Wed 140521 夏スケジュール序盤 雷雨とタクシーすったもんだ 吉祥寺☞赤羽で奮闘 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Wed 140521 夏スケジュール序盤 雷雨とタクシーすったもんだ 吉祥寺☞赤羽で奮闘

 6月初旬から夏のお仕事ラッシュが始まり、池袋→新宿→大阪→土浦→南浦和→赤羽とすでに6カ所も回って、今朝の今井君はすでに若干のグロッキー状態である。
 初夏のうちにあんまり急激に気温が上がると、「暑さに身体が慣れていないぶん、熱中症にかかりやすいですからご注意ください」と天気予報のオジサマやオネーサマがキマジメな顔で繰り返すが、要するにそれと同じことである。
 怠けに怠けた4月&5月のあと、突然の忙しさに心も身体もついていけなくて、立ち上がるにも「よっこらしょ!!」と言わなければならないほど、重苦しいヘトヘト感がつのる。
 お仕事は「全国行脚」だけではなくて、吉祥寺スタジオでの収録も、たくさん夏スケジュールにからまりあう。今月はこれから13日・16日・19日・20日に授業収録があって、13日は収録後に赤羽、16日は新宿、20日も渋谷で大熱演を繰り広げる予定になっている。
ナデシコ
(今朝のナデシコ。タヌキさんみたいなシッポが魅力的である)

 さて、6月13日の今井君は、15時から吉祥寺で収録。昼のNHKニュースでは、高瀬耕造アナが例のキリッとした太い眉を上げながら「東京西部・立川で雷を伴って雨が激しく降り、直径○mmほどの雹も観測されました」と原稿を読みあげた。
 眉の太さでは高瀬アナに負けていないクマ蔵であるが、何しろ生き方がフマジメだから、眉は同じぐらい太くても、どうも全てに緊張感が足りない。「誠実さでヒトを惹きつける」という芸当もできない。今井君としては「ひたすらネットリ濃厚さで勝負」であって、もはや789歳という年齢となっては、今さらあんな爽やかさを演出するには手遅れだ。
 それに引き換え高瀬アナは、さすが早稲田商学部出身、彼の誠実なアナウンスは、たくさんのファンを惹きつけているらしい。マジメ一方な表情で、ごく稀に微かな笑顔を浮かべるのがいいんでござろうね。
 グーグル先生によれば、出身高校は加古川東だ。兵庫県加古川は東進生も非常に多い街。素晴らしい、全く素晴らしい。グーグル先生はさらに、「髪の毛が短かった頃の高瀬アナ」の、今以上に爽やかな笑顔も見せてくれる。うぉ、であるよ。
赤羽1
(夜から赤羽で大奮闘。おお、酸欠寸前だ 1)

 「まろ」こと白髪の登坂サンも、もちろん武田真一どんや横尾泰輔どんも、落ち着いたアナウンスで大震災時の日本全体を落ち着かせ、勇気づけてくれたヒトビト。この世代が2020年の東京オリンピックぐらいまでNHKを支えていく大黒柱なんだろうけれども、やっぱりこういうチャラチャラしない真剣な感じが、国民の信頼感を得るのである。
 「今井君も見習わなくちゃな」と自分に言い聞かせつつ、タクシーを呼んだ。「何で吉祥寺までタクシー?」であるが、昼ごろ立川付近にいた巨大な積乱雲の列がそのまま真っすぐ東に進み、ちょうどクマどんが吉祥寺に向かう時刻に、渋谷区には続けざまに雷鳴が轟いたのである。すぐ間近に激しい落雷もあってゲリラ豪雨となり、とても徒歩で駅まで行ける状態ではなかった。
 ところがそのタクシーが、ちっとも来る気配もない。「15分で行きます」のはずのおクルマは、30分近く経過しても接近の「せ」の字も感じられない。収録は15時からなのに、そうこうするうちに時計は14時15分を回ってしまった。
 催促の電話がようやく通じて、「すぐ近くまで行ってますから、いましばらくご辛抱ください」となだめられた。しかしどうもそれがウソだったのである。あと1分もかからずに到着するはずのクルマは、再び15分待っても来ない。
赤羽2
(夜から赤羽で大奮闘。おお、酸欠寸前だ 2)

 時計はさらに回って14時半、タクシー通勤を決断させた雷もゲリラ豪雨もとっくに過ぎ去って、爽やかな初夏の晴天が戻ってきた。さすがにまだセミは鳴かないが、いつミーンミン&ジージー言い出してもおかしくない真っ青な夏空が広がった。
 やっとクルマがきたのは、「もうタクシーなんか待たないで、吉祥寺まで電車で向かいます」と決意した14時35分。しかもご丁寧なことに、今井君一人のために2台も駆けつけた。最初の手違いにコールセンターが大慌てに慌て、2台を急行させることになっちゃったらしい。
 こんなスッタモンダがあって、吉祥寺には結局3分の遅刻。「たった3分」とは言っても、「収録直前の動揺」はマコトに好ましくない。ましてや予備校講師歴20年で遅刻も欠講も1度もしたことのない品行方正な今井君だ。「遅刻した」という意識だけでもマイナス要素になりかねない。
 しかし、そこはそれ、年齢も789歳、誕生日が来れば790歳になる大ベテラン・クマ蔵だ。その程度の小さな動揺は、画面からは一切察することが出来ないぐらいに落ち着いて、90分の収録を無事にこなしたのである。
 現在収録中なのは「特別招待講習」難関大志望者編。6月20日に収録を終えるから、おそらく7月から受講可能。全国の関係者の皆さんには、是非とも楽しみにしていていただきたい。おっと、まだテキストの「はしがき」を書いてないや。
赤羽3
(赤羽の悪いクマ。何をやっているかは、やっぱり企業秘密)

 17時、収録を終えた今井君は、すぐにスタジオを出て北区赤羽に移動する。吉祥寺から中央線で新宿まで15分、新宿からは埼京線1本で赤羽まで15分。たった30分の移動であるが、この日も「横須賀線内の信号機故障」で埼京線にも大幅な遅れが出ていた。
 何度も繰り返し書いているが、「何でもかんでも思いつきで路線を相互乗り入れさせたツケ」で、首都圏の鉄道は連日の大混乱。いやはや、ホントに迷惑な相互乗り入れである。
 川越あたりの東武線で人身事故があれば、地下鉄副都心線や有楽町線が止まり、東急も止まっちゃう。横須賀線で線路に人が立ち入っただけで、埼玉どころか群馬や栃木まで影響が及ぶ。いやはや、これからでも遅くないから、相互乗り入れはだんだん解消の方向に向かったほうがいいんじゃないかね。
コーヒーゼリー
(赤羽で、冷たいコーヒーゼリーとフルーツゼリーをいただく。おいしゅーございました)

 それでも赤羽のお仕事にはラクラク間に合って、19時半から21時まで、疲労気味とは思えない迫力の公開授業を繰り広げた。出席者約80名。大阪の900名を経験した直後としては「少ないかな」という数字であるが、諸君、そもそも会場の面積が「40名も入ったらギューギュー」なのである。
 40名でギューギューの教室に80名ということになれば、今井君なんかはもう冒頭から息苦しくて、「何で外部に会場を借りなかったんだろ?」と、不思議さで胸も腹もいっぱいになってしまった。
 そのまま90分、遠慮会釈なしにいつもの「30秒に1回の大爆笑」の大奮闘を続けたから、21時すぎ、すでに講師も生徒もヘトヘトのヘートヘト。「これ以上つづけたら、2人か3人が酸欠で運ばれることになりそう♨」という強い危機感のなか、無事に今夜のお仕事を終えることができた。
 昨年ずっと授業を受けてましたという女子スタッフも挨拶にきてくれた。立教大学に合格して、今はこうして赤羽校でスタッフとしてがんばっていらっしゃる。
 全国に、こういう若く熱心なスタッフがたくさんいるから、会場ぐらいちょっと狭くても、生徒諸君はマコトに楽しく勉強を続けられるのである。ここでまた「素晴らしい、全く素晴らしい」と呟くクマどんなのであった。

1E(Cd) Brendel:BACH/ITALIENISCHES KONZERT
2E(Cd) Brendel:BACH/ITALIENISCHES KONZERT
3E(Rc) Solti & Chicago:BRUCKNER/交響曲No.6
6D(Pl) 熊川哲也 Kバレエカンパニー:ロミオとジュリエット
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