2012年06月28日(木)

Sun 120603 湘南の磯料理が恋しい エジンバラからロンドンへ(スコットランド周遊記20)

テーマ:ブログ
 こんなにキレイに晴れているのに、気温はなかなか上がらない。暑がりの今井君にとって、6月下旬のこんな低温はたいへんありがたいことではあるけれども、やっぱり何だか落ち着かない。6月下旬なら「毎日、蒸し暑くてイヤですね」と汗をふきふき挨拶をかわしたいじゃないか。
 アジサイも遠慮ぎみで、吉祥寺に向かう京王井の頭線の車窓が寂しい。毎年この時期の車窓からは、青とピンクのアジサイが重そうな頭を風に揺すっている姿を楽しめるのだが、どうも花の咲くのが遅れているようだ。
 アジサイが咲かないから、湘南・鎌倉方面にも足が向かない。毎年どんなに忙しくても、6月には1度だけ湘南の海に行く。磯臭い磯料理でお腹を満たし、ついでにお酒もタップリ飲んで、丸1日をムダにする。そういうカンペキなムダが、どうしてもクマには必要なのである。
夜のバルモラル
(夜のエジンバラ バルモラルホテル)

 雨の北鎌倉でも、台風の近づく江ノ島でも、ネコだらけの城ヶ崎でも、6月にはアジサイが重い頭をユラユラさせて今井君を迎えてくれる。雨の北鎌倉は一昨年。台風の江ノ島は3年前。城ヶ崎は2008年。このブログの最初期にも、城ヶ崎の「カネア」で「しったか」という貝をムサボリ食った記録が残っている。
 昨年6月の湘南は、江ノ島のエスカーを乗り継いで、相模湾の海越しに丹沢山系を眺められる店で、「名物・ワカメ蕎麦」をすすった。サザエのつぼ焼きも旨かった。高台の店に、海を越えて吹く山の風が心地よかった。
ロンドン行き
(エジンバラ発、ロンドン行き)

 クマ蔵はイヤしいクマであるから、いったん「つぼ焼きが旨い」と思ったら、1個や2個で我慢することはできない。あっという間につぼ焼きのカラがたくさん並び、昼過ぎなのに日本酒の徳利も数本カラッポになって、店のオバサンが露骨に呆れた顔をした。
 あれはもう1年前のことであるが、あのサザエの味が懐かしい。今年も早く湘南を訪れたくてたまらない。城ヶ崎にするか、江ノ島にするか、もっと別の場所にするか、まだ決めかねている。何しろ超多忙のなかにポッカリ空いた休日を、丸1日湘南に費やすのだ。決して後悔なんかしたくないじゃないか。
車内
(イギリス国鉄、車内風景)

 どうしたハズミか、今年のクマ蔵は思わぬ焼き肉ブームの真っただ中。おそらく4月上旬に10日間の禁酒をしたのがキッカケで、肉への欲望が猛然と湧き上がり、まるで10代後半か20代前半のような肉食系今井の復活である。
 湘南・葉山には「葉山牛」という高級牛がいて、肉食系クマの来襲を待ち受けているらしい。うにゃにゃ、「今年は葉山にしようかな♡」である。大っきな葉山牛がモウモウ言いながらクマ蔵を待ち受けているのに、磯臭い貝殻をチマチマとホジクリ返してしているのも、何だかバカバカしいじゃないか。
リッツロンドン
(おお、ホテルリッツ・ロンドン)

 おお、2012年、今井君は恐ろしく健康なクマとして見事な復活を果たしたようだ。磯臭い貝殻をチマチマ突っつきながら、酒ばかり(Mac君の変換は「咲けば仮」だ。何なんだ?そりゃ)飲んでいた不健康なクマ蔵よ、「仰げば尊し」「いざサラバ♨」であるね。
 6月26日、絶好調の今井君は、吉祥寺スタジオでの収録をわずか100分で完了した。予定では90分×2、三重大学2012年の問題解説に180分必要と予想していたのだが、やっぱり肉食系のせいで、頭のほうも想像を絶する絶好調。長文読解問題1問につき、カンペキに解説して30分で済む。30分×3問、こりゃどうしても100分で完了だ。
ニューカッスル
(ニューカッスル駅で)

 この日の吉祥寺には、志田、安河内、林、福崎(スミマセン、すべて敬称略といたします)など、まさに東進の主要メンバーが集結。東進も今井同様の肉食系絶好調を維持して、いよいよ夏本番に突入する。あと20日ちょいで河口湖合宿も始まる。
 午後3時、スタジオを出た今井君は、床屋さんで毛刈りをしてもらって、気合いを入れ直した。吉祥寺南口、「DANTE」という毛刈り屋さんであるが、どうして床屋がダンテなのかは全く分からない。
 もちろん、内気なクマどんは「なぜダンテなんですか?」とも質問できない。ま、1年に1回しか来ない床屋さんだから、「なぜダンテ?」などという質問はどうでもいいが、1年に1回しか来ない床屋でいきなり「今井さん、最近またテレビでよく見ますよ」と声をかけられる。CMと言うのは、マコトに偉大なものである。
ヨーク
(ヨーク駅で)

 さて、エジンバラの今井君を見に行こう。9月7日朝、4日間お世話になったバルモラルをチェックアウト。昼間に雨の中で見上げても、灯のともった夜の姿を寒さに震えながら眺めても、まさに宮殿のような豪華なホテルだった。
 クマ蔵の旅の長い歴史の中でも、コモ湖のヴィラ・デステ、マッジョーレ湖のヴィラ・アミンタ、サントリーニ島のカティキエス、そういう夢のようなホテルと肩を並べる高級感と言っていいかもしれない。
 先月のイスタンブール、スイスホテル・ザ・ボスフォラスも夢を見ているようだったが、エジンバラのバルモラルだって、決してヒケをとるものではない。ただしマコトに残念なことに、エジンバラはやっぱり滞在が短すぎ、町が寂しすぎ、9月の雨が冷たすぎた。
 エジンバラからロンドンへの鉄道移動は、5時間弱である。他のヨーロッパ諸国みたいにES/EC/ICのような特急料金が設定されていないから、「何だ、普通列車か」「何だ、各駅停車で移動なの?」と勘違いするけれども、ロンドンまで停車駅は5つか6つしかない。さすがイギリス。「何も言わないけど、特急」なのだ。
キングズクロス
(キングズクロス駅)

 ホントに申し訳ないが、クマ蔵が乗るのは1等車である。2等車だって大好きだが、何しろ5時間かかる。673歳にもなって、5時間も狭い座席で突っ張らかっていくのは、出来れば許していただきたい。
 2011年12月、サンティアゴからマドリードまで夜行列車で7時間の移動を強行したが、あれはあくまで「やむを得なかったから」。やむを得ないわけでもないのに、やむを得ないときの苦しい忍耐を積極的に自らに課すほど、今井君はまだ聖人君子になれてはいない。
 1等車は、乗り込んだときから食堂車並みの高級感である。テーブルにはキレイなカップが並べられ、コーヒーも紅茶も無料で何度でもサービスされる。クッキーとかクラッカーももちろん無料であるが、紙コップじゃなくてチャンとした陶器のカップなのが特に嬉しい。
ジュニアスイート
(ホテルリッツ ジュニアスイート)

 ニューカッスル、ヨークその他、沿線はイングランドとスコットランドの激しい戦闘の記憶でいっぱいだ。進行方向右の車窓は、荒れ果てた北海の風景。寒々とした光景の中に現れたヨークの市街は、かつての荒々しい要塞都市の雰囲気が残る。
 数百年にわたるイングランドとスコットランドのせめぎ合いは、要するに「ヨークをとったりとられたり」である。メル・ギブソンが英雄ウィリアム・ウォレスを演じた映画「ブレイブハート」はいくら何でも荒唐無稽すぎるが、まあ観てみてくれたまえ。ヨークがどのぐらい重要な要衝だったかぐらいは、この映画で理解できると思う。
 こうして2009年9月7日午後、とうとうクマ蔵はロンドンに戻ってきた。2008年12月末にロンドンを離れてから、9ヶ月ぶりのロンドンである。9ヶ月前に購入したロンドン版Suica「オイスターカード」も、有効期間は12ヶ月だからまだチャンと使用できる。
おお、スイート
(おお、スイート)

 到着は、King’s Cross駅。「ハリー・ポッター」シリーズで有名になったスポットが駅構内にあって、大勢の観光客が集まって写真を撮りまくっている。おやおや、何だか知らないが、1枚ぐらい記念写真を撮らないと、バチが当たりますかね。
 宿泊は、ホテル・リッツである。諸君、聞きたまえ、ホテル・リッツである。驚くなかれ、ホテル・リッツである。今井君も出世したもんだ。いいかね、ホテル・リッツである。しかも、キミキミ、無視しなさんな、ジュニアスイートである。ツンツン、知らんぷりしなさんな、ホテル・リッツの、ジュニアスイートである。
 しかも、大したオカネは払っていない。旅はたくさんすればするほど、いろいろお得な特典が向こうから勝手についてくる。あまり盛り上がらないままに終わってしまう今回の旅行だが、その最後の2日間ぐらい こういう贅沢を安く楽しむのも、旅のベテランの特権なのだ。けっけっけ。

1E(Cd) Akiko Suwanai:DVOŘÁK, JANÁĈEK, and BRAHMS
2E(Cd) Akiko Suwanai:DVOŘÁK VIOLIN CONCERTO & SARASATE
3E(Cd) Akiko Suwanai:SIBERIUS & WALTON/VIOLIN CONCERTOS
4E(Cd) Kiri Te Kanawa, Solti & London:MOZART/LE NOZZE DI FIGARO 1/3
5E(Cd) Kiri Te Kanawa, Solti & London:MOZART/LE NOZZE DI FIGARO 2/3
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