2013年09月21日(土)

Wed 130828 リオ計画 セー広場 また市場へ ショッピ(第2次ンラゼマ地球一周記23)

テーマ:ブログ
 「サンパウロに7日間滞在する」という予定の中に、「そのうち1泊2日はリオデジャネイロへのショートトリップ」という計画が入っていて、すでにe-ticketの準備は済んでいる。9月4日朝のヒコーキでリオに出発し、1泊して5日の夕方にサンパウロに戻る。
 「地球一周の旅でブラジルに1週間滞在」と決めた時、サンパウロにするかリオにするかで激しい葛藤があった。ま、普通の人ならリオを選ぶのである。リオなら、コパカバーナとかイパネマとか、有名な観光地がズラリと並んで、1週間ぐらい滞在したって、おそらく飽きることはなさそうだ。
 うんにゃ、欧米のお金持ちなら「せっかくリオに行って、たった1週間で帰ってくるの?」と、目を丸くしてビックリするはずである。もしシーズン真っただ中なら、リオ滞在は最低でも1ヶ月、出来れば2ヶ月ぐらい滞在して、コパカバーナの海岸を満喫するのである。
 バカンスが終わって帰国すれば、北半球は冬の真っただ中。すっかり日焼けした男らしい肌を見せながら「ちょっと2ヶ月ばかり、リオの海で泳いできました」とニタニタすれば、「ははあ、『イパネマの娘』とアバンチュールですか?」と、うらやましがられるという寸法である。
聖像
(サンパウロ「カテドラル・メトロポリターナ」のキリスト像。この巨大バージョンをリオで見たい)

 しかし諸君、リオの海岸の豪華ホテルで、そんな豪勢な日々を満喫なんかしてみたまえ。ホテル代だけで目ん玉が飛び出ること請け合いだ。ハイシーズンのコパカバーナで1流ホテルに滞在すれば、1泊10万円は下らない。1ヶ月なら300万円。2ヶ月なら600万円。遠慮して1週間で帰ってくるとしても、70万円でござる。
 今井君には、とてもそんな贅沢を満喫する勇気がない。考えただけで、思わず「うにゃ!!」「うにゃにゃにゃ!!」と絶叫する。長いシッポを踏まれたニャゴロワみたいであるが、サトイモ感覚では2週間の旅に費やせるオカネはMaxで100万円。ジャブジャブ湯水のようにオカネをつかうなんてのは、要するに感じ悪いだけである。
 「リオかサンパウロか」の葛藤は、こうして費用面からだいたい決着がついた。ついでに、例の「治安の問題」というのもあった。サッカーワールドカップが来年に迫り、2016年にはオリンピックもあって、今やリオは工事現場だらけ。工事現場が増えれば、人目の届かない物陰も増えるだろう。物陰が増えれば犯罪も増えるのは、容易に想像がつくことだ。
 旅の計画を練っていた6月初旬、リオでアメリカ人の大学生カップルが暴行される事件があり、何だか恐ろしくなってネットの治安情報を読みまくり、読めば読むほど震え上がって、「リオはやっぱりヤメとくかな」と、カンタンに結論が出た。
大聖堂
(サンパウロ、カテドラル・メトロポリターナ)

 そうは言っても、「ブラジルを旅したのに、リオデジャネイロに行かなかった」というのは、マコトにもったいない。日本を訪れた外国人が「富士山は見ませんでした」「京都と奈良は省略しました」ということになれば、思わず「あんた、何しにきたの?」とビックリしちゃうのと同じことである。
 そこで浮上したのがショートトリップ計画。荷物をサンパウロのホテルに置いたまま、1泊2日でリオを訪ねてトンボ返りする。このやり方は今井君の得意技である。マッジョーレ湖に滞在したまま、ジュネーブへ。フランクフルトに荷物を置いたまま、ケルンに1泊。ま、退屈しかけた時の香辛料みたいなもんですな。
 ところが天気予報によれば、9月3日にサンパウロで降り出した雨は、ヒコーキで90分ほどのリオでも同じように激しく降っているらしい。「ヒコーキで90分」と言えば、東京と札幌、東京と広島ぐらいの距離だけれども、うーん、どうしても明日のリオは、冷たい雨の中の訪問になりそうだ。
薔薇窓
(カテドラル・メトロポリターナのバラ窓)

 そういう残念な予想の中、リベルダージ「あすか」の醤油ラーメンと餃子を満喫したサト助は、雨のサンパウロ散策を開始した。快晴の熱い日光を浴びながらTシャツで闊歩するのと、息が白くなりそうなほど冷え込んだ中を傘をさして散策するのとでは、同じ街でも全く様相が変わるのである。
 リベルダージから街の中心・セー広場までは、徒歩で10分もかからない。セー広場には、サンパウロ最大の教会「カテドラル・メトロポリターナ」の勇姿があるが、広場は路上生活のヒトビトのたまり場になっている。
 教会前の階段にも、上半身ほぼ裸の男たちが、あっちにゴロリ、こっちにゴロリ、遠慮会釈なく横たわっている。そうかと思えば、十数人の人だかりを作り、怪しげなカードをつかって(おそらく)賭け事が進行中である。
 路上パフォーマンスにも人だかりがあり、9月7日のブラジル独立記念日を控え、激しい口調で政治向きの演説を繰り広げる男たちもいて、サクラと思われるヒトビトも大勢集まっている。日本人旅行者から見たら、それこそ「治安が悪い」「ご用心」という光景である。
 セー広場からさらに北上すると、サンベント教会に向かって由緒ありげな商店街が続く。このあたりから路上生活の人々の姿は減って、街の雰囲気はマドリードやリスボンの広場と変わらない。少なくともサト助の見る限り、「危険です」みたいな光景は全く見当たらなかった。
モルタデーラ
(今日も市場でモルタデーラにチャレンジする)

 サンベント教会から先は、昨日も歩いた古い問屋街が続く。雨に濡れた急な坂を右に降りていくと、大きな安売り屋の店舗がズラリと並んで、要するに「街中が全部ドンキホーテ」である。
 店の名前は「Fernando」。入ってみると、こりゃホントに巨大ドンキホーテであって、オモチャ、食器、子供服、スナック菓子、下着類、傘にメガネにナイフにフォーク、とにかく何でもかんでも並べられるだけ並べ、積み上げられるだけ積み上げて、店内は足の踏み場もないウルトラ雑踏である。
 こういう店が通りの端から端まで並んでいるので、サンベント教会から市営市場までの道のりは、すでにカオスの様相を呈している。お祭りや雑踏や混沌は大好きだから、サト助はそのまま昨日の市営市場まで歩いた。
 すると諸君、驚いたことに、また腹が減ってきた。「あれれ、ついさっきラーメンと餃子とビール大瓶2本をペロリとやってきたんじゃなかったっけ?」であるが、そこはそれ、ひと昔前に大流行した「そんなのカンケーねえ!!」であって、昨日の同じ市営市場の大きなサンドイッチを貪り食いたくなった。
断面
(切り口、拡大図)

 2軒並んだモルタデーラ屋は、今日もまたどちらも超満員。昨日と違うもう1軒の方のテーブルに何とか入り込めた。さすがに今日は塩辛いプレスハムはイヤだから、豚肉のタップリ詰まったサンドイッチと生ビールを注文した。
 ブラジルで生ビールは「ショッピ」と発音する。この店のショッピはマコトに今井君向きのシステムである。グラスに注いで運ばれたショッピを、ほぼ飲み干したころを見計らって、ウェイターが「どうだ、もう1杯?」と聞きに回ってくるのだ。
 しかもウェイターが捧げたお盆には、すでに冷たいショッピを注いだグラスがたくさんのっている。「どうだ、もう1杯?」と聞かれて、うなずく必要さえない。「ニヤッ」または「ニカッ」と表情を緩めれば、すぐに新しいのがテーブルに置かれる。
 つまり、「否定しないかぎり、肯定したものと判断する」という素晴らしいシステム。岩手・盛岡のワンコソバと同じことで、ビアならいくら注がれても否定しない今井君としては、ホントにホントに嬉しいやり方である。
 結局、ショッピ5杯を味方にして、今日の巨大モルタデーラもまた完食。「あすか」のラーメン&餃子から1時間半も経過していない。うにゃにゃ、こりゃきっと食べ過ぎ&飲み過ぎだ。日本に帰ったら、スーツのウェストがキツくなっているかもしれない。ま、ホンの少し反省してもよさそうだ。

1E(Cd) 村田陽一 & Solid Brass:WHAT’S BOP
2E(Cd) Kempe & Münchener:BEETHOVEN/SYNPHONIE Nr.6
3E(Cd) Karajan & Wiener:BEETHOVEN/MISSA SOLEMNIS 1/2
6D(DMv) BEE SEASON
total m156 y1516 d11710
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