2015年01月06日(火)

Sat 141213 春一番もどき カランク巡りと洞窟壁画 牡蠣を食す(夏マルセイユ滞在記11)

テーマ:ブログ
 「ありゃりゃ、これってもう『春一番』なのかね?」と、今ごろ全国のヒトビトがいぶかっているんじゃないだろうか。日本海を爆弾低気圧が発達しながら移動中。今日の東京は低気圧の南側に入って、温かく湿った南よりの強風が吹き荒れ、これから強い雨も降り出して、ますます荒れ模様になるんだという。

 受験前にこんな天気はイヤですな。受験本番の季節はやっぱり真冬らしくキリッと冷え込んで、白い息を吐きながらちょっとウォーキングに行ってくる。そういう寒い朝の連続がいい。

 生温かい暴風雨とか、そのあと日本海側を襲うドカ雪とか、そんなのは受験が滞りなく終わってからがよかった。今朝は原油価格の暴落、世界の株価の急激な下落、アフリカでのさまざまな惨劇、イヤなニュースが相次いで、新年早々暗然となるけれども、まあここはグッと腰を落とし、しっかり足許を見つめて、嵐が過ぎ去るのを待とうじゃないか。
縦断崖1
(カランクの連続するあたり)

 さて、昨日もまた長い記事を書いた。猛然と書きながら「これはいつか書いた記憶があるな」と、怪しい気分になることもある。昨日のブログは、20時半に書きはじめて21時半にはもうアップしていたから、ホンの60分でA4版3枚半を書き上げたことになる。うへ、速いね。

 しかしアップしてから「うーん、昨年も今ごろ『ニコニコ』と『ニヤニヤ』の話を書いたな」と、記憶が蘇ってきた。探してみると、確かにあった。「Sun 131222 センター試験が迫る サト助の高揚感を追体験してくれたまえ(マタパリ18)」がそれ。「ニコニコが無理なら、ニヤニヤでも構わない」のヒトコトがあった。

 もちろん、大事なことは何度繰り返しても構わない。何もクマ助だけが、毎回毎回がんばってカンペキに新しい話題を持ち出さなければならないという義務を負っているわけではない。

 しかしまあ、あんまり繰り返しが多くならないように、気をつけなきゃいけませんな。センター試験が近づけば、毎年同じように受験生を鼓舞する一言を書かなければならないにしても、せめて前年に何を書いたかぐらいは確認しなきゃ。と、まあ真摯に反省するクマ助なのであった。
カランク
(カランクの美しさにボーッとする)

 9月2日午後、マルセイユ旧港からカランクを巡るクルーズ船に乗り込んだ。ヨーロッパ人の長いバカンスもそろそろ終盤であって、海辺に佇むヒトの数も日を追って少なくなっていくが、クルーズ船だけは別格らしい。午後2時出航の船の前には、1時半の段階でもう長蛇の列が出来ていた。

 しかしどんなに列が長くなっても、日本人の姿は全く見かけない。きっと日本の人は、同じ地中海岸でもニースとかカンヌとかモナコあたりに集中し、相変わらずツアーバスで集団移動、「治安」「治安」と唱えつつ、車窓からコワゴワ外を眺めているのかもしれない。

 クマ助はもう旅のベテランであるが、こういう船の上で欧米人のワガママに打ち勝つには、やっぱりかなり苦労する。列を作っていても、「いざ乗船」となればその列は必ず乱れ、少しでも有利な席を求めて甲板に殺到する。

 うまく海側の席を確保できても、そりゃまだ甘いのだ。デカい身体の欧米人が集団で目の前に立ちはだかり、鉄の柵にもたれて海を見下ろせば、もう「海側の席」なんてのは何の意味もない。
断崖
(白い断崖に代わって赤い岸壁が立ちはだかると、カランク巡りはそろそろ終わりである)

 特に注意すべきなのは、小学生男子。10歳ぐらいの男子を先頭に押し立てて、家族連れ全員が割り込んでくることは、ちっとも珍しくない。コドモのすることはほとんどが許されるので、余裕の笑顔で親や親戚がこぞって前に進出すれば、大人しい日本人には、何とも文句の言いようがない。唖然と見守るうちに、列も礼儀も海のカナタに消えていく。

 しかし諸君、この数年のクマ助は「そうは問屋が卸さない」という厄介な生き物に成長した。コドモを先頭に家族まるまる割り込みだなんてのは、あらゆるテクニックを駆使してブロックする。

 「ベンチに足を乗っけて、1人で2人分も3人分も占領」というタイプは、欧米では中高生女子に多い。日本の中高生はそんな行為には及ばないと信じるが、この日の船にも、やっぱりそういうフランス女子集団を発見。いやはや、この辺の躾って、どうなってるんですかね。

 しかし今井君は、しっかり船尾の最高のポジションを獲得。旅慣れないヒトは船首に立ちたがるが、風光明媚な海や川をゆく船でのポジション取りは、ツバ競り合いのない船尾がベスト。船尾に仁王立ちになって、船の後ろに展開されていく風景を満喫するに限る。
船上
(船尾から船首付近のツバ競り合いを眺める)

 青い海、エメラルド色のカランク、真夏の太陽に白く輝く島と岩山。こんな美しい光景を眺めながら、水面下でツバ競り合いがチマチマ続いているのは何ともくだらないが、今のところそれが観光の現実である。

 なお「水面下」と言えば、まさにこの辺の海面下には深い洞窟があって、世界最古と思われる先史時代の壁画が残っている。発見されたのが1991年というから、ごく最近のことである。

 クマ助が学校で習った洞窟壁画は、ラスコーとアルタミラぐらいであるが、プロダイバーのアンリ・コスケーという人物が、約40メートルの海底に洞窟を発見。洞窟の坂を登ってみると、暗闇の中に海水の入らない場所があり、そこに人間の手の形の壁画を多数発見したという。

 片手を岩の上にかざし、その上から赤や黒の顔料を吹きつけて型抜きしたらしい。2万7千年ほど前の壁画だそうな。他に動物の壁画もあって、ヤギにシカ、ウマにペンギンの壁画は1万9千年ほど前のもの。うひゃ、そんな素晴らしい海の上で、ツバ競り合いなんかしてちゃあきまへんな。
牡蠣
(マルセイユ旧港付近で牡蠣とムールを食す)

 船はそのまま岩山沿いにカランク巡りをつづけ、カシスやラ・シオタの町付近まで行って、マルセイユに引き返す。3時間ほどのクルーズである。同じ海域をラ・シオタからマルセイユまで行って戻る逆向きクルーズもある。

 カランクは、陸上からアクセスするヒトもいるらしい。岩山の険しさを見るに、「高校時代に山岳部員でした」みたいなヒトでないと無理そうに思えるが、読者諸君で山登りに自信のある方は、一度チャレンジしてみるのも悪くない。

 ただし諸君、何しろこの炎熱の世界だ。飲料水は1リットルぐらい確保してもらいたい。あと、岩山にはヘビ君たちも多数生息している。大きな長いヘビ君に嫌悪を感じるカタは、やっぱり避けたほうがいい。さらに夏期は乾燥が激しく、「山火事の危険性大」とのことで入山禁止になることも多い。

 午後5時、マルセイユに戻ったクマ助は、どうしても牡蠣が食べたくなって旧港付近の安いレストランを物色。「あれれ、ここは10年前の3月に入った店じゃないか」という懐かしいレストランを発見して、早速コキヤージュとロゼワイン1本を注文した。

 10年前にあんなに感激したレストランだが、10年経過してみると「何だ、この程度だったか」と唖然とする。店の質が下がったのか、今井君がワガママになったのか。その両方かもしれないが、牡蠣もワインもその他の料理も、「うにゃにゃ」という深い吐息の対象になるしかなかった。

1E(Cd) Billy Wooten:THE WOODEN GLASS Recorded live
2E(Cd) Michael Davis:MIDNIGHT CROSSING
3E(Cd) Santana:EVOLUTION
4E(Cd) Sheila E. & The E-Train:HEAVEN
5E(Cd) Tower of Power:TOWER OF TOWER
total m75 y2186 d15116
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