2012年08月14日(火)

Sat 120721 PV急増 コーラと港ボーイズ ボスフォラス海峡(イスタンブール紀行13)

テーマ:ブログ
 毎日毎日「夏の思ひ出」とか言って、飽きもせずにクマ蔵のバカげた写真を掲載していたら、何をどう間違ったかアクセス数がどんどん増えて、一昨日は約7000、昨日は7500PVに迫るところまで急増した。
 こういう数を「当たり前じゃん」と笑いとばせるほど、今井君は豪胆ではない。だって、割り算してくださいな。7500÷24=312.5。つまり1時間に300人を超える人たちが「今井のブログ見てみるか」と考え、312÷60=5.2、つまり1分に5人以上が「どれどれ」をやっていることになる。
ボスフォラスクルーズ1
(ボスフォラス海峡クルーズ。目の前はホテル・ケンピンスキー)

 こういう事態は光栄すぎて、逆に何だか恐ろしい。タレントさんでも芸能人でもない、ごくありふれた一般人のブログを、1分につき5人の人が「どれどれ?」という話になると、「これはいったん事態を鎮静化したほうがよくないか?」と感じるのである。
 だって、もともとアメーバは「芸能人ブログ」の世界なのだ。正直言って、ブログの上下左右にキラキラ見え隠れする芸能人情報やら芸能人ランキングやらが、今井君は気恥ずかしくてならない。こういう場所に、予備校講師なんかが入り込んでニタニタ&ニヤニヤしているなんて、むかし流行した「KY」なんじゃないかね。
ランキング
(8月14日付のランキングとPV数)

 そこで、事態の鎮静化を優先する今井君は、「よおし、ここは旅行記の連続がベスト」という結論にいたった。これからしばらく、ブログ上の今井君はずっとイスタンブールをウロウロしていることにする。
 何しろブログをクリックする人は、何よりも「予備校講師の日常」が読みたいらしい。河口湖での授業風景だの、ツタンカーメンのオヒゲよろしくマイクを頭にグルっと絡み付けて笑うクマだの、こういう写真を掲載していれば、アクセス数が激増するのは当たり前だ。しかし諸君、カワグチコ白熱教室の写真を見るに、ケッコ今井君もカッコいいであるね。
ボスフォラスクルーズ2
(ボスフォラスクルーズ船で。トルコの青年の表情が精悍である)

 冗談はともあれ、ブログ上の今井君がエジンバラやダブリンをうろついていたころ(5月下旬)には、実際の今井君はイスタンブールにいた。「と言うことは、8月中旬の今井は、どこか東京じゃないところにいるのかな」と勘ぐってもらうのもいい。
 それこそまさにクマ蔵の思うツボであって、「神出鬼没の予備校講師」というのもまたカッコいいじゃないか。ただし、残念ながら今日も今井君は東京で、暢気に高校野球の観戦に励む気でいた。雨天順延で予定は狂ったが、混雑するお盆の時期に成田や羽田の雑踏に混じる気はない。
ボスフォラスクルーズ3
(クルーズ船から、まずドルマバフチェ・ジャーミーが見える)

 さてと、イスタンブール紀行であるが、どうも日付が前に1日ズレてしまっているようである。いつかキチンと検討して日付を書き直さなければならないが、シルケジ付近を散策してケバブをワシワシ豪快に食いまくったのは、正確には5月21日なのであった。
 トルコの安い屋台でメシを食べていると、一番困るのはビールが飲めないことである。気温30℃を超える5月下旬、塩辛いヒツジ肉をワッシワッシむさぼり食う。サラダと言えば、赤唐辛子とタマネギとピーマンを混ぜてすりおろした、ドエリャー辛い真っ赤で凶悪なシロモノ。これでビールをグビグビやりたくならなかったら、日本のオジサンの片隅にもおけないヤツだ。
ボスフォラスクルーズ4
(クルーズ船から眺めるドルマバフチェ宮殿)

 ところが、ケバブの屋台では、どの店を選んでも当然のように「ビールはありません」。この一言に、一瞬クマ蔵は人生の絶望を感じ、無慈悲に判定を覆され「負け」を宣告された柔道選手のように、大きく肩をすくめて不当をアピールしながら路上に立ち尽くしたくなる。
 「じゃ、何を飲めと言うんだ?」であるが、まずテーブルの上に、プラスチックカップ入りの水がある。30℃の気温の中、朝10時から4~5時間も放置されたマコトに生温いお水。というより「ぬるま湯」と形容すべきシロモノ。しかも、アイスクリームのカップのような容器に入ったこのぬるま湯どんを、間違えてパカッと開けて一口飲めば、立派に料金を請求される。
ボスフォラスクルーズ5
(船は黒海に向かって進む。右岸がアジア側である)

 そこで、人生の絶望を噛みしめつつ、クマ蔵は「じゃ、コカコーラ」と吐き捨てる。誤解しないでくれたまえ。クマ蔵は人類史上マレにみるコカコーラファン。ペプシファンでもあるから、要するにアブクがシュワシュワしてさえいれば何でも構わないのだ。
 小学生時代の優等生♡今井君は、コーラを飲ませてもらえないのがツラかった。ファンタもオレンジだけで、グレープは御法度。ファンタグレープもコカコーラも、快傑ババサマ(=母上)が「クスリくさいからダメだ」と決めてしまった以上、オウチの冷蔵庫には絶対に入っていない。
 友人たちは、水筒に冷たいコーラやファンタグレープを入れてもらって遊びにきた。「遊び」と言えばもちろん野球であって、自分たちで作ったチーム名は5年生のときが「土小ホーバーズ」。6年生のときが「港ボーイズ」。何なんだ、このダサさの頂点は?
港ボーイズ
(港ボーイズ。前列左端が今井君)

 何しろ、今井君が在籍した秋田市立土崎小学校は、徒歩10分のところに秋田港を控える港町である。江戸時代は、河村瑞軒の東回り航路と西回り航路が接する米と木材の港。明治に入ると、秋田で産出する石油と銅の輸出港である。
 小学校校歌にも「吹雪に鍛えし港魂」の一節があるほど、自分たちが港のコドモであることを意識させられた。そういえば「港っ子」というコトバがあって、何かと言えば「がんばれ港っ子」と励まされた。
 そう言うわけで、今井君たちのチームも「港ボーイズ」。「土小ホーバーズ」のほうは、まず土崎小学校だから「土小」、「ホーバーズ」は、誰かがハーバーとホーバーを間違えて登録してしまった名前である。こりゃ、ダセー。ダセーゼ、ダサくない?
 ただし、実際にたいへんダサイけれども、ボクらは地区大会でみごと優勝したのである。優勝時の写真が、これ。うぉ、ユニフォームさえ存在しないこのチームで、今井君は8番セカンド。バントと守備だけ妙に堅実な、地味な野球少年であった。
拡大図
(今井君拡大図。優勝旗を持つのがミシマ君)

 白シャツと白ズボンで、ボーシにだけ「M」とあるのが「港ボーイズ」の証。ただし、別のボーシ「S」が混じっているのは、「何とかスワローズ」との混成チームだったからである。後方のあやしいオジサンたちは、一応コーチを買って出てくれた国鉄職員のヒトビト。左端が優勝旗である。
 しかし、「貧しい」という話になれば、「水筒にコーラさえ入れてもらえない」という今井君はかなり上位に食い込んでくる。友だちの水筒のコーラをちょっとだけ分けてもらい、「世の中に、こんな旨いものがあっていいのか?」と自問自答したものである。
 「いつかはきっとイヤというほどコーラを飲んでみせる!!」と言うのが、幼いクマ君のいだいた人生の夢。そのためだけにこの数百年、捲まず撓まず努力を重ねてきた。
ボスフォラスクルーズ6
(ケンピンスキー新館。プールもプールサイドも豪華である)

 だから、イスタンブールのケバブ屋でコーラを飲むのは、決して不本意ではない。ただ、「もっと旨い、黄金色に輝くアルコール入りのシュワシュワを知ってしまった」というだけのことである。
 「ビアなし、コーラのみ」のピンチをどう凌ぐのか。それはまた明日以降の記事に任せることにして、快晴となった翌5月22日、クマ蔵は「ボスフォラス海峡クルーズ」に出かけることにした。海は写真で示す通りの鮮やかなコバルト色。ボスフォラスの海は、夕陽に染まる時間帯を除けば、基本的に常にこの色を保っている。
 ボスフォラス・クルーズは、エミノミュの港から大きな船で黒海に向かうのが普通。しかしその船はたいへんな混雑になるので、今井君はホテル近くのカバタシュ埠頭から出る、小型のクルーズ船を選んだ。ルートは同じ、違うのは混雑度だけである。
ボスフォラスクルーズ船
(今井君がカバタシュ埠頭から乗った小型クルーズ船)

 カバタシュを出て、まず右手にドルマバフチェ・ジャーミー。その先がドルマバフチェ宮殿。いつか紹介した橘外男の小説「コンスタンチノープル」で、ドイツ財閥の若い夫人が幽閉され、イケナイことをたくさん経験することになってしまうのが、このドルマバフチェ宮殿である。
 ベシクタシュ埠頭やオルタキョイ埠頭に立ち寄りながら、船はゆっくりと進む。超高級ホテルであるケンピンスキー・チュラーン・パラスの前を過ぎるあたりで、ヨーロッパとアジアを結ぶボスフォラス大橋をくぐる。
ルメリ・ヒサル
(ルメリ・ヒサル)

 その先が「ルメリ・ヒサル」。メフメット2世が驚くべき短期間で築かせた海の城である。1453年5月、有名な「トルコ軍艦の山越え作戦」は、この城を起点にして展開された。うにゃにゃ、世界史1000年を変える重要な転換点に、いまクマ蔵は立っている。
 それなのに、眠くなる。船のスピードのせい? 爽快なボスフォラスの風のせい? 「今日もまた、ヒツジをワシワシ食うぞ!!」という決意のせい? よく分からないが、実はこの日の午後も、昨日と同じケバブの店に座り、コーラ片手にヒツジ3人前をペロリと平らげる決意なのであった。
 
1E(Cd) Surface:SURFACE
2E(Cd) Surface:2nd WAVE
3E(Cd) Myrra:MYRRA
4E(Cd) Enrico Pieranunzi Trio:THE CHANT OF TIME
5E(Cd) Quincy Jones:SOUNDS … AND STUFF LIKE THAT!!
total m107 y1220 d9115
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