2012年11月08日(木)

Mon 121015 御茶ノ水で朝から授業 また肉ワシワシ、教会で祈る(ンラゼマ地球一周記13)

テーマ:ブログ
 11月8日、さすがのサトイモ男爵も、この2ヶ月で蓄積した疲労に耐えかね、ホンのウタタ寝のつもりが、夕方5時から7時までカンペキに熟睡してしまった。ブログ更新が深夜になってしまってマコトに申し訳ないが、「おお、キウィだって疲れるんだ」「クマも冬眠直前は果てしなく眠いんだ」と理解してくれたまえ。
 今日は朝9時半から御茶ノ水で授業。首都圏の東進各校舎で浪人生活を送る諸君が100名近く、御茶ノ水に集結してくれたのだ。そりゃ今井君だってバリバリに張り切らざるをえない。
 9時半開始、11時半終了。読解問題を2問、テストゼミ形式で解説した。「時間との勝負」で焦りに焦ってしまい、「何でもいいからテキトーにやりまくる」という困った症状の生徒が多くなるこの時期。60行の英文をあえて徹底的に詳細に解説することで、「落ち着いてじっくり解く」ことの大切さを訴えかけた。
おじさん
(ワインを注いでくれるブエノスアイレス「ラ・エスタンシア」のウェイター。このイタズラっぽい笑顔こそ、サービス業の基本だ)

 終了後は、「相談があります」「悩みがあるんです」という生徒諸君と、彼ら彼女らが納得するまでジックリ相談に乗る。受験の話というよりほとんど人生相談なので、1人につき20分でも30分でも付き合ってあげる。相談がすべて終わったときには、時計はすでに15時に近かった。
 帰り道、広尾の日本赤十字病院・医療センターに立ち寄る。御茶ノ水から広尾まではタクシー利用だが、どんなことにせよ病院に所用があれば、心身ともに疲労するものである。ほうほうのていで代々木上原にたどり着いた時には、「何でもいいから、30分でも1時間でも眠りたい」と呻くほどに疲れていた。
巨大
(ラ・エスタンシア、巨大なお肉の思ひ出)

 こういう毎日だと、9月上旬にブエノスアイレスで過ごした日々がホントにホントに懐かしい。9月3日、アルゼンチン滞在3日目の夕方も、サトイモ男爵はデカイお肉の皿を前に、悪戦苦闘して過ごすことになった。
 言わずと知れた昨日と同じ店、すっかりお気に入りになったステーキ屋「ラ・エスタンシア」である。店先では昨日と同じケモノの肉体の残骸が、地獄の劫火で焼かれながら、みんなクルクル回り続けている。
お肉
(まわるまわる、お肉が回る)

 何しろ、午後4時だ。店内は昨日以上のスカスカ状態。昨日は日曜日だったし、時間も午後3時、まだまだ店の中にランチのお客がいたが、今日は平日の午後4時。スカスカ度はさらに高まって、5~6組のお客がつまらなそうにムシャムシャやっている。
 注文したお肉も昨日と同じ「ビフェ・デ・ロモ」500グラム。焼き方ももちろん昨日と同じ「メディオ」、日本語で言えば「ミディアム」であるが、日本のミディアムよりずっと念入りに焼かれていて、ほとんどウェルダンに近い。
 迂闊に「ウェルダン」などと口走ってしまえば、ホントにアブラを全て落とした超スカスカ肉がやってくる。それはすでにニューヨークのレストランで体験済み。あの時は回ってきた店主が今井君の肉を見て、「アナタはホントにウェルダンを注文したのか?」と不思議そうに尋ねたものだ。
店内風景
(エスタンシア、平日午後の店内風景)

 2日連続の入店で、すっかり慣れた目で見まわすと、うーん、どうも「年の差カップル」が多いことに気づくのである。もちろん店内のお客は5~6組に過ぎないのだから、カンタンに判断は出来ないが、今井君の後から入ってきた2組もまた、驚くほどの年の差カップルであった。 
 2組のうち1組は、70歳代男子と30歳代前半と思われる女子。もう1組なんか、やっぱり70歳代男子と、「お孫さんですか?」と尋ねたくなるほど若々しい女子。ありゃ20歳になるかならないかなんじゃないか?
分厚い肉
(この分厚さがタマらない)

 今井君はすぐにピンと来たのだが、どうやらアルゼンチンにも「キャバクラみたいなもの」「同伴出勤みたいなもの」があるらしい。若い女子の機嫌を中高年男子が夢中で取り結び、女子は何だか不機嫌そうに、目の前の肉をひたすら咀嚼し、ひたすら嚥下する。
エンパナーダ
(ツキダシで出てくる揚げた餃子みたいなヤツ)

 六本木とか新宿の夕暮れ、高級ホテルの高級天ぷら屋とか寿司屋でよく見かける光景でござるよ。今井君はすでに678歳、すっかり苔むした人生のベテランであるから、そういう関係の男女の本質は、チラ見しただけでカンタンに判断がつく。
 判断基準は、女子の無遠慮なムシャムシャぶりと、中高年男子のダラしないニタニタぶりでござる。この日の「ラ・エスタンシア」は、ムシャムシャもニタニタも、まさに判断基準を楽々とクリア。その後も「うーん、そういうことね♡」なジーチャン&マゴ世代の怪しいカップルが、次から次へと入店してきたのであった。
ビア&ワイン
(今日も同じビアとワイン)

 そういうバカバカしいことに集中していると、どんなにデカイ肉もあっという間に平らげてしまう。しかもぜんぜんモタレない。アブラを落とした高級フィレ、大好きになったチミチュリ・ソース。念には念を入れて、余計な付け合わせを一切注文しない「バッカリ食べ」。500グラムのステーキに、昨日と同じ赤ワイン「サン・フェリペ」を、1時間もかからないでペロリと平らげた。
教会
(教会の風景)

 こうしてブエノスアイレス滞在の3日目も、マコトに無事に暮れていく。いいですな、この街は。あれほど「危険だ」「危険だよ♨危険だよ」「危険です→危険です→危険でございます」と連呼され、身も心もブルブル震えながら空港に降り立ったのに、3日経過してもまだ、危険な目には一度も遭遇していない。
 ヒトビトも落ち着いて優しく、むしろ観光客に慣れたイタリアのヒトビトのほうがトゲトゲしているぐらいである。教会なんかも、イタリアやスペインだと、押し寄せる観光客を相手にするほうがメイン。敬虔に祈りを捧げる人たちに申し訳ない気分になる。
マリア像
(美しいマリア像)

 しかし、ブエノスアイレスならそんなことはない。「何で観光客がブエノスアイレスなんかに?」と驚きの視線が向けられるほどで、教会はあくまで教会。観光用の教会などというものは最初から存在しない。
 サトイモ閣下がアルゼンチンで初めて入ったキリスト教会は、大統領府カサ・ロサーダ前のカテドラル。地下鉄駅の上の地味な教会であるが、マリア像、大天使像、どれをとっても、南欧の教会で見るものよりも素朴で美しい。芸術作品であるより、何よりもまず素朴な信仰の対象なのである。
 クマ蔵どんもここはあくまで敬虔になって、マリア様に旅の安全を祈願することにする。
「神様、ホトケ様、マリア様。どうかアルゼンチン滞在を、最後まで安全に楽しめますように」
「神様、ホトケ様、マリア様。どうか、強盗や短時間誘拐犯が、サトイモ男爵を避けて通ってくれますように」
「神様、ホトケ様、マリア様。昨日と今日みたいな旨い肉を、何度でも何度でもワシワシ&ムシャムシャ、ワシワシ&ゴクリ、楽しく食べつづけられますように」
「神様、ホトケ様、マリア様。どうか災難が1つも降りかかってきませんように」
大天使
(頼もしい大天使像)

 ま、これじゃ神仏習合もいいところだが、神やホトケなら習合どころか集合してくださって構わない。ぜひ日本のクマどんをオマモリくだされ。オマモリいただけたら、また来年も再来年も、日本全国の受験生たちのためにこれ以上考えられないほどの授業を展開いたしまする。
 うーん、ブエノスアイレスの素朴な教会でこういうことをお願いするのは、いくらなんでも筋違いな気がする。しかし諸君、明日の今井君は、いよいよバスに乗って、ブエノスアイレスでも最も危険な地域に侵入しようとしている。「危険な地域」どころか、そもそも「バスそれ自体が危険だ」、そういう情報すら流れている。
 そりゃ、神仏に遠慮なく集合していただいて、神とホトケのありがたい驚異のお力を存分に発揮してもらいたい。ボクチンはこの一瞬、世界で最も敬虔に神とホトケの偉大な力を信じたい気分であった。

1E(Cd) Kubelik & Berliner:DVOŘÁK/THE 9 SYMPHONIES 1/6
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