2011年05月09日(月)

Thu 110505 新宿にUFO出現 静かに音読する日々→身辺雑記もない ライン河紀行開始

テーマ:ブログ
 連休中のクマ蔵君は、自分でも驚くほど大人しく暮らしていた。「予備校講師の身辺雑記」を書こうにも、身辺に記述すべき雑事さえ発生しないという、オトナな男性グマとしてはいささか寂しい日々が続いている。
 大震災後の余震もすっかり落ち着いて、東京ではこの4~5日間、身体に感じる地震はほとんど起こっていない。おかげで3月11日以来の地震酔いも収まったようだし、お風呂に入る時も「用心のため、すぐに服を着られるように」という気遣いもしなくなった。
 ただし、前回の巨大余震は、確か4月7日頃だったはず。本震から1ヶ月近く経過しての最大余震だったのだから、まだまだ油断はできない。むしろ「最近あまり余震がないね」という言葉が不気味に響かないことはない。
 5月8日には、新宿上空にUFOの大群が出現したとのことである。YouTubeにも、たくさんの白い物体が整然と並んで飛行している動画がアップされている。有名な宗教団体のヒトが撮影したらしい。動画と一緒に、パニックになった女性の叫び声も聞こえる。
 今井君の自宅は新宿から急行電車で1駅5分の所にあって、もしホントに新宿上空にUFOなんかが出現したんだったら、たいへんなことである。今すぐにでも宇宙語の音読を始めるべきかもしれない。
 しかし少なくとも代々木上原界隈の5月8日は、穏やかな連休最後の日曜日。パニックになった女性の叫びなど上がらなかったし、UFOに連れ去られたとか、解剖されたとか、カッパ寿司のキャラクターみたいな宇宙人が3人で散歩してたとか、そういう証言もないようである。
 せいぜい聞こえたものとしては、「あああ、明日から仕事か」と嘆くオジサマたちの溜め息と、近くの幼稚園に通う男の子がパパに向かって「パパ、オナラって、したことある?」と真剣に尋ねる声ぐらいのものである。問題は「オナラって、したことある?」と尋ねられたパパがそれにどう答えたかであるが、それは聞くことができなかった。
土産のグラス
(08年セビージャのグラスと、09年ドイツ・リューデスハイムのワイングラス。ライン河紀行を開始します)

 今井君としては、大震災後ヒッソリしていた飲食店の多くが、どうやらすっかり賑わいを取り戻してきたことを喜ばずにはいられない。この間の金曜日、渋谷区笹塚の焼き鳥屋さんに出かけたら、「満員で入れません」と断られた。おお、こんなことは久しぶりである。入れないのはやむを得ないが、「やむを得ない」と書けること自体が大いにおめでたい。
 仕方がないから、同じ笹塚の串揚げ屋さんに入って、深夜2時まで飲んだ。たった1回で馴染みになった串揚げ屋であるが、諸君、今井君のこの顔だ、馴染みになるもならないも、向こうが勝手に記憶してくれるのである。
 すると、この店に後から入ってきた女子大生3人組が、今井君の「元生徒」。残念ながら「今井先生ですか?」と積極的に挨拶してくれたりはしなかったが、お店のマスターにコッソリ「あのヒト、よく来るんですか? 高校生の時に授業を受けたんですけど」と聞いてくれたのだそうだ。
 油断もスキもないが、うーん、こういう時はぜひ遠慮なく声をかけてほしい。コッソリ盗み見されているのが、一番恥ずかしい。見られているのを知らずに、ごっそり鼻毛なんか抜いて(もちろんそんなことはしないが)涙が止まらなくなったら、たいへんじゃないか。見られているのに、床に落とした串揚げを拾って食べたりしたら(もちろんそんなのは日常茶飯事だが)恥ずかしいじゃないか。
フランクフルト
(09年5月、2週間滞在したフランクフルトの風景)

 「あのヒト、よく来るんですか?」については、一応否定しておこう。この間だってまだ2回目だったのだし、1回目は4月初旬であった。「1ヶ月にたった2回」で「よく」「頻繁に」「often」の副詞をつけるのは間違いだ。正しくは、oftenではなくて、まあ、occasionallyというところであるね。
 「more often than not」というイディオムがある。「非常にしばしば」「頻繁に」という意味の副詞句である。これがなかなか不思議な副詞句で、生徒からもよく「どうしてこれで『しばしば』になるんですか」という質問が来る。
 確かに、notは「…ない」だから、more often than notを文字通り解釈すれば「『ない』よりはしばしば」「ゼロというよりは高い頻度で」であって、つまり「せいぜい1回か2回」。「しばしば」というより、「まれに」「ごく、たまに」のはずである。
 しかし、「せいぜい1回や2回」であっても、「非常に頻繁に」という感覚をもたらす重大事件というものもある。列車の脱線転覆事故、新宿上空でUFOが出現、大地震や大津波の発生、そういう事件はわずか1回や2回でも、「しょっちゅう起こっている」という心理的重圧をもたらすはずだ。
 列車の脱線転覆事故が2回起こったら、その鉄道を平気で利用する勇気のあるヒトはなかなかいないだろう。こうして「たった2回でも『しょっちゅう』の感覚」が生まれ、「more often than not=非常にしばしば」と定着した、そういうイディオムである。今井君は自分自身が受験生のとき、尊敬する予備校講師にそう教わった。今でもその説明が一番わかりやすいと思う。
ドイツの空1
(低く暗いドイツの空。元・西ドイツの首都ボン付近で 1)

 「語学能力を飛躍的に伸ばすには、何より音読だ」。そう教わったのも、やはり受験生時代の英語の先生である。だからこの連休も、近づいてきたドイツ旅行に備え、毎日毎日ドイツ語の音読に励んでいた。
 諸君、今井君はマジメな人間だ。自分ではやらずに怠けていて、無責任に「音読だ」「音読だ」と連呼しているわけではないのだ。「身辺雑記に書くこともないほど大人しく」の連休は、ひたすらドイツ語の音読で費やしていた。
 ドイツに行くのは、2009年5月のフランクフルト2週間以来、2年ぶりである。今回はミュンヘンに10日ほど滞在して、リンツ・ザルツブルグ・インスブルックなど、オーストリア西部の都市にも列車で日帰り旅行を繰り返す予定。ミュンヘン自体も6年ぶりだが、同じ6年ぶりのフュッセンにも足を伸ばそうと思う。
 ついでに、マドリード紀行が終了したばかりのこのブログで、2009年フランクフルト滞在記を始めようと思う。とりあえず、音読ばかりしていて「身辺雑記がない寂しい日々」が続くし、ドイツ旅行前にドイツをオサライしておくのにも絶好だろう。
 しかし何よりも、美しいスペインの青紫の空と、低く暗いドイツの空とを、読者の皆様にも見比べてほしいのだ。ブログ写真で繰り返し示したのが、スペインの11月。これからスタートするライン河紀行で示すのが5月のドイツ。同じハプスグルグが支配した国でも、これほどの違いが厳然として存在する。決して「晴れか曇りか」に還元できない、空気の重さの違いである。
ドイツの空2

ドイツの空3
(低く暗いドイツの空。ボン付近を走るICEから撮影)


1E(Cd) Midori & McDonald:ELGAR & FRANCK/VIOLIN SONATAS
2E(Cd) Akiko Suwanai:SOUVENIR
3E(Cd) Midori & McDonald:ELGAR & FRANCK/VIOLIN SONATAS
4E(Cd) 芥川也寸志&東京交響楽団:エローラ交響曲など
5E(Cd) Akiko Suwanai:SOUVENIR
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