2012年11月24日(土)

Wed 121031 早慶ラグビー 天ぷら屋に行く レコレータ墓地(ンラゼマ地球一周記18)

テーマ:ブログ
 11月23日、冷たい雨の中でラグビー早慶戦があった。「伝統の一戦」とは言っても、対抗戦グループですでに2敗も3敗もした、3位と4位のチーム同士。ホンの4~5年前までは激しく優勝争いを繰り広げていた両校とはとても思えない、マコトに色あせた試合である。
 雨も激しく降りつづけて、さすがの今井君も自宅からすぐ近くの秩父宮ラグビー場まで足を運ぶ気力が湧かない。テレビで観戦するに留めた。テレビ画面には黄金色に色づいたイチョウの樹々が映り、雰囲気は悪くなさそうだが、観客席はマバラ。不人気講師の冬期講習みたいなアリサマである。
裏町
(ブエノスアイレスの裏町で)

 試合も、甚だ盛り上がりに欠ける。早稲田も慶応もディフェンスがスンバラシイように見えるが、要するにオフェンスに決め手を欠いているだけのこと。慶応の唯一のトライは、早稲田のパスミスをインタセプトして独走しただけ。早稲田のトライも、ほとんどが快速ウィングの個人技ばかりである。
 というか、特に早稲田は安易なキックが多すぎる。清宮監督の黄金時代、意地でもキックを我慢してひたすらボールを回し、ボールを生かしつづけた早稲田ラグビーが懐かしい。中竹監督時代でさえ、これほど安易なキックの応酬はなかった。
ねこ1
(ブエノスアイレスのネコ 1)

 キックすれば、せっかく奪ったボールをみすみす相手に渡すことになる。そんなことはシロートでも分かるのに、花園の大スターを集めた早稲田の選手が、とにかくボールをポンポン中途ハンパに蹴る。蹴るたびにピンチに陥って防戦一方。しかし、そのキックミスにつけこむべき慶応も攻撃に決め手がない。最後まで観戦するのが苦痛に思えるほどの凡戦だった。
 きっと、大西鉄之祐どん(1970年代の早大監督→日本代表監督。ラグビーの神様。知らないヒトはググってください)も草葉の陰で泣いている。というか、吠えていらっしゃる。身体のサイズから見ても、素質から見ても、大西監督時代よりはるかにレベルアップしているのに、気力も戦い方も何でこんなに粘りがないの?
ねこ2
(ブエノスアイレスのネコ 2)

 あんまりラグビーがつまらなかったので、キウィ軍曹は気晴らしに天ぷらを食べに行くことにした。いまの今井君が「天ぷらを食べにいく」と言えば、六本木ミッドタウンの中に入っている「てんぷら山の上」である。
 ホンの4~5年前までは横浜シェラトンホテル「木の花」に通っていたが、さすがのクマ蔵も天ぷらをカリカリやりにいちいち横浜まで出掛けていたのでは、電車賃やタクシー代がかかりすぎる。六本木なら、代々木上原からタクシーで15分。しかも諸君、天下に名高い「山の上」の六本木支店である。
ねこ3
(ブエノスアイレスのネコ 3)

 ただし、本店のある御茶ノ水「山の上ホテル」は内紛状態だ。駿台をヤメて代ゼミに移籍することが決まっていた1996年冬、サトイモ軍曹は連日のように「山の上ホテル」で駿台の同僚と酒を飲んだ。あの落ち着いたホテルが内紛だなんて、信じたくない。ネット上では「ホテルは『山の上』、評判は『谷の下』だ」ということになっている。
 ま、あまりに懐かしいフレーズだが「そんなのカンケーネー」である。とにかくラグビーが全く面白くなかったから、それを天ぷらで取り返さなければならない。江戸のカタキは長崎で討つが、ラグビーのカタキは天ぷらで討つのが、最近ピーナツにも似てきたクマ蔵のやり方である。
いぬたち
(裏町の犬たち)

 そういう世にも下らないことを考えながら、六本木ミッドタウンでタクシーを降りると、向こうから「あ、今井先生だ!!」の2名がやってくる。
 出会ったのは男子2名、すでにツイッターに書き込みがあったらしくて「ミッドタウンで今井先生に遭遇!!」「ケッコ、いい人だった」とあるそうだが(そういう情報を逐一クマ蔵に教えてくれる人もいる)、1人は青山学院大学の学生、もう1名は神戸大学目ざして浪人中とのことであった。
地下鉄で
(ブエノスアイレス地下鉄、カジャオ駅で)

 さて天ぷらであるが、何しろラグビーのカタキである。当たるを幸い食べまくって、海老2尾→きす→クワイ→メゴチ→百合根→牡蠣。一休みしてから、きす→またクワイ→また海老→また牡蠣→仕上げにもう1回きす→それでも足りずにさらにもう1回きす。御飯もの一切なしでこれだけ天ぷらを食べまくるクマも、なかなか珍しいんじゃないか。
 しかし諸君、ここの天ぷらはネロネロした油っこさは一切感じない。いくら食べても「胃にもたれる」「油で眉間が痛くなる」などというダラシないことには絶対にならない。さっきのラグビー早慶戦がタップリ胃にもたれる試合だったのとは、まさに雲泥の差。大西鉄之祐教授も、この天ぷらなら快哉を叫びそうだ。
キンケラマルティン像
(カミニートのキンケラ・マルティン像)

 そういえば9月5日の今井君は、ブエノスアイレス・カミニートで見た画家キンケラ・マルティンの銅像が、あまりに大西教授に似ているのにビックリしていたものである。今井君自身、かつて大西教授の授業を受けた。というか、授業でウケた。いやはや、あの話術こそ、現在のサトイモ閣下の笑いの基礎になっている。
ご用心
(ボカ地区、廃線になった鉄道。線路の向こうには行かないほうがいい)

 さて、「警察官さえ近づくのを怖がる」危険地帯に囲まれたカミニートに別れを告げ、9月5日のキウィ軍曹はいったんブエノスアイレス中心街に戻った。街中がデモに明け暮れた1日で、大統領府前の5月広場を、緑色の横断幕を掲げた人々がシュプレヒコールをあげながら行進していく。
 地下鉄をカジャオCallao駅で降り、カジャオからは徒歩でレコレータ地区に向かう。レコレータはブエノスアイレスで屈指の高級住宅街。高級ブランド品を並べた店も目立つ。もちろんクマ蔵は高級ブランド品に全く興味がないから、この日の午後は「高級墓地を散歩する」が計画の主眼である。
緑のデモ隊
(5月広場前のデモ行進)

 アルゼンチンのヒトは、永遠の住処である墓地をマコトに豪華絢爛なものにする。写真で見て分かる通り、これを「ホントの住宅街だよ」と言ったら、ダマされるヒトだって少なくなさそうだ。さすがレコレータ墓地は上流家庭のお墓がズラリと並ぶせいで、その豪華さもまた際立っている。
 観光客も多い。さすがにカミニートには負けるけれども、この墓地もまたブエノスアイレス屈指の観光スポットなのである。墓地の奥のほうには、エヴィータの墓もある。多くの観光客の目当ては、どうやらこのエヴィータの墓であるようだ。
レコレータ墓地1
(レコレータ墓地。立派なお墓が立ち並ぶ)

 パリのモンパルナス墓地とか、東京の青山墓地について、「秋晴れの爽やかな午後、墓地を散歩して有名人のお墓を訪ね歩くのもいい」と記しているガイドブックもあるが、確かにこれほど豪華なら、墓地散歩もまた悪くないだろう。
 墓地には、ネコがたくさんいる。ブエノスアイレスでネコに出会ったのは、この墓地の中だけだった。どういうわけかみんなオジーサン猫かオバーサン猫であって、身体を動かすのもしんどそう。つまらなそうにそこいら中にうずくまっている。今日の記事の中に示したのは、みんなこの墓地で出会ったネコたちである。
レコレータ墓地2
(1つ1つのお墓が、みんなこのレベルである)

 その代わり、ここには犬がいない。アルゼンチンやウルグアイも、トルコやギリシャと同じように、大型犬の野良クンが多い。
 野良犬クンたちは、一様に愛想が悪い。もちろん「愛想のいい野良犬」などというのも困り者だが、人間の存在を一切無視して眠りこけている野良犬たちは哀れを誘う。クマSunは涙もろいから、ついついこういう野良クンたちを連れて帰りたくなって、コブシを握りしめつつ野良クンのそばに立ち尽くす。
 夏のギリシャの炎天下、日本の人ならカンタンに熱中症になりそうな直射日光の真っただ中で、野良犬たちは不機嫌に横たわったまま身動きもしない。刺すような風の吹きつのるブエノスアイレスでは、野良犬たちは冷たい雨に濡れながら無関心そうに道行く人々を眺めている。
 どうやら、年取ったネコたちは墓地の担当。年取った犬たちは裏町を担当、そういう役割分担があるらしい。では、若いネコや若い犬たちは、いったいどこへ行ったのだろう。気がつくとホントに不思議なことだが、少なくとも「野良クン」に限れば、この国では若い犬も若いネコも、一度も目撃しなかった。

1E(Cd) Kirk Whalum:HYMNS IN THE GARDEN
2E(Cd) Kirk Whalum:UNCONDITIONAL
3E(Cd) Sheila E.:SEX CYMBAL
4E(Cd) Sheila E.:SHEILA E.
5E(Cd) Incognito:BENEATH THE SURFACE
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