなかった。

 「外国旅行には美術館めぐりが必須」と考えるヒトビトは少なくなくて、日本で売られているガイドブックの「モデルコース」なんかでも、1日の大半を美術館めぐりで費やすのが標準スタイルのように書かれている。

 しかしやっぱり人間には「向き&不向き」というものがあって、はとバスみたいにヤタラに丁寧にコース設定がされていたり、矢継ぎ早に美術館&博物館ばかり連れ回されたりするのがイヤなタイプの人間もいる。クマ助がまさにそれに該当する。

 要するに、① 気まま ② ノンキ ③ わがまま勝手=ノープラン、以上3つが今井君にとって旅の必須条件なので、旅に出てまで「勉強だ」「勉強だ」と目の色をかえ、「前進♨ 前進 また前進♨」みたいなウルトラ前向き ☞ スーパー貪欲な日々を送りたいとは思わない。
京子
(和食スーパー「京子」。相変わらずの大繁盛であった)

 フィレンツェでパラティーノとウフィツィとアカデミア、ローマでシスティーナ礼拝堂(というかヴァチカン美術館)、世界を代表する4つの巨大美術館を忙しく歩きまわって、パリに到着したクマどんはもうヘトヘトである。

 パリでもルーブルにオルセーを回ろうと予定していたが、このヘトヘト感はタダゴトではない。美術館を回りすぎて中毒を起こし、顔は青ざめ脂汗が滲む。病気寸前のほうほうのていで日本に帰ることになっては元も子もない。

 そこでパリのクマ助はいつもの調子に戻り、ワガママ気ままでノンキな旅に方針転換することに決めた。12月27日の午後は行き当たりバッタリにパリの裏町をのし歩き、夕暮れにふと気がついてみると、オペラ・ガルニエあたりの日本人街を歩いていた。
オペラ座
(夜のオペラ・ガルニエ)

 ラーメン屋の赤提灯が並ぶあたりであるが、日本の食品をズラリと並べたスーパー「京子」も健在。というか、何だか昔より店構えがキレイになって、品揃えもグッと豊富になったようである。

 10年前に連日お世話になったスーパー「佳苗」は、昔の場所から移転してしまったが、HPによれば今も元気に営業中の様子。こんなふうにヨレヨレになってパリにたどり着いたときには、日本食の眺めに何よりも癒される。

 ということは諸君、この日の夕食は当然のように「ラーメン」である。「大勝軒」でもいいが、うーん、ちょっと店舗が小さすぎて、通勤時間帯の満員電車のような人口密度は恐ろしい。とすれば、残る選択肢はやっぱり「ひぐま」しかないだろう。

 このごろ多店舗展開に乗り出したらしく、「ひぐま」本店は昔のような混雑がなくなって、長蛇の列に並ぶ必要もない。というか、夕飯時でも列なんか出来ていないので、すぐ席につけるし、奥の方には空席も目立つ。「列に並ぶのもラーメンの楽しみ」と考える人にとって、若干の寂しさもあるだろう。
シャンゼリゼ
(夜更けのシャンゼリゼ)

 昨年のクリスマスは、オペラ座前に出来た新しい支店で夜を過ごした。周囲のレストランがみんなパンパンの超満員なのに、ひぐま支店にはほとんどお客の姿が見えない寒々とした光景。出てきたラーメンをすすって、「ありゃりゃ、これってホントにひぐま?」と、愕然としたものだった。

 やっぱりあんまり急速に多店舗展開なんかすると、どうせロクなことにならない。本店の人気が下がり気味なのも、支店で評判を落としているからなんじゃないか。かつて長蛇の列に20分も30分も並んだ時代が懐かしい。

 だからなのか、今夜も本店で他のお客の様子を観察してみると、ラーメンを注文する人は少数派になってしまったようである。地元フランス人や欧米からの観光客は、ご飯物に焼き鳥セットが主流。少なくともこの店では、「ラーメンブーム」は過去の話のようである。
餃子
(餃子は旨い)

 お隣のテーブルに案内されてきたフランス人女性は、それでも果敢にラーメンに挑戦していた。餃子1皿に、醤油ラーメン。おお、今井君のマネでもしたんだろうか。

 ところが諸君、驚いたことに彼女は、醤油ラーメンに酢をタップリ注ぎ込みながら召し上がる。「うへ♨」であって、「ゲロ!!」である。だって、ラーメンに酢であるよ。

 しかもその酢の量がハンパではない。酢のせいで、麺もスープも冷めちゃうほどの酢を投入しているのだ。そんなんじゃ、酸っぱくて&酢臭くて食べられたもんじゃないだろう。いかにもマズそうに顔を歪めつつ、彼女はクチビルをムワムワやりながら、酸っぱい麺を音もなく口にたぐりこむ。

 何しろクマ助にとって、酢は不倶戴天の敵である。他人が酢を使っているのを見るのさえウンザリする。こんな狭いテーブルで、ラーメンは酢にまみれ、至近距離でマズそうにムワムワやられてみたまえ。その光景に耐えられなくなったクマ助は、自分のラーメンもそこそこに「ひぐま」jを飛び出した。
味噌
(ひぐま、みそラーメン)

 ボクチンは、やる気のある日本の青年諸君にお願いしたい。パリのラーメンを立て直してくれたまえ。このままではラーメンの評判が、パリの坂をどんどん転げ落ちるばかりだ。

 「のどごしが悪い」どころか、ゴソゴソこわばってノドにひっかかる麺。厨房は中国語に満たされ、厨房から出てくるのはご飯物と焼き鳥ばかり。店員さんも中国のカタばかりで、日本食独特の雰囲気も味わいも消滅しかかっている。

 テレビでしょっちゅうやっている「世界中で日本食ブーム」などという特集は、実際に世界を旅してみると、ちっともホントのところを伝えていない。もちろん今井君だけの感じ方なのかもしれないが、少なくともパリのラーメン屋さんは、日中韓3国の折衷料理屋に変わりつつある。

 いや、もちろん折衷料理が悪いと言っているのではない。折衷も結構、何しろ「アジアは1つ」であり「世界って1つじゃないか」ではある。しかし諸君、アジアや世界が1つに結束することと、各国の伝統がゴッタ煮になることとは、全く別の話である。

 ここはまさに若い諸君の頑張りどころであって、「京子」と「佳苗」が大健闘しているのをお手本に、日本国内でシノギを削る本格ラーメン屋さんに、ぜひパリのラーメンにも喝を入れてほしいと思うのだ。

1E(Cd) AFRICAN AMERICAN SPIRITUALS 2/2
2E(Cd) Maria del Mar Bonet:CAVALL DE FOC
3E(Cd) CHAD Music from Tibesti
4E(Cd) AZERBAIJAN Traditional Music
5E(Cd) Ibn Baya:MUSICA ANDALUSI
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