2013年05月21日(火)

Sat 130427 毛はえトラム1駅に苦闘 ハーバードへ!!(アメリカ東海岸お花見旅28)

テーマ:ブログ
 4月22日夕暮れ、やっぱり油断というのかねぇ、初めて訪れた街で、初めての散歩に出るのに、地図を持たずに来てしまった。地図もなければ、カメラもない。ケータイもない。せめてケータイがあれば、「地図がなくてもグーグルマップ」という手があるが、ホントに全部ホテルの部屋に置いてきた。
 「手ぶらのほうが圧倒的にラク」だし、「手ぶらのほうが悪いヒトに狙われにくい」であって、初めての街の散歩に手ぶらでいくというのは、必ずしも悪い選択ではない。実際この日の今井君が手ぶらでボストンの街に出たのは、その辺を考えて意識的にしたこと。決して「うっかりみんな忘れてきちゃった」というのではない。
ハーバード駅
(地下鉄レッドライン、ハーバード駅)

 しかし、そういうのは平時の平和な街での話。4月22日のボストンは、爆破テロ犯の身柄を市民全員の協力で確保したばかり。つい一昨日まで空港は閉鎖、地下鉄/バス/タクシーなど公共交通機関の全てが止まり、「ボストン市民は決して家から出ないでください」という非常事態だったのだ。この日もまだ、そういう緊張感が街に残っていた。地図もケータイもなしに夕方の街を闊歩するには、まだ早すぎたのである。
 年に3回も外国を旅し、それを9年も続けていれば、初めての街への緊張感がなくなってくる。イスタンブールでもブエノスアイレスでも、リスボンでもブリュッセルでも、何となくニヤニヤ手ぶらで「どれ、メシ食いに行ってこよう」と、まるで横丁のダンナが近所の蕎麦屋か寿司屋に出かけるみたいな感覚になってくる。こりゃ、若干の修正が必要かもしれない。
券売機
(ハーバード駅チケット売り場。チャーリー・チケットも買える)

 この日のボストンでは、「目的の駅に電車が止まってくれない」という事態に襲われた。グリーンライン「コップリー」の駅で降りなければならないのに、今井君の乗った電車は、あれれ、コップリーを黙って通過してしまった。
 「間違えたかな?」と思って、反対側方向の電車に乗りなおしてみたが、あれれ、やっぱりコップリーを通過する。コップリーは大きな駅だから、「急行なんじゃん?」「各駅しか止まらねんじゃね?」ということはあり得ない。
 ま、それなら仕方ない。コップリーのお隣のアーリントンで地下鉄駅を出て、1駅ぶん歩いて行けばいい。地下鉄と言ったって、昨日の写真で見れば分かる通り「トラムに毛が生えた程度」=毛はえトラムに過ぎないのだ。路面電車の1駅ぐらい、歩いたって2~3分で済むだろう。
正門
(ハーバードの正門、ジョンストン・ゲート)

 ところが、ここからいよいよ、非常事態下の街、しかも地図なしで初めての街に出てしまったクマ蔵どんの悪戦苦闘が始まる。そこいら中で道路が封鎖され、警察車両が駆け回り、マスメディアの取材班が陣取り、テレビカメラが動くたびに野次馬もゾロゾロ移動する。
 あとで気づいたが、降りる予定だったコップリーこそ、悲惨な爆破テロの現場そのもの。犯人は東京で言えば銀座みたいな繁華街を犯行に選んだのだ。コップリーの駅が封鎖され、電車が停車せずに通過する緊急ダイヤを組んだのも当然だ。
 しかし、普段なら通れる道が封鎖されて通れず、地元の人でも困り果てている状況で、「初めての地図なし男」が目的地にたどり着ける可能性はきわめて低い。右往左往するうちに、レストランを予約した19時半を回ってしまった。
ワイドナーゲート1
(これも正門、ワイドナー・ゲート)

 自分がどのあたりを歩いているか、大まかなことは分かっているが、この状況でレストラン1軒をピンポイントで発見するのは、ほとんどミラクルに近い。やがて時計は20時を過ぎた。
 しかし諸君、さすが今井君はただのサトイモではない。ミラクルサトイモであり、ミラクル里芋サト次郎であり、ウルトラミラクルクマ蔵どんなのである。そのピンポイントを、マコトに見事にやってのけたのだ。
 20時10分、ついに目指す「ターナー・フィッシュリーズ」を発見。エントランス担当の女性従業員は苦笑いしながら、「たったいま予約を取り消しちゃったところですが、どうぞ&どうぞ」と笑顔でテーブルに案内してくれた。
 あとで地図を確認するに、うぉ、今井君はボストンの中心街をグルリとほぼ1周していたのである。東京から品川に行くのに、山手線内回りに乗って上野→池袋→新宿→渋谷を経由して行ったような感じ。新宿から池袋に行くのに、丸ノ内線でU字形に走った感じ。「ホントにホントにご苦労さん」な夕暮れの1時間であった。
図書館
(ハーバード大学、ワイドナー記念図書館)

 以上のようなわけで、「ボストン1番」と評判のクラムチャウダーの写真を撮ることはできなかった。小さすぎて「何だこりゃ?」と声を上げてしまった生牡蠣も、デカすぎて「何だこりゃ?」だった大好物ヒレ・ステーキも、この日ばかりは写真なしである。
 「写真なし」ばかりではない。この1時間の右往左往で、記憶の方も飛んでしまった。旨かったか、マズかったか、ホントに「ボストン1番」と思えたかどうか、サッパリ記憶がない。記憶にあるのは、
① 帰りに地下鉄を乗り間違えたこと
② 乗り間違いに気づいた駅であわてて降りたら、反対方向の電車が30分も来なかったこと
③ 業を煮やした今井君が、初めてのボストンを「徒歩でホテルまで帰っちゃえ」と決意し、ほぼそれを実行したこと
以上3点のみである。
メモリアルホール
(メモリアルホール)

 さて、翌日はいよいよ「ハーバードへ!!」である。昨日の予告通り、今日からはしばらくハーバード/MIT/イェールなど、アメリカ最高峰というより世界最高峰の大学の写真を掲載しつづけるから、受験生やその周囲にいるヒトビトは是非ともケータイのマチウケに利用してほしい。東大♡京大は間違いなくスンバラシイが、もっともっと目標を高く設定してもらおうじゃないか。
 4月23日は、朝から雨模様。ホテルの部屋から見おろすボストン茶会事件のお船も、冷たい雨に濡れている。外に出てみると風の冷たさが身に沁みる。昨日までのワシントンがポカポカ5月の陽気だったのがウソみたいであって、やっぱりヒコーキで1時間北上すれば、東京と旭川ぐらいの気候の違いがあるのだ。
 何しろワシントンは、桜の花が1ヶ月も前に散って、もうすっかり葉桜。ボストンは今がちょうど満開で、東京なら3月下旬の雰囲気。ポカポカな街からやってきたクマとしては、寒くて寒くてまた冬眠したいようなお天気だが、何しろ「お花見旅」とタイトルを付けた旅だ。ハーバードやMITで満開の桜を写真に収められれば、受験生諸君の最高のオマモリになるだろう。
バーク
(バークさま)

 ホテルからハーバード大学までは、地下鉄レッドラインで6駅。ハーバードの2つ手前のケンダルで降りれば、MITのキャンパスの目の前である。これはたいへんだ、世界中の最高の知性が、この電車の沿線に凝縮していることになる。
 ただし、さすが「知性の凝縮」であって、ホンモノのハーバード大学に接近しても、ワイワイ&ガヤガヤの花やかな空気は全く存在しない。「厳しい静謐」というか、とにかくデカい声で話し合うのを諌めるような空気が漂っていて、確かに学生たちはみな寡黙に、急ぎ足で目的地に向かう。
 懐かしの早稲田大学は常に喧噪の真っただ中にあって、今井君なんかは「喧噪こそ大学の活力を示す指標なのだ」と(おそらく)誤解してこの数十年を生きてきたのであるが、今ハーバードの門の前に立ってみると、何だか「オマエはそんなクダラン誤解をぶら下げて生きてきたのか?」と嘲笑ないし失笑されているような、少々イヤな気分がしないこともない。
ワイドナーゲート2
(ワイドナー・ゲートをくぐって、いよいよハーバード大学へ)

 さてと、ではいよいよハーバードに入ろう。諸君、ボクチンは「ハーバードに入る」のである。そして実際に今井君は「ハーバードに入った」のである。こりゃカンタンだ。世界中の超秀才、偏差値90の世界中のハカセ君たちが、あんなに努力してもなかなか入れないハーバードに、怠け者のクマ蔵がこんなにカンタンに入っちゃった。
 マコトに狭き門から入っちゃうと、そこにハーバード卿の銅像が座って待っている。「実際のモデルはハーバード卿じゃない」とか「ハーバードの創設者はホントは別の人だ」とか、いろいろ文句を言う人もいるようだが、とにかくありがたいお姿である。
ハーバード卿
(ハーバード卿の銅像)

 「この銅像の靴に触ると頭が良くなる」という伝説があって、お靴のあたりは金色にピカピカ光っている。明日の写真1枚目に、お靴の拡大写真を掲載するから、諸君、ぜひマチウケにするか、プリントアウトして机の前に張るかして、毎日ナデナデしてみたまえ。もちろんコッソリである。おおっぴらにそんなことやってると、間違いなくドン引きされる。
 塾&予備校関係者の皆様も、ぜひ明日の1枚目をプリントアウトして、エントランスや教室に掲示してくれたまえ。遠い東洋の片隅で、みんなでナデナデ。ハーバードちゃんも、さぞかし嬉しいことだろうし、日本国内でグズグズしてないでどんどん世界に飛び出していく、超優秀な生徒が育つキッカケになるはずだ。

1E(Cd) Preston:BACH/ORGELWERKE⑥
2E(Cd) Jochum & Concertgebouw:BACH/JOHANNES-PASSION①
3E(Cd) Jochum & Concertgebouw:BACH/JOHANNES-PASSION②
4E(Cd) 村田陽一 & Solid Brass:WHAT’S BOP
5E(Cd) Billy Wooten:THE WOODEN GLASS Recorded live
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