2014年05月10日(土)

Wed 140416 モナコは苦手 モナコ切手 マンタロー(ヨーロッパ40日の旅 拡張編5)

テーマ:ブログ
 ニース滞在5日目、さすがにそろそろモナコに行かなきゃダメだろう。
 実はコドモの頃からモナコは苦手。小学生の頃「切手収集」というのが猛烈に流行して、友達はみんな「モナコ切手」というのを自慢げに見せあっていた。「いいな、お小遣いがいっぱいあって」であるが、今井君のお小遣いは当時1ヶ月310円。要するに「1日10円」ということであって、切手収集なんかにオカネを使うのは、ありえない贅沢だった。
 そこで幼いクマ蔵の切手収集は、お手紙に貼られた「使用済み切手」に限られた。桜の花の10円切手、弥勒菩薩の50円切手、お馬のハニワの65円切手。アジサイの花の25円切手、秋田犬の2円切手、ホタルイカの35円切手。そういうのが山ほどたまって、今もクマ蔵の書棚の一隅を占めている。
 そういうコレクションを、わざわざバカにしにくるイヤらしい友達もいた。「オマエの切手なんか、全然珍しくないじゃん。オレなんか、モナコ切手を10枚ももってるぜ」というわけである。
 もちろん対抗する今井君としては、「モナコなんかに負けるもんか」という意地がある。オウチに送られてきた郵便物を鵜の目鷹の目で見張り、何の偶然か「国立公園切手」「国定公園切手」とか「日本三名園切手」「国宝切手」みたいなものを発見すると、川底からダイヤを発見した気分で教室で大威張りをした。
モナコ1
(モナコ風景 1)

 そりゃそうだ。友達のは、どこかの切手屋でオカネを出して買っただけじゃないか。そこへ行くとボクチンのは、鵜の目鷹の目の探索の成果。努力の質が違うのだ。ま、それがちょっと嵩じてしまい、普段は行かないバーチャンちを1人で訪ね、ありとあらゆる郵便物を引っ張りだして、「どうもウチのマゴは不審な行動をしている」と、イヤな目で見られたものだった。
 しかしそうは言っても、やっぱり友達の持っている外国切手はうらやましい。「オマエのなんか、みんな日本の切手じゃないか」とせせら笑われると、小学生のことだ、意地でもその「外国切手」というシロモノを手に入れたくなった。
 どうしてあの頃モナコの切手があんなに流行したのか、今もサッパリ分からない。結局モナコ切手を手にすることなく、切手収集ブームは去り、中学生になって興味は切手から離れていった。
 小学4年から6年までがんばって切手を集め、ようやく手にした外国切手は「パラグアイ切手」と「ソビエト切手」。モナコ切手の連中からは、「そんなの、チャンとした外国切手とは言えない」と罵声を浴びたけれども、パラグアイの5枚、宇宙飛行士が絵柄のCCCP切手4枚も、やっぱり書棚の奥で健在だ。
モナコ2
(モナコ風景 2)

 諸君、CCCPとは、USSRをロシア語で表したもの。USSRとは、Union of Soviet Socialist Republicsの略である。今井君がコドモの頃、今のロシアは超大国であり、「ソ連」「ソビエト」の響きは、田舎のコドモにとってはまさに「とって食われる」という恐怖の対象であった。
 そのUSSRをロシア語で書き表すと、CCCP。アメブロではロシア語のフォントが不自然になってしまうけれども、あえて示せば、Сою́з Сове́тских Социалисти́ческих Респу́блик。ソユーズ・ソビエツキー・ソチアリチチェキ・レピュブリック。うぉ、この響き。今でも恐ろしい。
 しかしそれでも、パラグアイ切手と一緒に手に入ったCCCP切手はあの頃の今井君の自慢のタネ。あんなに嬉しかったのに、この年齢になってもまだパラグアイにもロシアにも足を踏み入れていない。「早く行かなきゃな。モナコなんかに行ってる場合じゃないな」と焦りながら、苦手なモナコに向かったのである。
モナコ3
(モナコ風景 3)

 モナコまでは、ニースから電車で30分もかからない。バスなら約40分、何故か「地球の歩き方」には「ニース空港からヘリコプターで7分」という情報も掲載されている。
「そりゃ7分だろうけれども『地球の歩き方』の読者の誰が、ヘリでモナコ入りなんてフザケタことをやるんだ?」と驚いていると、諸君、料金は片道130ユーロ。往復で230ユーロ。まあリーズナブルな料金で、1時間に2本も3本も飛んでいる。しかもヘリポートからホテルまでシャトルバスサービスまでついている。
 この「シャトルバス」がまた不思議。だって、「ヘリでモナコ」であるよ。そんな贅沢を平気でやる御仁が、どうして「バス」なの? 「リムジンは迎えに着てくださらないの?」と、そういうことをノタマウんじゃないの?
 今井君はそんなリッチな世界の住人ではないから、行きはニースからバス、帰りはモナコ-モンテカルロ駅から電車。モナコ滞在は、やっぱり苦手なせいだろう、たった5~6時間であった。
モナコ4
(モナコ風景 4)

 何しろ秋田のクマどんだ。「カジノでカッコよく遊ぶ」みたいなことは出来ない。前出の「地球の歩き方」にはご親切にも「カジノは高級社交場。エレガントな装いが望ましい」とアドバイスしてくれている。エレガントも何も、ヨレヨレのズンボとポロシャツしかないんだから、カジノは怪しく入口をうろつき回って、それで終わりということにした。
 あとはごく普通に町歩きをやって、すぐ疲れて大公宮殿前のカフェに入った。以前からフランスのカフェ名物シトロン・プレッセとマンタローに興味があったから、とりあえずcitron presséのほうを注文。レモンをまるまる絞った原液と、水とシロップがついてくる。自分で調整して飲むという趣向。うーん、別に大したシロモノではない。
 マンタローってのは、なあに? あくまで今井君の意見であるが、雑誌やガイドブックのライターの皆さん、いくらなんだって「マンタロー」はヤメにしませんか。いやはや、むかしむかし「久保田万太郎」という作家はいたけれども、どうも響きが下品な感じじゃありませんかね。
 フランス語のスペルは、menthe a l'eau。日本語に訳せば「ミント水」であって、それなら紹介する時もミント水でいいんじゃないか。またはマント・ア・ロー。マンタローはヤメましょうよ、マンタローは。
モナコ5
(地下にあるモナコーモンテカルロ駅)

 帰りの電車がまたたいへんだ。モナコ-モンテカルロ駅はカジノや大公宮殿から遠く離れた地下深くにあって、容易なことでは見つからないシカケになっている。地上出入り口をやっとのことで発見して、不機嫌クマどんはシトロン・プレッセの酸っぱいゲップをこらえながら、ようやく帰りの電車に乗り込んだ。
 ところが諸君、「ニースまであと15分」という駅で、大量の女子高校生が乗り込んできた。これがまたクマどんの苦手なシチュエーション。日本でローカル線の旅なんかしていると、午後3時ごろの時間帯には必ず高校生集団と遭遇する。1人とか、3~4人のグループならいいけれども、50人も60人も固まって大声でフザケあっている高校生集団は、どうしても苦手である。
 フランスとかイタリアの高校生集団は、日本なんか比べ物にならないぐらいマナーが悪い。向かい合わせ4人掛けのシートに、無理やり6人や8人で座って大声で喋りまくる。ガムをネチャネチャ噛みながら、腕を組んで歌い踊る。遥か遠くの仲間と何だか知らんが罵り合いを始める。
 他のお客なんか全く気にする様子もない。絵に描いたような傍若無人ぶりで車内を占領し、今井君のホテルのあるNICE-VILLEの1つ手前の駅でほぼ全員が下車していった。

1E(Cd) Bobby Coldwell:BLUE CONDITION
2E(Cd) Billy Wooten:THE WOODEN GLASS Recorded live
3E(Cd) Michael Davis:MIDNIGHT CROSSING
4E(Cd) Santana:EVOLUTION
5E(Cd) Incognito:WHO NEEDS LOVE
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