2012年12月07日(金)

Tue 121113 アルゼンチンさん、さようなら 酔って記憶がない(ンラゼマ地球一周記25)

テーマ:ブログ
 サトイモ大将の予定では、12月にパリを中心に北フランス、1月にブリュッセルを中心にベルギーとオランダを旅行する。どちらもフランス語圏であるから、「ドロボーを見て縄をなう」な状況ではあるけれども、チョイと頑張ってフランス語を勉強していたりする。
 勉強の方法は、もちろん音読である。高校生や浪人生にこんなに熱心に音読をススメておいて、自分はのうのうとお酒を飲んで酔っぱらってばかりいるんじゃ、あんまり無責任じゃないか。今日は13時から音読を始め、気がつくと17時を過ぎていた。
「おお、我ながらアッパレ。もう4時間も音読を続けたぞ」
と、たった4時間で自画自賛を始めたあたりで、半地下のお部屋がグラグラと大きく揺れだした。
 「緊急地震速報」が出たのはおそらく1年ぶりであるが、東京渋谷区も震度4。震度5弱の地域も多く、大阪や兵庫どころか、岡山や九州の佐賀でも震度1を記録した。天災は忘れた頃にやってくるものであって、諸君、決して油断なんかしてはならない。
 津波警報は午後8時近くなってすべて解除された。解除を確かめてから、今井君はフランス語の音読を再開。8時15分、「今日のノルマ」と考えていた範囲の音読を全て終了。こうして無事に勉強を続けられる幸福をかみしめた。
黒胡椒1
(ホントの最終日、「ミラソル」の黒胡椒ステーキ 1)

 こういうわけで、衆議院選挙の結果を見届けたら、またまたサトイモ男爵は海外に出る。「またですか?」と自分で呆れるぐらいの頻度であるね。
 大昔、キャンディーズ「微笑みがえし」がヒットした。
「お引っ越しのお祝い返しも済まないうちに、またですか?」
の一節があったが、「またですか?」とは「また引っ越しですか?」「またまた引っ越しですか?」と呆れているわけである。
 もちろんこの場合の「お引っ越し」は、「ある男女関係の終焉」「新しい男女関係の始まり」を暗示するものであって、だからこそ「おかしくって、涙が出そう」ということになる。Mac君みたいに「お菓子食って、涙が出そう」などというのは、きっとお菓子にワサビが入りすぎていただけである。
グラタン
(今日もまた、「付け合わせ」はタップリのグラタンだ)

 それが今井君タイプの人間またはクマになると、「前の旅行の旅行記も書き終わらないうちに、またですか?」ということになる。うにゃにゃ、まさにその通り。「ンラゼマ地球一周記」はまだ10回近く連続するがが、書き終えないうちにクマ蔵は、真冬のフランスへ、真冬のベルギーへと世界を飛び回る。クマのクセに冬眠しない、よくないクマである。
 だって、仕方がないじゃないか。秋と冬で50回近い講演会をやっとこなしたと思ったら、もう1月28日からバンバン講演スケジュールが詰まってきている。おそらく、3月下旬までの講演回数は40回に迫る。2月から3月までは日本に釘付けだから、そのぶん1月はビュンビュン飛び回らなくてはならない。
 英語の講師なのに「日本にベッタリ貼りついて微動だにしない」というホトケサマ状態では、授業の質だって低下する。少なくとも、向上はしない。「向上なんかしなくていいぜ。オレは英語の神様なんだ」とウソブイていられるほどの奇妙な自信は、さすがに今井君には持ち合わせがない。
ビア
(アルゼンチンさん、さようなら)

 じゃ、北フランスとベルギーにオランダを駆け回って、いったい何を見てくるの? または「何を食べてくるの?」であるが、まあおそらく「アルゼンチンの続きでウシの肉」「トルコの続きでヒツジの肉」、要するに肉→肉→またまた肉の肉づくしになりそうだ。
 9月8日、ブエノスアイレスのホテルをチェックアウトした後も、サトイモ閣下はまだアルゼンチンの肉を食らいに出掛けた。夕方の飛行機に乗って大西洋を渡り、ブエノスアイレスから一気にドイツ・フランクフルトに飛ばなければならないハードスケジュールの中でさえ、「でもまだ肉」という気力と体力がクマ蔵には残っていた。
運河
(うらうら暖かくなった9月8日のブエノスアイレス、運河沿い)

 1週間滞在したファエナホテルをチェックアウトした後、向かったのは運河沿いの有名店「マリソル」。一昨日の夜、ウルグアイから帰国した直後の冷たい雨☂の中、ブルブル震えながら☃駆け込んで、意地汚くムサボリ食った黒胡椒ステーキを、どうしてももう一度味わってから帰りたかった。
 この日は、快晴。9月8日は、地球の裏側の日本なら3月20日頃に該当する。ブエノスアイレスでも、あちこちに桜の花がほころんで、ポカポカと暖かい。鳥は羽ばたき、モンシロチョウは目覚め、タンポポやオオイヌフグリが咲き始めている。
 今日もまた、ブラックペッパーがフンダンにふりかけられた500gステーキが絶品。いつも通りにアルゼンチンビア=キルメスも飲み、前回と同じ赤ワイン=トランぺッターも昼間から1本ペロリと空けて、2012年アルゼンチン滞在の最終日を満喫した。
黒胡椒2
(ホントの最終日、「ミラソル」の黒胡椒ステーキ 2)

 午後2時、ファエナホテルに戻ると、チェックアウト時に予約しておいたレミースがもう迎えに来ている。つい1週間前、ニューヨークのホテルからニューアーク空港に行ってくれるタクシーがつかまらなくて、思いがけず悪戦苦闘→七転八倒したばかりだ。
 さすがのキウィ軍曹は、苦労や苦難からすぐに教訓を学び取り、「レミースは事前に予約」と固く心に決めていた。というか、1週間前にブエノスアイレスに到着した時のレミース・ドライバーから名刺をもらって、「帰りは10%ディスカウントしますよ」と言ってくれたのを、忘れずにいたのである。
シュラスコ
(シュラスコ屋は、今日もあんまり繁盛していなかった)

 だって、万が一レミースが出払っていて「タクシーで我慢」ということにでもなってみたまえ。「ポカポカ・タクシー」がやってきて、またまた遠回りをしたあげく「オレはなんてバカなんだ」というパフォーマンスなんか繰り返されたら、そりゃたまらない。最後の最後になって、治安情報にあるような危険な目に遭うのは、もっと願い下げだ。
 乗り込んだレミースは、あっという間に高速に乗り、マコトにオッカナビックリ1週間を過ごしたブエノスアイレスはどんどん後ろに遠ざかっていく。「ブエノスアイレスさん、さようなら」であり「アルゼンチンさん、さようなら」である。
 いや、ホントならその前に「おいしいウシさん、さようなら」「ファエナホテルさん、さようなら」を叫ぶべきだったが、レミースがあんまり手際よく発進してしまったので、ウシやらホテルやらステーキやらウェイターやらの思い出に「さようなら♡」の挨拶を送るのをすっかり忘れてしまったのである。
コンセント
(アルゼンチンのコンセント。形状が特徴的だ)

 空港に着いて、特に何もすることがないから、とにかく保安検査と出国審査を通過してしまうことにした。何しろ、アルゼンチン滞在はほとんど何もしなかったにも関わらず、異様に楽しい思い出になった。こんなに楽しい幸福な思い出を、空港前にタムロしている怪しいニーチャンやオジサン連に台無しにされたくないじゃないか。
 ブエノスアイレス空港にも「スターアライアンス・ゴールドメンバー」専用のラウンジがあって、出発の時間まで4時間ほど、飲み放題&食べ放題でのんびり過ごすことができる。このへんは、たくさん旅行をしている人間の役得である。
お部屋
(ファエナホテル、今井君が一週間滞在したお部屋)

 ただし、この日は驚くほど混雑していた。普段のラウンジなら、せめて席は1人おきぐらいにできるのに、ホントに全席完全に埋まってしまって、「立錐の余地もない」感じ。乗客がビッシリと席を埋め尽くした状況は、山手線や中央線の電車と択ぶところがない。
 こうなると、今井君はひたすら酒を飲んで過ごすしかない。いやはや、飲んだ&飲んだ。もともと、ついさっき「ミラソル」で赤ワイン1本空けたばかりである。そこへ、ウィスキー、ブランデー、赤ワイン、また赤ワイン、ついでだからシャンペン、また赤ワイン。だって、他にどうすることも出来ないじゃないか。
ルフトハンザ機
(ルフトハンザ機。いよいよ今井君は、南米からドイツに向かう)

 こういうふうで、マコトにマコトに恥ずかしいことであるが、あれから3ヶ月経過して、今井君は「ブエノスアイレスからフランクフルトまでの記憶がほとんど消滅している」。
 よく忘年会で泥酔したオジサンが「飲み屋から自宅まで、どうやって帰ったんだか、サッパリ記憶がない」という翌日を迎えるが、サトイモ君は
「南米大陸から大西洋を横断して、ヨーロッパへ」
「南半球から南回帰線と赤道と北回帰線を横断して、ドイツへ」
約13時間のそういう大旅行を、泥酔オジサンと同じ状況で完了したのである。
 記憶に残っているのは、以下の2つだけである。
① ブエノスアイレスからフランクフルトへのルフトハンザ機に、日本人はおろかアジア人の影さえ全く見当たらなかったこと。
② 飛び立った飛行機がブラジル上空に入り、「おお、とうとう大西洋上に出たな!!」という感激の瞬間。
 眼下には、大西洋の荒波が打ち寄せる。今から500年前、マゼランが「太平洋はどこだ」「いったいどこまで行ったら太平洋なんだ」と、ひたすら荒波をかきわけながら西を目指したのは、まさにこのあたりだったのである。

1E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 18/18
2E(Cd) Mehta&London:BERLIOZ/SYMPHONIE FANTASTIQUE
3E(Cd) SCHUBERT:ERLKONIG SUNG BY 18 FAMOUS SINGERS
4E(Cd) TOSHIYUKI KAMIOKA&WUPPERTAL:SCHUMANN/SINFONIE Nr.4
5E(Cd) Walton, Marriner:RICHARD Ⅲ
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