2013年06月02日(日)

Thu 130509 サトイモ君とリンゴさん ボストン・マラソン(アメリカ東海岸お花見旅38)

テーマ:ブログ
 2日連続して「クマ蔵の身辺雑記」を書き、これでこの後5日か1週間はぐらいは、安心してアメリカ旅行記を書くことができる。
「一昨日は神田明神下で旨いウナギを堪能しました」
「昨日は、10年も15年も大事にしてきたTシャツ3枚を泣く泣く断捨離しました」
「アジサイ早すぎます。毛虫うじゃうじゃがコワいです」
と、こんなに赤裸裸に身辺雑記を書いて、それでも「今井宏 消息」とか「今井宏 失明」を検索するような人がいるとしたら、そんなのはさすがに今井君の責任ではない。
 6月に入って、もうすぐ超多忙の毎日が始まる。6月11日からはほぼ2ヶ月間ほとんど休みなしに、全国を走り回ったりスタジオ収録したりしているから、とてもアメリカお花見旅どころではなくなってしまう。諸君、せめてあと10日ぐらい、春の東海岸紀行にクマ蔵がウツツをぬかしても、優しく許してくれたまえよ。
カモさん
(ボストンコモンのカモさんたち)

 4月24日、ホントに丸1日ボストンを歩き回って、MITを出る頃のサトイモは、もうすっかり皮がむけちゃった気分。サトイモって、どうして皮の上にあんな毛っけが密生しているのか、自分でもよく分からないが、やっぱりキウィとサトイモの共通点は、皮の上の毛っけの密生である。
 ヤシの実やパイナップルでも同じことなのかも知れないが、あれはどうやら「そんなにカンタンにボクらを食べちゃイヤです」という意思表示であるらしい。それは果実の王♡リンゴさんとの比較でハッキリする。
カモさんの像
(ボストンコモン、カモさんの像は子供たちに占拠されていた)

 リンゴさんたちは、ホントに果実としての覚悟がシッカリしていて、「さあいつでも召し上がれ」「ほら、遠慮はいりません。皮のままサクッと召し上がれ」なのである。その覚悟は昔の時代劇に登場した年増女たちとほぼ相似形であって、「なに遠慮してんだよ。イヤだねえ、お前さん、このアタシに、恥をかかす気かい」ということである。
 話があんまりそちらのほうに傾いてしまうと、たくさんの受験生諸君が読んでいるブログとして「話題が相応しくない」と叱られるかもしれないが、リンゴさんと同じことは、キュウリさんにもトマトにもレタスさんにも当てはまる。「そのままサクッといっておくれ。遠慮はいらないよ」である。
オレンジライン1
(ボストン地下鉄オレンジライン)

 なお、トマトだけ「さん」なしの呼び捨てなのは、今井君にとってトマトが仇敵だから。その理由はもう15年言い続けてきたが、最近になってブログ読者に加わった人は知らないかもしれないから、ここでもう1度しっかり書いておく。ワタクシは、小学生の頃から、トマトが大キライなのだ。
 「ボクは野菜じゃない。フルーツって呼んでね」というマコトに高慢な態度に、激しい嫌悪感を禁じえない。仲間のナスやカボチャを一段下に見てケーベツし、あたかも自分だけ特殊に優秀であるような顔をして、「あんな紫のヤツらや、醜い緑のゴツゴツどもと一緒はイヤだよ。こんなに甘くて真っ赤なんだから」というスベスベな態度が、見ていられないほど愚かしいじゃないか。
 トマト君は、受験生の中にもたくさん存在する、基礎徹底を志すゴボウ君たちを、「あんなヤツらと一緒はイヤだな」と冷笑する。その愚かさについては、6月7月の講演会でもしっかり確認するから、ぜひ聴きにきてくれたまえ。
 今のところ好調な諸君は、ホントに気をつけたまえよ。3年経過し、5年過ぎたころ、顔から火が出るほどの恥ずかしさを感じ、全速力で砂漠を駆け抜けて宇宙の果てに消え入りたくなる。「トマト君になって、大恥をさらしたな」と絶叫するような、そんな運命が待っている。
オレンジライン2
(ボストン地下鉄、車内風景)

 ありゃりゃ、何の話だっけ? おお、リンゴさんグループvsサトイモ&キウィちゃん連合の比較対象の話だった。サトイモ&キウィ連合の参加者は、みんな恥ずかしがり屋。どうしても「いいからサクッといっとくれ」という、キップのいい年増ネーサンみたいな態度は取れないのである。
 だからいつでも皮の上に毛っけを密生させて、食べようとする者すべてをたじろがせる。
「あらイヤですよ、しっかり皮をむいてくんなきゃ」
「もっと大事にあつかってくんなまし」
であり、じゃあ包丁をもって「大事に皮をむいてあげようね」という段階まできても、キウィは抵抗してグニュグニュつぶれてみせるし、サトイモも抵抗してツルツル滑りまくり、うまく行けば包丁の刃を逃れて、台所の片隅までツルーッと滑って逃げたりする。
ニューベリー
(ボストン、ニューベリー通り付近)

 そういう時は、サトイモ君を徹底的に疲れさせてあげたまえ。疲労困憊すれば、毛むくじゃらの皮は自然に剥ける。いやはや、何とも含蓄の深いたとえ話でござる。ブログ読者の中には、学校や予備校の先生もたくさんいらっしゃる。大きな会社の部長クラスのカタも読んでいる。ぜひ明日の朝礼で、生徒や部下を相手に
「毛むくじゃらのサトイモやキウィが、リンゴやレタスとどう違うか」
「ガンコで内気で扱いの難しいサトイモの皮をどう剥けばいいか」
を語りたまえ。生徒たちも部下たちも、その話に引き込まれすぎて、気がつくと彼ら彼女ら自身の皮まで、剥けてしまっているかもしれない。その時スカさず「ほらみろ、キミたちも一皮剥けたじゃないか♡」と豪快に笑えば、もう人気沸騰は間違いない。
トリニティ
(トリニティ教会。ボストン、コップリー付近で)

 さてと、4月24日サトイモ君は、ボストンの街をグルリと徒歩で一周して、MITにたどり着いたあたりですでにヘトヘト。頭に密生している固い毛っけも、重い疲労とおぞましい皮脂にまみれ、「サト助どん、そろそろホテルに戻るべい」「あの快適なスーペリア・スイートに帰るべい」と、サトイモ本隊に弱々しく訴えかけるのだった。
 しかし諸君、この日のサトイモ本隊は、おそらくランチにワシワシやったルースクリスのフィレステーキのせいで、メッタヤタラに元気である。「いやいや、軟弱な毛っけ諸君。ボクはまだまだ頑張ります。毛っけ諸君も、ボクの頭にへばりついて生きている以上、今日は最後まで徹底的に付き合っていただきますよ」という勢いなのである。
チャールズ
(チャールズ川。ジョギングの人々の天下である)

 MITを出たサトイモは、夢のように広いチャールズ川にかかる橋を徒歩でわたりはじめた。橋はジョギングの人々で大混雑。確かにこんなに気持ちのいい春の日だ、満開の桜の花を眺めながらのジョギングは、素晴らしく爽快そうである。
 しかも、走っている人々の優秀さを考えてくれたまえ。おそらくほとんどの人が、ハーバードかMITの在籍者。もちろん学部生だけじゃない。修士課程の諸君、博士課程の諸君、教職員もたくさん混じっているはず。日本のサトイモなんかと衝突して頭にケガでもさせたらエラいこと、人類全体の損失だ。ボクチンは細心の注意を払って、人類の宝物に次々と道を譲った。
 こうして、ヒトカワもフタカワもしっかり剥け、かつて密生していた毛っけも今やツルツルというありさまのサトイモ君は、とうとう今日のスタート地点のボストン・コモンに無事帰還を果たした。時計はすでに17時を回っていた。
事件現場
(ボストン、コップリーの爆破テロ現場。この日から封鎖が解かれ、多くの人が花を供えた)

 一昨日も昨日も雨の中を訪れたニューベリー通りは、今日は早くから大混雑。カフェも飲み屋も人がはみ出すほどの大盛況である。何故かはよく分からない。同じように、昨日まで封鎖されていたボイルストン通りのコップリー駅周辺も、今日はうってかわって大盛況である。
 このあたりが、ボストンマラソンのゴール付近。先週の爆破テロで多数の死傷者が出た地点であるが、今日からついに封鎖が解かれた。悲劇が起こった現場には、たくさんの花が供えられ、ガラスが無惨に吹き飛んだ窓には、板で粗末な応急処置が施されていた。
ボストンストロング
(爆破現場にも「BOSTON STRONG」の貼り紙があった)

 ボストンマラソンは、今井君も幼い頃からなじみが深い。君原健二、釆谷義秋、重松森雄など、「物心つくかつかぬか」の頃の日本人優勝者も多いし、何といっても瀬古利彦が2回も優勝している。ボクらの世代にとって大スターである。
 優勝者は他に、ロン・ヒル、ドレイトン、ロジャース、サラザール、キャステラ、メコネン。女子選手では、ゴーマン美智子にロサ・モタ。諸君のパパの世代の人なら、涙を流して懐かしがるような名選手の名前がズラリと並ぶ。今回の爆破テロで、ボストンマラソンのそういう歴史までが、悲惨な色合いを帯びることになってしまった。何だか、ションボリである。

1E(Rc) Solti & Chicago:R.STRAUSS/DON JUAN ・ ALSO SPRACH ZARATHUSTRA・TILL EULENSPIEGEL’S MERRY PRANKS
2E(Rc) Collegium Aureum:HAYDN/SYMPHONY No.94 & 103 
3E(Rc) Solti & London:HAYDN/SYMPHONY No.101 & 96
4E(Rc) Collegium Aureum:VIVALDI/チェロ協奏曲集
5E(Rc) Corboz & Lausanne:VIVALDI/GLOLIA・ KYRIE・CREDO
total m53 y968 d11163
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