2014年06月15日(日)

Thu 140522 西欧を制覇 水浸しのオランダ スキポール到着(おらんだサトン事件帖2)

テーマ:ブログ
 今日はきっと、日本のヒトのブログの8割ぐらいがサッカーの話題なんじゃないか。確かにマコトに残念な試合だったけれども、そういう日曜日の午後、サッカーとは完全に無関係のオランダ旅行記を書きはじめるクマというのも、また実にオツなものである。
 男なら、誰でもみんなドログバになりたいんじゃないか。卓越した個人技を見せつけ力ずくで勝利に持っていくのではない。彼が後半途中からピッチに姿を現しただけで、チームの残り10人が一気に勢いに乗ったのである。
 さっきまでバラバラだった選手たちが見違えるようにまとまり、組織として生き生きと動き出す。相手チームも彼の登場で浮き足立ち、パスさえウマく回らなくなる。たった1人の登場で、あっという間に形勢が逆転するのを目の当たりにして、日本の人たちもみんなドログバのスゴさを体感したんじゃないか。
 諸君、我々はまだまだ努力が足りないのである。「一騎当千」とは彼のような存在のことを言うので、両手で天を差しながら途中出場した瞬間の勇姿を、少なくともクマどんは忘れることはないと思う。
白旗
(負けちゃったけど、シッポは長い)

 さて4月の今井君であるが、日付が15日に変わった直後の羽田空港から、フランクフルトに向けて飛び立った。初めての羽田スイートラウンジで3時間以上にわたって酒を飲み続けた後である。いやはや、早くも疲れ果てていたと言っていい。
 だから、機内でのことはあまりよく記憶していない。何しろ今井君の外国旅行は、必ずエコノミークラスで始まるのだ。あの狭苦しい空間での12時間を、いちいち思い出してみるだけで窮屈な思いが蘇る。
 ただしさすがに諸君、何度も繰り返すようだが今井君は、光り輝く栄光のダイアモンドメンバー。ほとんど無条件で「おなじみ普通のエコノミー」から☞「プレミアムエコノミー」にアップグレードしてもらえる。同じ狭苦しさでも「プレミアム」がくっつけば、いくらかホッとできる空間をエンジョイさせてもらえるのである。
 それでも離陸直後、ビジネスクラスとの間の仕切りのカーテンが厳しく閉ざされてしまうと、やっぱりしばらくは寂しい気持ちに浸される。鉄のカーテンの向こうでは、贅を極めた食事が出され、中高級ワインも飲み放題なのだ。
 それに引き換え諸君、プレミアムであろうがなかろうが「エコノミー」となると、コンビニで買ったみたいなサンドイッチと、ペットボトルの水がポンポン配られて、それでもうサービスは終わりなのであった。
 「ありゃりゃ、これってLCC?」という瞬間であるが、ま、今夜はこれで構わない。21時から0時まで3時間、ラウンジの食べ物とワインですっかり満腹のクマ蔵は、万が一「贅を尽くしたディナー」だの「高級とは言えないが中高級ではある中途半端ワイン」だので攻めたてられたら、むしろそれだけで目を回しかねない状況だったのだ。
エコノミー
(エコノミーだけど、スイートラウンジにご招待)

 12時間後、早朝のフランクフルトに着いて、すぐにルフトハンザのラウンジに入る。機内ではほとんど何も食べなかったが、乗り継ぎに2時間あるから、ここでゆっくり無料の朝食をとればいいのである。
 まず、何と言ってもシャンパン。それにタマゴ料理がつけば、言うことは何もない。ちょうど「まもなくイースター」の時期で、山と積まれたゆでタマゴは鮮やかな赤や青や緑に彩色されている。
 キレイなことはキレイだが、その彩色がタマゴの中身にまで染み通っているのが不気味。たとえ食紅であっても、うーん、やっぱり日本人の繊細な感覚とはちょっと違うようである。
 フランクフルト到着2時間後の午後8時、ルフトハンザ機に乗り換えて、アムステルダム・スキポール空港には午前9時に到着。諸君、ついに今井君はオランダにやってきた。リヒテンシュタインとかアンドラみたいなミニ国家を除けば、これで西ヨーロッパの全ての国に足を踏み入れたことになる。
 ドイツ、フランス、イタリア、スペインには、すでにそれぞれ滞在60日以上を数えていて、「なかなか旅のベテランであるね」な実感があるが、何故かオランダだけが未踏のままに残されていた。
イースター
(フランクフルトの鮮やかタマゴ)

 おそらく、オランダのイメージのせいである。今回だって、「オランダに行ってきます」「アムステルダムに2週間滞在してきます」と言っただけで、どういうわけかニヤニヤされることが少なくなかった。アムステルダムには「飾り窓の街」「ドラッグの街」というレッテルが貼られているらしいのだ。
 まさか今井君みたいなKuso-Majimeなクマが、飾り窓やドラッグと関わるために旅に出るはずはない。そんなことはイヤというほど知っている友人知人でも、「オランダ」「アムステルダム」というコトバを聞いただけで、多くのオトナはその2つを連想するらしいのだ。
 妙竹林なウワサもあった。「長い間アムステルダムなんかにいると、身体や荷物にドラッグのニオイが染みついて、東京に帰ってきた時に麻薬犬が反応するかもしれませんよ」というのである。
 バカバカしいことこの上ないが、実は今井君もそのウワサを恐れ、アムステルダムをあきらめてブリュッセルに旅行先を変更したことさえある。だって諸君、成田空港の入国審査で麻薬犬なんかに吠えられたら、クマのプライドに傷がつくじゃないか。
スキポール1
(スキポール空港で。さすがに花の国、空港でも花と球根を売っている)

 しかし今回、「旅先はどこにするかな?」と迷いつつ、「4月のオランダならチューリップが満開だろう」と思い浮かび、「鮮やかなチューリップ畑を見られるなら、麻薬犬ワンワンのバカバカしい恐怖も乗り越えられるはず」と踏ん切りがついた。
 最後まで候補に残っていたのは、メキシコとモロッコ。しかし諸君、4月のメキシコは気温が40℃以上に上昇するのも覚悟しなきゃいけない。モロッコの最高気温はさらにその上を行って、50℃。「昼間の街からは人が消えます」「夕暮れになってようやくワラワラ人が街に出てきます」というんじゃ、旅は12月ぐらいにしたほうがよさそうだ。
 こうしてオランダは、見事にメキシコ戦とモロッコ戦を勝ち抜いた。他に、ミャンマーとルーマニアとブルガリアも候補に残っていたけれども、「西ヨーロッパで未踏のまま残っているのはオランダだけ」という要素が決定打になった。
スキポール2
(スキポール空港で。どこの空港にもあるイミフな巨大オブジェ)

 スキポール空港が近づいてヒコーキが高度を下げていくと、おお、ついにオランダの大地が視界に入ってきた。雲の下に出て、最初の印象は「何だ、水浸しじゃないか」である。
 オランダは、海岸に沿った干潟と湿地と泥炭地を、干拓によって使える土地に変えてきた国である。干拓地をポルダーと呼ぶ。何しろ今井君は秋田県の干拓地♡大潟村の近くで育ったから、小学校の社会の時間にオランダのポルダーのことを「日本のお手本」として何度も聞かされた。
 首都アムステルダムだって、もともとは海岸の干潟に1人の漁師が泥を盛り上げ、そこを住処にしたのが始まり。南はヴェネツィア、北はアムステルダムであって、水浸しの首都は8つの運河に扇形に取り巻かれている。空からの風景が水浸しにしか見えないのは、むしろ当然なのである。
 ヨーロッパ有数の空港スキポールは、KLMの牙城。ターコイズ系ブルーの旅客機がルフトハンザを圧倒している。鉄道駅と直結、アムステルダムまで電車で15分という絶好のロケーションは、フランクフルトやパリのドゴール空港よりもずっと利便性が高い。ヨーロッパ各地への乗り継ぎにも、今後の旅にスキポールは悪くないかもしれない。

1E(Cd) Brendel:BACH/ITALIENISCHES KONZERT
2E(Cd) Brendel:BACH/ITALIENISCHES KONZERT
3E(Rc) Solti & Chicago:BRUCKNER/交響曲No.6
4E(Rc) Solti & Chicago:BRUCKNER/交響曲No.6
5E(Cd) Brendel:BACH/ITALIENISCHES KONZERT
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