2009年09月04日(金)

Fri 090821 ニューヨーク滞在記4 続・オバ姉さんの話 それにしても座席が狭すぎないか

テーマ:アーカイブ
 いつか、「ボローニャ紀行」の時にも、超不機嫌・韓国系オバサンについて書いた(是非ともFri 080815参照)。フィレンツェからボローニャに向かう電車の中で出会ったオバサンは、おそらくキムチが奥歯に挟まったまま1週間も経ってしまったか、オイキムチのキュウリがC3レベルの虫歯の穴を直撃したかして、彼女もまた「この世の不幸をすべて背負った」「手に触れる全てが不幸に変化する」という超&超フキゲンのご様子。3秒に一度、地獄の底から吐き出す火のような強烈な溜め息をついてみせる。そのあまりの剣幕に、さすがに「底抜けに陽気な」はずのイタリア人たちも恐れをなし、満員の車内に、彼女の周囲にだけポッカリを空席が広がり、私は仕方なく彼女の目の前に座ったのだったが、そのせいで彼女の奮然ぶりはいっそう増して、どうやら私は「火に油を注いでしまった」のであった。北京オリンピックの頃の流行語で言えば「加油!!」である。

(クマに会ったら死んだフリ、その上級者 1)

 こういう経験が他にも連続すると、どうもこれは韓国家庭での厳格なしつけの結果なのかもしれない、と思うようになる。昔の日本にはヤマトナデシコなどという言葉もあったが、同じように韓国でも「韓国女性たるもの、他人の多く集まる場所で、無意味にニコニコしたり、機嫌のよさそうな気配を見せるような、ふしだらなことをしてはならない。日本の女性みたいに、ところ構わずニコニコしているなんて、ふしだらきわまりない。他人の前では常に不機嫌でいること、徹底的に不機嫌でいること、不機嫌な表情で他人を寄せつけない、そのぐらいの気迫を持つべし。本来なら家族に完璧に守られてこそ、しとやかな韓国女性。人前に出たら、自分で自分の身を守ること」。そういうふうにしつけられていれば、ああいう様子もまさにうなずけるものだし、(めったに見ないけれども)韓国ドラマに描かれる激烈な韓国の家庭を見れば、そういう厳しいしつけが21世紀の今も続いているのかもしれない、そう考えてしまうのである。

(クマに会ったら死んだフリ、その上級者 2)

 オバお姉さんの存在を何とか忘れるために、ANAの機内で映画を3本も見た。「Duplicity」「おっぱいバレー」「剣岳 点の記」である。こういう厳しいシチュエーションでは「おっぱいバレー」みたいな、冒頭の5分を見れば結末まで全部見えてしまうような映画ぐらいしか見る気になれないのも理解できるだろう。「Duplicity」は、最後まで誰がダマされているのか予測がつきにくい、なかなか凝った筋書きである。しかし、日本語のサブタイトルがいけない。何なんだ、「スパイはスパイにウソをつく」ってのは? そんなの、当たり前じゃんか。スパイがスパイにいちいち本当のことを言ってたら、たいへんじゃんか。思わず隣りのオバ姉さんにならって奮然とするところだったが、ま、中身が面白かったから許してあげることにした。

(賑わうタイムズスクエア 2009.8)

 それにしても、さすがにこのエコノミーシートは狭すぎるのではないか。前のシートに常に膝がぶつかり、膝頭がこすれて痛くなるほどである。私にとって「脚がつかえた」というのは初めての体験。「つかえた」=「脚が長過ぎて処置に困った」ということだから、幼い頃から短足すぎて苦労ばかりしてきた私にとっては、ある意味嬉しい一コマだったのかもしれない。何しろ、スーツを買うたびにパンツの裾上げがたいへんなのだ。裾の寸法を測って待ち針を刺している店員が無意味にニコニコしているだけで、「何か問題でもありますか?」と厳しく質問したくなるほどである。

(単なるマックでも、タイムズスクエアならこんな感じ)

 しかし、嬉しい一コマとはあくまで「一コマ」だからこそ嬉しいのであって、一コマが14時間連続し、左足の危機を感じ続け、1時間ごとにトイレでコッソリ左脚キックを繰り返すようなシチュエーション、咳に帰ってくるたびに韓国系オバ姉さんが最大の不幸でもあるかのように深い溜め息をつく状況、しかもそこから毛布のかけ直しが30分も続く状況では、その嬉しさが継続するはずはないのである。
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