2014年10月19日(日)

Thu 140925 華僑の人々は我々のお手本 穏やかな夜の街 品行方正(速攻シンガポール5)

テーマ:ブログ
 日本のネット情報をカチカチ&ポチポチ読んでいると、中国系の観光客の評判はすこぶる悪い。あんまり評判が悪いので、気の毒になるぐらいである。
「集団でワーッとやってきて、ワーッと全てを買っていく」
「後には何にも残らない」
「ホテルでも店でもトイレットペーパーまで全て持ち去っていく」
「変なものを流して、トイレや流しを詰まらせる」
「路上や地下鉄内でコドモに用を足させる」
「コドモばかりか、オトナも平気で垂れ流す」
「順番を守らず、行列は常にダンゴ状態」
「ワリコミを何とも思っていない」
「常に集団で行動し、異様な大声で語り合う」
「余りの騒がしさに、恐怖を感じるほど」
などなど、マコトに散々なアリサマ。こんなにヒドいことを、ホントに言われなくちゃいけないんだろうか。
夜景1
(シンガポールの夜景 1)

 読みながら「何でこんなに厳しいの?」とビックリするが、これは日本に限ったことではないらしい。フランス、ドイツ、スペイン、おお、あのイタリアのヒトビトでさえ、中国系の人々をメチャメチャに言いたい放題に言っているようである。

 「あのイタリアのヒトビトでさえ」と書くのには、もちろん今井君自身の苦い体験がいろいろあって、①ダンゴ状の行列、②コドモたちのしたい放題、③バスや電車でのケータイ使い放題、④所かまわぬワリコミや順番無視、うーん、クマどんとしては、イタリアの人々がこの類いの行動を知らん顔で批判できるとは思えない。

 ところがシンガポールでは、全く逆の意味で驚天動地の経験をする。中国系の人々(むかしの日本語では「華僑」と呼んだ)が余りに礼儀正しいので、礼儀正しさや優等生ぶりでは世界一のはずの日本人ですら「これは見習わなくちゃ♡」と実感するのである。
夜景2
(シンガポールの夜景 2)

 まず、列は絶対に乱れない。地下鉄でもフードコートでも、列はキチンと一直線にできて、しかもそのまま乱れることがない。特筆すべきは地下鉄であって、床に描かれた矢印にそってマコトに見事な列が形成される。

 人々の落ち着いた表情が印象的。ほぼ3分に1本、遅れナシにやってくる電車に、押し合いもへし合いもなく効率的に乗り込んで、席は譲り合い、コドモもジーチャン&バーチャンも、決してグリーディーにならない。

 プライオリティシートに座ろうとする人も少ない。東京ではシートの端っこの席が人気で「まず端っこの席から埋まっていく」が定番だが、シンガポールではその端っこの席が全て優先席。見ていると、その端っこの席は例外なく空席になっている。

 地下鉄車内は、禁酒&禁煙はもちろんのこと、ガムもキャンディもドリンクも禁止である。禁止は完璧に守られて、「仕事帰りのオヤジがチクワをかじりながらチューハイをチビチビ」などというダラしない光景は見られない。

 車内は、静寂と静謐が支配している。余計な車内放送は入らず、欧米並みではなくても、多くの乗客が読書にいそしんでいる。日本みたいに「ほぼ全員がスマホとにらめっこ」という状況ではない。ましてや、音声をonにしたままスマホでゲームに興じるなどという情けない姿は一切ナシである。
フラートン
(ウォーターフロントのFullerton Hotel。このホテルが、ウォーターフロント開発の仕掛人のようである)

 このあいだ東京から空港に向かうバスの中で、評判通りの中国人集団に出会った。秋の高速道路を走るのに、まず窓を全開にする。「閉めてくれないか」と言うと、ものすごい表情でにらみ返す。それでも今井君は意地でも閉めてもらったが、するとほぼ全員がスマホを取り出し、音声をonにしたままゲームに興じ始めた。

 キューン、ドドドドド、グーン、ピューン、ドドドドドド、ガンガンガンガン、ドドドドド、バキューン、ピヨ、キューン。なんでゲームってあんなにバカげた音声満載なんだろう。諸君、さすがにバスや電車で「みんな音声on」という行動はビックリした。

 しかしシンガポールの華僑の皆さんと行動をともにすると、「模範的な中国系」と言ふ素晴らしい存在にも気づくのである。だから、夜9時から地下鉄に乗って、初めて訪れた街の夜の世界に迷い込んでも、ちっとも不安を感じない。

 日本人の大好きないわゆる「治安」であるが、もしここで治安を問題にするなら、新宿に渋谷に六本木のほうが圧倒的に問題は大きい。シンガポールの夜は、赤道直下の熱風もすっかりおさまって涼やか。ますます街の活気が高まっていくのである。
ホタルイカ
(川沿いの店で、ベビースクワッズをつまむ)

 今井君はタイガーバームを目いっぱい塗って肩の痛みも消え、すると激しい空腹を感じ、空腹感が高まればもちろん「飲みたい物」もあるわけで、地下鉄で2駅の「ラッフルズ・プレイス」を訪れた。シンガポール川に沿ってたくさんの飲食店が並ぶあたりである。

 中国系の海鮮料理を中心に、インド系や和食系レストランなど、川沿いの賑わいは博多中洲を思わせる。中洲と違うのは「アブナイ店は1軒もナシ」という点であって、「社長社長、ちょっとどうですか?」「1名様、ごあんなーい!!」の類いのメンドクサイ呼び込みは全く存在しない。

 穏やかな川風に吹かれながら、夜のクマ蔵は「シンガポール料理です」という大人しめの店に入ってみた。要するに華僑の経営する中華料理店であったが、黒く猛々しい熱帯のカニや、「どうしちゃったの?」と尋ねたくなるほど膨張した巨大ミル貝を眺めながら、川沿いのオープンテーブルで気持ちよく夕食を楽しんだ。

 注文したのは、汗が噴き出すほど辛い四川風の牛肉料理と、ベビースクワッドのフライ。お腹が減ったのでタップリしたビーフン料理と、あとはもちろんタイガービール。夜になって暑さが落ち着いても、熱中症対策を怠ることはできない。
ビーフン
(川沿いのお店からの夜景)

 こうして夜11時までゆっくり河口の夜景を楽しみ、地下鉄に乗ってホテルに帰った。シンガポール第1日の終わりである。ただし諸君、この街は夜が早い。さすがに東京や大阪や博多のつもりでいてはならない。11時を過ぎたところで一斉にお客が席をたち、店はどんどん閉まりはじめた。

 地下鉄構内も、あっという間にガラガラ。駅ビルの店も灯りをおとして、下手をすれば駅ビルの中で道に迷い、「閉じ込められちゃうよ♨」という焦燥を感じたりする。

 もちろん、深夜のシンガポールを徘徊するのもまた楽しいはず。実際、この翌日には「朝3時までウロウロしてました」という大阪人と遭遇するのであるが、その話はまた明日の記事に書こう。今夜はマコトに品行方正にホテルの部屋に帰り着いて、「無料宿泊特典」で3泊0円の第一夜をゆっくり満喫することにしたい。

1E(Cd) Solti & Chicago:BRAHMS/SYMPHONYNo.3
2E(Cd) Solti & Chicago:BRAHMS/SYMPHONYNo.4
3E(Cd) Solti & Chicago:BRAHMS/SYMPHONYNo.4
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