2013年04月28日(日)

Thu 130404 公共の場での飲酒の禁止と、NY・ストロング(アメリカ東海岸お花見旅7)

テーマ:ブログ
 ニューヨーク滞在3日目、そろそろ「お花見旅」の本領を発揮しなければならない。というか、いよいよ本領発揮の時が来た。今日がセントラルパーク、明日がルーズベルト島。ニューヨークでお花見をするとすれば、どうしても欠かせない2大スポットである。
 ただし別にクマ蔵どんは、そんなにお花見に燃えて、燃え上がっているわけではない、ましてや諸君のようなネット世代とは違うから、「お花見に萌える」などという興味深い精神状態にもない。むしろ「旅のタイトルを『お花見旅』にしちゃったから、チャンとお花見しないと申し訳ないな」という程度の、マコトに意気上がらないお花見である。
自分撮り1
(サクラとサトイモ)

 ニューヨークのお花見に「燃え」も「萌え」もせず、マコトに意気上がらない状態なのには理由があって、それは「公共の場での飲酒は御法度」ということである。電車の中だろうと都心の公園だろうと、お構いなしに飲酒が許される日本とは状況が全く違う。
 公共の場での飲酒を発見されると、直ちに警察官が飛んでくる。正確には「走ってくる」または「忍び寄ってくる」のであるが、その忍び寄りかたや駆け寄りかたはホントに素早いので、やっぱりイメージとしては「ポリースマンが飛んできた」という感じである。
 ボクチンは今回のニューヨークの旅の後半、若いカップルがポリースマンに捕まるところを目撃した。地下鉄の車内で缶ビールをコッソリ飲んでいて、誰かに通報されたのである。缶ビールは紙袋に隠していたが、「誰が見てもBUD LIGHT」というダラしない隠しかただった。
マグノリア1
(マグノリア)

 スーッと忍び寄った私服警官が彼らカップルにIDを見せ、下車を促すまで数秒。あっという間に車内全体が凍りついて、「どうしたの?」「お酒飲んでたの?」「バカだなぁ」という鋭い囁きが飛び交った。
 カップルは、ヤンキースの試合を見ようとスタジアムに向かっていた。「どうしてそんなことが分かるの?」であるが、2人ともヤンキースのユニフォームのTシャツを着て、ヤンキースタジアムに向かう地下鉄に乗っていたんだから、そりゃ間違えようがない。
 42丁目から乗った地下鉄を、A線からD線に乗り継いで、捕まったのが145丁目の駅。ヤンキースタジアムは161丁目だから、「あと一歩で夢の世界」というところだった。吉祥寺からディズニーランドを目指して電車を乗り継ぎ、新木場駅あたりでつかまったみたいなものである。
自分撮り2
(マグノリアとサトイモ 1)

 こういう時、ネットリ甘いサトイモ君なんかは「かわいそうだ」「ちょっと行き過ぎじゃないか」「野球観戦の途中とか、公園でのお花見ぐらい、ちょっぴりのお酒は許されていいんじゃないか」と考えてしまう。しかし諸君、21世紀のニューヨーカーはそんな甘チャンの考え方をしないようだ。
 20世紀後半の、地獄のように治安の悪かったニューヨークを考えてみたまえ。もっとも、地獄という場所の治安が悪いかどうか分からないし、地獄ほど治安のキチンと保たれている場所はありえないとも思うのだが、少なくとも20世紀後半のニューヨークは「世界で一番治安の悪い場所」のうちの1つ。そこから「ニューヨーク1997」みたいな映画もイメージされてくる。
 しかしあれから20年あまり、ニューヨークは素晴らしく明るく安全な街に変貌した。凶悪爆弾犯を市民の結束で見事に追いつめたボストン市では、今なお大きな歓声が上がり、街中に「BOSTON STRONG」「WE ARE ONE BOSTON」のポスターが掲げられているが、その意味では、市民の結束によって驚異的に治安を改善したこの20年のニューヨークこそ「NEW YORK STRONG」なのである。
マグノリア2
(モクレン君)

 だいたい、日本はだらしがないのだ。諸君、試しに夕方の新幹線に乗ってみたまえ。疲れ果てたサラリーマンたちがそこいら中で「プシュッ」「プシュッ」と缶ビールを開ける。ビールならまだマシな方で、日本酒、ウィスキー、ワイン、どこでもかしこでも飲み放題&売り放題で、シラフの人がウッカリ乗車すると、車内の酒臭さに鼻が曲がりそうなほどだ。
蕾
(モクレンのツボミ君)

 今や車内でタバコを吸うようなヒトはほとんどいなくなったが、ホンの20年前までは車内でのタバコは全く咎められなかった。禁煙車と喫煙車の区別さえなくて、むしろタバコを吸う方が当たり前。吸わない人間たちはスミの方で小さく固まっていた。
 今でも地方都市のレストランなんかで「禁煙席はありますか?」と尋ねると、「は?」とビックリ顔をされることがある。「は? そういうものは設けておりません。全席喫煙です!!」。まるで表六玉か唐変木でも飛び込んできたような扱いをうけることがある。
サクラ
(セントラルパークのサクラはマコトに地味である)

 しかし諸君、こうして「公共の場での飲酒喫煙は全面禁止」「違反すれば罰金、下手すりゃ逮捕」というSTRONGなNEW YORKを歩いていると、みんなでちょっと我慢して、我慢した分みんなでずっと大きな快適を獲得するというのは、スンバラシイことだとサトイモ君は確信するのである。
 東京の夕暮れの通勤電車で、狭い座席に身を沈め、カバンからチューハイを出して飲みはじめるオジサンを最近よく見かける。身なりもキチンとしていて、マジメに仕事をしているヒトのようだ。「第3のビール」や「発泡酒」のこともある。あろうことか、あの狭い座席でサキイカだの竹輪だのをモグモグやりはじめたりする。
 うにゃにゃ、イヤだねえ。何でホンの少し我慢できないの? オウチに帰るまでホンの1時間待てばいいことじゃん。お酒が大好きなサトイモ君としては、こういうのはお酒に対する侮辱にしか見えないのでござる。お酒はもっと大事に飲もうじゃないか。
セントラルパーク
(サリンジャーでお馴染み、メリーゴーラウンド)

 「ニューヨーカーはどうしているか」と言えば、彼ら彼女らはスーッとカッコよくバーに入っていくのである。オジーチャンもオバーチャンも、気楽にカウンターに腰をかけて、溜め息をつきながら「ビア!!」と告げる。スタバ以上に気楽に入れるバーがたくさんあって、その分、公共の場での飲酒&タバコはキツーく御法度。こうして公共の場は清潔で安心で安全。こりゃマコトにウマくできている。
 こういうわけで、セントラルパークでのお花見は「お酒をチビチビやりながら」という行動様式には絶対に至らない。あくまでお花を楽しみながらそぞろ歩くだけである。ホントに見事なほど、このルールは市民によって固く遵守されている。
自分撮り3
(マグノリアとサトイモ 2)

 しかし別にチビチビなんかやらなくても、マグノリアのツヤヤカな光沢は目を見張るほどだし、日本のものとは比較にならない地味なサクラだって、精一杯いじらしく咲いている。スイセン、スミレ、チューリップについてはまた後日に語ることにするが、花の間を忙しく走り回るリスたちも、公園が清潔に保たれていることを大いに喜んでいるようである。
 なお、個人的な理由により、このあと2時間ほどで次のブログ記事をアップする、「個人的な理由」はマコトにクダラン理由であって、ここに明らかにするまでもない。ただ、日付が変わって30分ほどで新しく記事がアップされるのは間違いないから、続けざまで申し訳ないが、ぜひ諸君、付き合ってくれたまえ。

1E(Cd) Krause:BACH/DIE LAUTENWERKE・PRELUDES&FUGEN①
2E(Cd) Krause:BACH/DIE LAUTENWERKE・PRELUDES&FUGEN②
3E(Cd) Karajan & Berliner:BACH/MATTHÄUS-PASSION①
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5E(Cd) Martinon:IBERT/ESCALES
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