2014年04月28日(月)

Fri 140404 テルミニ要注意 ローマ散策 焼き栗とダッテルン(ヨーロッパ40日の旅22)

テーマ:ブログ
 3月1日午後、昨日のラストに書いておいた通りローマに到着して、旅の折返点を過ぎ、それと同時に長い人生の折返点も過ぎ、いよいよ後半戦に入った。ローマでの宿泊はHOTEL QUIRINALE。むかしむかし今井君がまだものすごく若かった頃に、ここで3泊ほどしたことがある。
 当時からもうすっかり古びていたが、今回のお部屋は壁がビックリするぐらい薄い。お隣の部屋の物音がほとんど筒抜けである。おやおや、両隣とも日本人が泊まっているらしい。
 右からも左からも懐かしい日本語が聞こえてきて、どうやらホテルの方針として「日本人はひとまとめにして、同じブロックに宿泊させる」ということなのかもしれない。何だかバカにされているような、しかしやっぱり安心感があるような、妙な気持ちである。
 ローマは、あくまで個人的感想であるが、やっぱり危険な街である。これほど世界中をノシ歩いている今井君が、些細なことであれ「危険だったな」という目に遭ったのはたった3回。そのうち2回がローマのテルミニ駅だったのである。
 1回目も2回目も「気づいたらカバンのフタが開いていた」。移動中の今井君は、巨大スーツケースを引きずる他に、いつでもリュックを背負っている。リュックは20年前に買ったもので、今も健在。このリュックといったい何カ国の何都市を訪ねたか、それ考えるとコイツもまたマコトに大切な相棒なのである。
スーツケースとリュック
(旅の相棒、リュックとスーツケース)

 3回目は、マドリードのレティーロ公園。「危険だ」「治安が悪い」とヤタラに評判の悪い公園であるが、まあ話のタネにしようとノコノコ入り込んでみた。「何だ、大したことないじゃないか」と油断した瞬間、空からウスターソースが降ってきた。
「それは鳥の糞だ。拭いてやろう」
そう言って笑いながら、中南米系の中年男が近づいてくる。手にハンカチを握って、「拭ってやろう」「拭ってやろう」と、断っても断ってもしつこく近づいてくる。諸君、これがスリの典型的な手口である。親切を装って油断させ、金品をマコトに見事に奪い取る。
 しかし「ウスターソースのニオイがプンプンする鳥の糞」などというものはありえないから、この男はまだ初心者というか、下っ端というか、要するにヘタクソなのだ。水鉄砲みたいなものでソースを空に向かって発射し、それを「鳥の糞だ!!」と言い張るなら、せめて鳥の糞のニオイのする液体を工夫するぐらい、しなきゃダメじゃないか。
噴水
(ローマ散策は「トリトーネの噴水」から)

 ま、いいか。以上、外国で「危険な目」に遭ったのは3回だけであるが、その2回がローマ・テルミニ駅に集中しているのだから、ここはピシッと集中して、イヤな記憶が残らないようにしなければならない。
 2回とも10歳以下と思われるコドモが絡んでいた。1回目は7~8人のコドモ集団。数人が新聞を広げて注意をそらし、その間に他のコドモたちがカバンに手を伸ばした。2回目はコドモとオバサマがグルになって、今井君のリュックを狙ってきた。
 もっとも、もう2回もイヤな目に遭うぐらいローマに来ているのだから、ローマの町歩きはベテラン。地図も地下鉄路線もだいたい頭に入って、どこに行くにもスイスイ。道に迷うなんてこともほとんどない。3月1日、フィレンツェからローマに到着した時は、もう夕暮れが近づいていたが、早速ホテルを出て、久しぶりのローマ散策に出かけることにした。
蜂の噴水
(ベルニーニ作「蜂の噴水」もある)

 ホテルはテルミニ駅前、オペラ座のすぐ裏である。ここから地下鉄ひと駅ぶん歩いてバルベリーニに移動。散策の出発点をバルベリーニ広場の「トリトーネの噴水」にして、ここからバチカン・サンピエトロ寺院を目指してひたすら西に進んでいく。
 トリトーネの噴水のすぐ近くに、同じベルニーニ作「蜂の噴水」というのもあって、今井君はこの可愛らしい噴水のファン。噴水から見上げると、目の前に「骸骨寺」なんてのもある。
 骸骨寺とは、カプチン会の修道士4000人の人骨を組み合わせて装飾を施したお寺。壁も天井も、シャンデリアさえも、バラバラにした人骨を組み合わせて装飾している。「やりすぎ」「悪趣味」の感を免れないが、ま、たいへんなものを作っちゃったもんですな。
トレビ
(トレビの泉、側面図)

 ここからの散策ルートは、スペイン広場→トレヴィの泉→パンテオン→ナヴォーナ広場→カステル・サンタンジェロ→サンピエトロ寺院。おお、団体ツアーバスみたいな強行軍であるが、そのルートを3時間足らずで踏破するんだから、今井君のローマ通ぶりもなかなかのものである。
 しかも、そこいら中に出ている屋台で「買い食い」などということもする。さすがにこんなクマ蔵の図体で「ローマの休日ごっこ」☞「スペイン広場の石段でアイスクリーム」というわけにはいかないだろうが、焼きグリ、ダッテルン、クマに相応しいものだって、路上でいくらでも買えるのである。
 この夕暮れの散策では、クマどんは焼きグリを買ってみた。日本の甘栗とは違い、何の変哲もないそこいらへんの栗を焼いただけであって、甘くも何ともないけれども、3月とは言っても風はまだチクチク痛いほどに冷たい。何でもいいから温かいものポンポンに詰込みたかったのだから、甘くなくてもちっとも構わない。
焼き栗
(トレビの泉の焼きグリ屋)

 「ダッテルン」のほうは、すでにベルリンの路上で1度試してみた。「ダッテルン」の看板を見て、「はて、ダッテルンとは何じゃろか?」「聞き覚えのない食べ物でござるね」とバカ面で立ち止まった途端、ダッテルンの小袋を買わされてしまった。
 紙の袋を開けてみると、中には足の小指ぐらいの黒い果実が20個ほど。何だかほんのり鯛焼きみたいな甘いニオイがする。「果実から鯛焼きのニオイ」だなんてのは、なかなか気色悪いじゃないか。そして諸君、思い切ってかじってみると、おお、これはまさに鯛焼きの味。というか、正確には小倉あんの味である。
 調べてみるとダッテルンとは、ナツメヤシの果実を干し柿みたいに干したもの。なるほど「干し柿」と言われれば、あのグニュッとした食感も、あんこのニオイもどちらも納得がいく。
 しかしクマ蔵は干し柿は苦手。同じように「あんこのニオイと食感の果実」などというものは何となく許せなくて、あのベルリンの経験以来、ダッテルンからは逃げ回る日々が続いている。

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