第9部 幻(フレア) 第16章 誰かのシナリオ | ブログ小説 第10部 ブルー・スウェアー

「容疑者は供述の中であなたが女性にいつも守られている強運の持ち主だといってましてね、私は少しだけ調べさせてもらいました。誘拐事件の細かい部分というやつを少し調べてみたら、碧名さんという隣人のことを添田は恨んでいた可能性があるんですよ」

「そうかもしれないですね」

「あなたが助かったことで恨んでいる訳じゃなくて、あの碧名さんの父親はクラタ工業で働いていたそうなんですよ。そして、添田の母親はあの隣の家で亡くなった場所なんですよ。何を意味しているかわかりますか?添田の母親は助けてもらえなかったかもしれないんですよ。母親が助けて貰えなくて、あなたは助かったんですよ。もっと大きくいうとつまり、母親は見殺しにされたかもしれなくて、あなたが助けられたかもしれない。そう思ったら碧名さんを恨んでいたかもしれないでしょう!!」原嶋のセオリーに悠人はいささか失望した。

「あなたの想像で話しているとしたら、今、あなたに期待したことに失望しました」

「そうですか?添田は母子家庭で育ったんですよ。なぜ母親が自殺をしたのか、考えたことがありますか?」

「ないです」

「添田の母親は奏子といいましてね、海で尼として働いていたんですよ。父親は教師だった継母と再婚していますが、添田は母親をしたって聞いています」原嶋の言葉に悠人はいつか父親がそんな訳がないと言下に否定した時のことを思い出した。

「私もまだそこまで詳しくはわからないのですが、碧名という女性の一家がいなくなったことと、添田の誘拐事件は何か関係があるような気がします。匂うんですよ。私のシックスセンスというものが疼いているんですよ。だから碧名という家をもう一度僕は調べてみたいと思います。あなたも、あなたの父親は叩けば埃が事件が終わったとはいえ、いくらでも出てくると思いますので、あなたも父親の社長さんにきいてもらえたらいろんなことが早く解決すると思いますよ。親友を裏切ったことは想像以上に闇は深いような気がしますから」原嶋は意味ありげにいった。

{9DA41E1E-5232-4E45-A4F1-AD068C15C7FF}


p.s
すごいんですっ!!エネルギーの応用から依存症の症状が改善されるかもしれない原理がわかった気がします。実は私も、未だに改善されない依存症状があり、それは不安になるとたまに占いに不安を吐露する依存症が前ほどではないんですが💦前に鬱っぽさ、クセが改善され、今度は依存症の症状が改善されるかもしれない原理がエネルギー的な観点からわかったかもしれなくて、私はこの原理が本当なのか?自分自身に対して自信を持って証明したくて、今日から1年間占いはしないことにしました。実はこの間、このエネルギーの原理で効果があったかもしれないことは思い込みだったのではないか?という信憑性に対して不安になり、占ってもらったら、 「案外、思い込みではないみたいで、自信を持ってもいいと思う」と言われ、世界で誰もわからないすごい原理な訳で正しいのかわからないんです。

でも更に依存症の改善という観点からも答えがわかった気がして、自分に自信をつけるために私も不安が押し寄せると占い依存っぽく、相談するクセがあるので、今日からこの占いでの相談をいい意味で改善できるか実験的意味合いもこめて1年間の停止を自分自身に課してみることにしました。
「案外、思い込みではない」と言われたことが、なんか嬉しかったニコニコ

p.ps
あと付け加えると、その気づきと発見がもっと発展していくと言われ、もっと自信をもっていいみたいよ♪と言われ、これから1年間は占いをポジティブ禁止ということにしました。エネルギーは占いではないので、占いを超えることができるか?結果はいかに?

{446B795D-4622-4F06-B309-C00DB48E880D}