2013年04月25日(木)

Mon 130401 コロンビア大学 超名門でサトイモが思ったこと(アメリカ東海岸お花見旅4)

テーマ:ブログ
 ニューヨーク滞在2日目、サトイモ君は「まずコロンビア大学を見にいこう」と思い立った。マンハッタンのど真ん中、立地としてはこれ以上は考えられない、東海岸屈指の、名門中の名門大学である。
 南はアッパー・ウェストサイドの高級住宅街。東にはセントラルパークの森が広がり、その向こうは憧れのアッパー・イーストサイド。メトロポリタンでもグッゲンハイムでも、美術館はよりどりみどり。西はハドソン河の夕景がキレイだし、北のお隣はハーレム125丁目であって、ジャズでも何でも楽しみ放題。リンカーンセンターも遠くない。
駅
(地下鉄・コロンビア大学駅)

 でも、どうもボクチンなんかは、「立地がよすぎて、かえって勉強に集中できないんじゃないかな」と思ってしまう。サトイモ君は怠け者だから、美術館や劇場やライブハウスに取り巻かれた環境だと、「授業なんかに出てるヒマはないね」と言い放ち、周囲の友人たちの心配やアドバイスをみんな振り払って、出席率は一気に低下しかねない。
 だって諸君、20歳前後の若者が
「図書館での2時間と、芝居小屋での2時間。どっちを選択しますか?」
「退屈な講義と、エキサイティングなアートがズラリと並んだ美術館。今日の午前中はどっちを選びますか」
「ゼミで教授に叱られるのがコワくて、週末をレポート書いて潰しますか? それとも、125丁目のアポロシアターで新人のジャズを聴きますか?」
以上のような2者択一を連日連夜迫られるわけである。今井君はクマで怠惰でサトイモだから、すべての問いに対して瞬時に「後者!!」と返答し、前者を選択するマトモな友人たちに、尊敬よりむしろ侮蔑の視線を向けるだろうと思う。
図書館
(コロンビア大学図書館)

 そんなことをしていれば、あっという間にゼミでの立場は悪くなる。ゼミ生たちは1週間もしないうちに「あんなヤツと付き合うと、オレたちもダメになるぜ」と囁きはじめ、1ヶ月後にはゼミの教授の呼び出しを受け、「マジメにやるか、キミのキャリアを台無しにするか、冷静に判断したまえ」と告げられ、2ヶ月後には大学当局に呼び出されて決定的な宣告を受ける。
マーケット
(大学近くのウェストサイド・マーケット)

 うにゃにゃ、これはあくまで超・怠惰で超・崩壊志向のクマ蔵の話である。コロンビア大学の学生たちにはもちろんそんな愚かな選択を続けるヒトはいないし、実際にコロンビア大学構内を歩いていると、自己破壊的行動(Mac君は「自己は快適行動」とマコトに適切な変換をして、今井君をアッと言わせてくれたが)を選択しつづけるような、崩れたオカタは見かけなかった。
 ホントに残念なことに今井君は、20歳代をそういう愚かしい選択の連続で過ごした。そのことを、789歳になって今さら後悔しても何にもならないのであって、まさに後悔先に立たずなサトイモなのだ。人生のキチンとした勝利は、忍耐と我慢と、「自己は快適行動」を常に注意深く排除しつづけることでしか得られない。若い諸君は、今井君をもって他山の石とすべきである。
教会
(セント・ジョン・ザ・ディバイン大聖堂)

 今も愚かな789歳のクマどんは、「コロンビア」と聞いてもクダランものしか連想できない。まず①コロムビア・トップにコロムビア・ライト。続いて②コロンビア学院。最後に③コロムビア・レコード。おお、これじゃダメですな。
 ①と③は誰でも知っているだろうから説明は省くとして(知らないヒトはググってくんろ)、②は関西の名門予備校である。代ゼミに駿台に河合塾みたいな東京・名古屋資本の予備校に蹂躙される以前、昭和の関西には関西独特の名門予備校が林立していて、コロンビア学院はそのうちの一軒であった。
 近畿予備校、天王寺予備校、コロンビア学院。もちろん大阪YMCA予備校。YMCAは押しも押されもしない大阪の名門であって、昭和の関西では、YMCAに比べたら駿台だの河合塾だのはオハナシにもならない弱小勢力。西城秀樹どんが「ヤングマン」で「ワーイMCA!!」「ワーイMCA!!」と連呼をつづけたとき、この予備校のCMだと勘違いしたヒトだっていたかもしれない、そういう勢いだった。
 いつの間にか勢力はすっかり衰退してしまったが、今井君が高校生の頃の雑誌「蛍雪時代」には、必ずコロンビア学院の広告も載っていた。今となっては、この予備校とコロンビア大学の関係は知る由もないし、調べる欲求も全くないが、ま、どこかで何となく、ホンのチョコッと、あるかナシかの微妙な関係ぐらいはあるものと思われる。
リス君
(可愛いリス君たちもいる)

 TVドラマ「GOSSIP GIRL」の主役の一人「ブレア」が、庶民的雰囲気のニューヨーク大学に馴染めずに苦しんだあげく、いきなりコロンビアへの転籍を許可されるシーンがある。シーズン3だったかシーズン4だったか忘れたけれども、「あらま、そんなにカンタンに超名門への転籍が許されたりするんですかね?」と驚かされた。
 あくまで夢の国のドラマなんだから、「何でもあり」でいいのであって、細かいことをウンヌンするのはサトイモらしくもない。しかしブレア転籍後のコロンビアでの騒動の連続について、大学当局からドラマ制作者側に何らかの抗議がなかったのだろうか。名門大学にしては、おおらかすぎるというより、チョイと脇が甘すぎるような気がする。
花
(キレイなお花もたくさん咲いている)

 もちろん大学を歩き回っていると、優秀そうな学生諸君はまさに余裕タップリであって、暢気な日本のクマどんなんかが、ゴチャゴチャ心配するほどのことはない。確かに、いかにも由緒ありげな校舎が林立し、静謐が支配する巨大な図書館に圧倒されれば、世間のクダランあれこれなんかは、全く別の世界の話である。
 ただ、「どうしてもこれはヤメた方がいいんじゃないか?」と思わせるのが、校舎の軒に神々しく刻まれた偉人たちの名前の列挙である。諸君、写真を見てみたまえ。左から順に
「ホメロス ヘロドトス ソポクレス プラトン アリストテレス デモステネス キケロ ウェルギリウス」
偉人
(ズラリとウルトラ著名人の名が並ぶ)

 うーん、何なんだ、この岩波文庫の目録みたいなのは? こりゃチョイと恥ずかしくないかね? 古典古代のウルトラ有名人の名をこんなに列挙して刻み込んじゃうと、クマ蔵なんかはそれが恥ずかしくて大学に来なくなりそうだ。例えば日本の大学の文学部の建物に、同じような文字が刻まれているのを想像してみたまえ。
「紫式部 清少納言 吉田兼好 世阿弥 本居宣長 近松門左衛門 井原西鶴 森鴎外」
偉人拡大図
(岩波文庫目録・拡大図)

 うにゃにゃ、もしボクチンなら、その瞬間その大学への進学は断念する。晴れやかな気持ちで校門をくぐった瞬間、紫式部と清少納言が手をつないで「ぉホ、ぅホホホホぉ!!」と笑いながらお出迎え。世阿弥どんが摺り足で、近松どんが義太夫を唸りながらお出迎え。そういうのは、さすがに願い下げ。間違いなくコロンビアは超名門だが、どうしてもコイツだけは面白すぎて、ツッコミを入れずにはいられない。

1E(Cd) Preston:BACH/ORGAN WORKS③
2E(Cd) Preston:BACH/ORGAN WORKS④
3E(Cd) Preston:BACH/ORGAN WORKS⑤
4E(Cd) Preston:BACH/ORGAN WORKS⑥
5E(Cd) Preston:BACH/ORGAN WORKS①
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